大反響!!TBS『魔王』最終回!

2008年9月10日 (水)

「差出人不明のタロットカードが届く時、連続殺人の幕がひらく」
自分の大切な人ばかりが、次々に殺されていく―――

「魔王」オリジナル･サウンドトラック
　　
2008.9.10発売

事件の鍵を握る、犯行声明のタロットカード。
謎が謎を呼ぶ連続殺人。カードは殺人ゲームの予告ではなく、癒されるこのない深い悲しみと怒り。肉親を無惨に殺された男の全てを賭けた美しく悲しい復讐計画...。

綿密に張りめぐらされた復讐の伏線と驚愕の展開に、それぞれの宿命の波にもがきつづける人間たちを真摯に丁寧に描いたTBS金曜ドラマ『魔王』がドラマの常識を覆す、大胆な発想と練りに練られたストーリー展開で反響を呼び、いよいよ最終話を迎えました！

ラストシーンで流れていたあの歌声、あの曲･･･

領（大野智）の復讐劇がついに終焉を迎えようとしていたその時、直人の恐怖と憎悪、そして深い悲しみが何かに変わる･･･

…生きて下さい、
精一杯…自分の為に生きてください
…友雄さん…許してください、
俺のことも…あなた自身も…

ふたりを結んだ11年前のあの忌まわしい事件が導く衝撃の結末。

その衝撃のラストでも流れていたのが、澤野弘之がこのドラマのために新たに試みたという"教会音楽風のヴォーカル曲"。その歌声とメロディは、一筋の光に照らされたカテドラルでこだまする聖歌を思わせる静謐さ。復讐を遂げることに生きる人間の極限的な絶望感、そして罪から目をそむけ贖罪から逃れ生きてきた者の悔やみきれない過去への逡巡...安らかさでもなく清らかさとも違う、そんなラストの心象をあぶり出す、とても印象深い鎮魂曲（レクイエム）です。

『医龍』を手がけた澤野弘之渾身のサントラ!

　そして9/10、このオリジナル･サウンドトラック『魔王』が緊急発売。音楽を手がけるのは、『医龍』、『ハチワンダイバー』、『タイヨウのうた』、『東京タワー-オカンとボクと、時々、オトン』、『陰日向に咲く』など、映像音楽家九方面のヒット作品を音楽を手がける澤野弘之その人。

　そんな数多くの作品の中でも、今回の『魔王』サウンドトラックは澤野氏自身も「ハードな曲調のものからバラードまで、どの楽曲も納得いくまで突き詰める事の出来た」という渾身の作。自身のブログでも”様々なサウンドトラックを手がけてきた中で、特に手応えを感じている作品の１枚”と、この作品に強い思い入れを語っています。

　サスペンスや刑事もののドラマが好きだという澤野氏、そのバックで流れる音楽に日ごろから魅力を感じ、いつかそんなドラマの音楽を担当したいと「サスペンスドラマの為に暖めてきた曲」が、今回の『魔王』のメインテーマ曲となったとか。また、劇伴音楽の各楽曲も、ロック、テクノ、バラードなど多彩なサウンドで、ドラマの展開や登場人物の心理描写、名シーンに見事にシンクロしています。また、ドラマ開始直前ダイジェスト使用曲や、彼が新しい試みをしたという教会音楽的なアプローチのヴォーカル曲もぜひチェック。

ドラマの映像を思い出しつつ、このサウンドトラックでは楽曲本来の響をを１曲１曲楽しむことができます!!

ドラマの原作は韓流ドラマ『魔王』

このドラマの原作は、韓国ＫＢＳで放送され、『魔王族』と呼ばれるファンたちが何千人という規模で集会を開いたほどの社会現象を起こした、チュ・ジフン（ドラマ「宮」）、オム・テウン（ドラマ「復活」）、シン・ミナ（ドラマ「このろくでなしの愛」）主演大ヒット韓流ドラマ。

韓国『魔王』オリジナル･サウンドトラック』
　Bobby Kimが自身のグループBuga Kingzと共に参加し、メインテーマ「後ずさり」を提供していほか、JK キム・ドンウクが歌うラブテーマ「愛さないで下さい」など、話題のミュージシャンが参加した全17トラック。音楽監督を務めるシンガーパク・ハッキやNoelの歌もフィーチャーされ、こちらも人気の１枚！！