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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - August 17th, 2008 -

Sunday, August 17th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

発売中

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!

『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  August 17th, 2008
 
 
Isaac Hayes - obit

Floyd Newman “Frog Stomp” 2.09
The Complete Stax/Volt Singles 1959-1968/ The Complete Stax/Volt Singles 1959-1968/Atlantic 7 82218-2 所収

  8月10日に65歳で突然亡くなったアイザック・ヘイズはソウル・ミュージックの歴史の中で極めて重要な人物でした。メンフィスのスタックス・レコードで、まず60年代にピアニスト、ソングライター、編曲者、プロデューサーとして、サム&デイヴの一連のヒットをはじめ、裏方としての貢献があり、そして「シャフト」のテーマに象徴される本人のソロ活動もありました。その両方の面を小特集で伝えながら彼を追悼します。

Sam & Dave “Hold On, I’m Comin’” 2.20
Hold On, I’m Comin’ Hold On, I’m Comin’/Atlantic WPCR25212 所収

Otis Redding “Try A Little Tenderness” 3.51
Very Best of Otis Redding The Very Best of Otis Redding/Atlantic AMCY502 所収

Isaac Hayes “By The Time I Get To Phoenix” 6.45
Hot Buttered Soul Whatcha Hear Is Whatcha Get/Stax PVCP8113 / Hot Buttered Soul 所収

 
 
 

Robert Plant & Alison Krauss “Fortune Teller” 4.30
Raising Sand Raising Sand/Decca UCCU1162 所収 

  アイザック・ヘイズは今月20日に66歳の誕生日を迎えるはずでした。同じ誕生日で今年で60歳のロバート・プラントがアリソン・クラウスと共演したアルバムから、今度はほとんどプラントのソロという感じのこの曲、R&Bの古典曲のカヴァーを紹介します。
 
 
 

Johnnie Allan “Lover’s Question” 2.04
Essential Collection Essential Collection - the second volume/Jin 9065所収

  プラント氏も大好きなルイジアナ州の「スワンプ・ポップ」の代表的な歌手、ジョニー・アランは一般的な知名度はありませんが、見事な歌手です。これはクライド・マクファターが50年代に歌った、これもR&Bの古典曲といっていいものです。
 
 
 

Amos Garrett “Ha Ha In The Daytime” 6.06
Get Way Back/Stony Get Way Back/Stony Plain SPCD1330 所収

  そしてもう一つ昔のR&Bのカヴァーです。ブルーズ界の詩人ことパーシー・メイフィールドの曲を特集したギターの天才エイモス・ギャレットの新作から。国内盤も出ましたから、皆で聴こうぜ!
 
 
 

Ali Farka Toure & Toumani Diabate “Kaira” 4.22
In The Heart of The Moon In The Heart of The Moon (bonus CDR)/Rice WCR363 所収

  マリの2人の巨人、ギターでは2年前に亡くなったアリ・ファルカ・トゥーレ、コラではトゥマニ・ジャバテ。2人だけの共演作がようやく日本で発売されるに当たって、ライヴのボーナス・トラックを2曲収録したCDRがおまけで付いています。その中の曲をお届けします。
 
 
 

Jean Bosco Mwenda “Mama Kilio-e” 3.01
The Very Best of Hugh Tracey The Very Best of Hugh Tracey/Beans BNSCD571 所収

  50年代のコンゴで注目されたアコースティック・ギターのジャン・ボスコ・ムウェンダ。彼の演奏を初めて録音したイギリスの音楽学者ヒュー・トレイシーの活動をまとめたコンピレーションのCDに、最近発見されたこのムウェンダ氏の未発表曲を6曲ボーナス・トラックとして付け加えています。これはその一つです。
 
 
 

Soothsayers meet The Red Earth Collective “History” 4.20
Don’t Give Up The Fight/P Don’t Give Up The Fight/P-Vine PCD93159 所収

  「アフロ・ダブ」と呼ばれている(らしい)スーッセイヤーズは初めて聴いたグループですが、アフリカ風味のルーツ・レゲェといった雰囲気で、なかなか好印象でした。歴史を知ることが大事だというメッセージを持った曲です。
 
 
 

Issa Bagayogo “Dunu Kan” 6.07
Mali Koura Mali Koura/Music Camp MCS3073 所収

  マリのイッサ・バガヨゴはアフリカの音楽にエレクトロニクスをとても粋に取り入れる独自のスタイルを持ったミュージシャンです。最近それにジャズの要素が加わって、更に面白くなってきました。
 
 
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