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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - April 6th, 2008 -

Tuesday, April 8th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 


『魂(ソウル)のゆくえ』新版 ピーター・バラカン著

4月12日 発売予定

  ソウル・ミュージック・ガイドの決定版、待望の復活!
1989年に新潮文庫の1冊として刊行された『魂(ソウル)のゆくえ』は、長年多くの音楽ファンに愛され、また多くの音楽ファンを育ててきた名著ですが、長らく絶版となっていました。その『魂(ソウル)のゆくえ』に大幅な加筆を施し、CDガイドも最新のリリース状況に合わせて一新した上で、装いも新たにお届けする全音楽ファン待望のニュー・ヴァージョン登場です!『魂(ソウル)のゆくえ』新版 特集ページへ
 
 
  April 6th, 2008
 
 

Thomas Mapfumo “Ndogura Masango (Hitting The Road)” 6.10
Little Walter CD Rise Up/Real World CDRW136 所収

  ジンバブウェで大統領選挙と議会選挙が行われ、議会の方では28年間独裁的な政権が続いているムガベ大統領のZANU-PF党は負けたようです。大統領選挙の結果はまだはっきりしませんが、もう一度決定戦が行われることになりそうです。ムガベ政権に批判的な立場をっている関係で、命への心配からアメリカで亡命生活を送っているトマス・マプフーモが故郷に帰れるのはいつでしょう…
 
 
 

Jimmy Nelson “I Sat and Cried” 2.59
Bo Diddley “Mona” 2.20
Little Walter CD Theme Time Radio Hour with your host Bob Dylan/MSI 所収

  ボブ・ディランがDJを務めるゴキゲンなラジオ番組Theme Time Radio Hour。その1年目に放送された中から50曲が2枚組のCDで発売されました。かなり渋めのルーツ・ミュージックという内容はこの番組が好きな方なら絶対にお薦めです。
 
 
 


Ry Cooder “Long Ride” 3.11
Norah Jones “The Story” 4.10
Little Walter CD My Blueberry Nights/Blue Note TOCP70463 所収

  ノーラ・ジョーンズが主演の映画「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は彼女がいるからいいような気がしないでもありませんが、サウンドトラックの音楽を担当しているライ・クーダーのインストルメンタルの曲と共に、サウンドトラック盤に収録されている彼女の新曲もどうぞ。
Ry Cooder “Long Ride” 3.11 Norah Jones “The Story” 4.10
 
 
 

Eilen Jewell “High Shelf Booze” 3.36
Marilyn Mazur with Jan Garbarek CD Letters from Sinners & Strangers/Signature Sounds SIG2006 所収

  番組のリスナーから色々な作品を教えてもらうのはいつも嬉しいものです。このイーリン・ジュエルという人もそうです。ややブルージーなルーツ・ミュージックですが、とても気に入っています。
 
 
 


Allison Moorer “Daddy, Goodbye Blues” 3.58
Marion Williams CD Mockingbird/New Line NLR39106 所収

  アリソン・ムアラーはシェルビー・リンの妹です。どちらかといえばオールターナティヴ・カントリー風のシンガー・ソングライターですが、この新作は一曲の自作を除けば全てカヴァーです。ジョニー・キャッシュやジョーニ・ミチェルなどのよく知られた曲もあればもっと渋い選曲もありますが、これは20年代に活動したブルーズ・シンガー、マー・レイニーが歌ったものです。アリソンとシェルビーはまだ十代の頃に目の前で父親が母親を射殺し、そして自分も死ぬというトラウマを経験しているので、こんな選曲は彼女にとって特別な意味があるでしょう。
 
 
 

Shelby Lynne “Pretend” 3.06
Johnny ‘Guitar’ Watson CD Just A Little Lovin’/Lost Highway B0009789-02 所収

  そして姉のシェルビー・リンです。彼女の新作も自作一曲以外はダスティ・スプリングフィールドの歌で知られる曲ばかりですが、今回はその自作を聴いていただきます。
 
 
 

Ben Sollee “A Change Is Gonna Come” 3.35
The Mississippi Sheiks CD Learning To Bend/Crash Avenue ?? 所収

  同じオトナマズで活動しているDJバーニング・キャンドルが教えてくれたこのベン・ソリーはチェロを弾くケンタッキーのシンガー・ソングライターです。サム・クックの名曲を取り上げていますが、かなり歌詞を追加しています。
 
 
 

Richard Julian “Man In The Hole” 4.48
Mozaik CD Sunday Morning in Saturday’s Shoes/Manhattan TOCP70483 所収

  こちらもシンガー・ソングライターですが、ニュー・ヨークの人で、以前ノーラ・ジョーンズと一緒にリトル・ウィリーズというセッション・グループのメンバーでもありました。歌もギターすごく個性的で、作詞も面白いです。
 
 
 

Gwyneth Paltrow and Huey Lewis “Cruisin’” 3.31
Georgie Fame CD Huey Lewis & The News: Greatest Hits and Videos/Capitol 09463-63380-2-6 所収

  元々スモーキー・ロビンソンの歌ですが、このヴァージョンはDuetsという数年前の映画のサウンドトラックからです。アメリカのカラオケ・バーのシーンを舞台としたこの映画ではヒュイー・ルイスはカラオケ・ハスラーの役を演じますが、これは意外に面白くて、一見の価値があります。ヒュイーは間もなく久々の来日を果します。
 
 
 

Todd Rundgren “Love Of The Common Man” 3.34
War CD Singles/Victor VDP9029-30 所収
上記CD廃盤のためBest Of からご紹介
ダウンロードは 誓いの明日 所収

  トッド・ラングレンはちょっと前にソロ・ツアーをしましたが、音程が外れたり、練習不足が著しかったです。今度はしっかりとバンド形式になっているのでそんなことはないでしょう。それにしてもいい曲を作る人です。
 
 
 

Mozaik “Mary Rogers/Siun Ni Dhuibir” 4.50
War CD Changing Trains/Deight XBCD2001 所収

  もう始まったモザイクの来日公演。7日は横浜のサムズ・アップ、8日は渋谷のデュオ・ミュージック・エクスチェインジュ、9日は吉祥寺のスター・パインズ・カフェです。
 
 
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