TOP > Movie DVD・BD > News > Japanese Movies > アフガニスタン映画祭

アフガニスタン映画祭

Monday, March 10th 2008

アフガニスタン映画祭


3月9日(日)13:30より、お茶の水女子大学 本館 徽音堂にて、アフガニスタン映画祭が開催されました。

HMVでは以前、NPO法人 クロスアーツの穴沢健郎さんと村山達哉さんに、『アフガンドキュメント』でインタビューをさせて頂いたこともあり、こちらの映画祭にお招き頂きました。

今回の映画祭は、いのち、女性、復興。と掲げ、「アフガニスタンと女性」をテーマに、イスラム世界の中での女性について、様々な角度から取り上げた映画が5本、上映されました。





上映作品は、

カブール・トライアングル (「生計をたてる人々」のみ)  平成17年度 東京ウィメンズプラザ民間活動助成事業 30分

アフガンの現状を、カブール大学・天理大学・クロスアーツの協働製作でドキュメントに仕上げた。小さい子供たちが、レンガを運び、車を修理し、道路作りという重荷を背負っている。監督のサラムは、このドキュメンタリーで、木材売り、鳩売り、金物工、建設現場の労働者、川の水を使ったタクシー洗車、そして職を求めて町中に集まった殺気立った群衆を次々ととらえて行く。これまでマスコミに黙殺されてきたかのような民衆のあまたの声がむせ変えるように収録されている。


カブール・シネマ  監督:ミラウィス 18分 (2003年制作)

映画を愛する少年の物語。少年は映画が大好きで映画館に通いつめている。ある日、内戦で飛んできたロケット弾で、映画館が破壊されてしまう。少年は、壊れた映写機の部品や焼け焦げたフィルムを拾い集めて、「移動映画館」を作り、少年少女に映画を見せるが、話しを聞きつけたタリバンの兵士が少年の映写機を壊してしまう。少年は罰として顔を黒く塗られ、町で晒し者にされる。


石打ち刑  監督:アーマディ・ラティフ 34分 (2004年制作)

タリバン支配下の伝統的な男社会に生きるアフガニスタン女性の悲しみを描いた作品。一人の女性が男に暴行を受けて妊娠してしまう。彼女は隠れて出産しようとするが、運悪くその男により世間に知られることとなり、石打ちの刑を宣告される。彼女に乱暴した男は、彼女の13歳の妹と結婚する。彼女は自らの命を・・・。アフガンフィルム所長でもあり、監督でもあるラフィフ渾身の新作。


ウーマン イン シネマ  監督:アミナ・ジャファリー 20分

ある女性監督が映画を製作するために女優を捜すが、なかなか見つからない。そうした経緯の中でアフガニスタンにおける映画産業への女性参加の困難さがつぎつぎに浮き彫りにされていく。1990年代のタリバン台頭で娯楽が禁止され、しかも女性たちは外出を制限された。しかし、昔からの男性優位の慣習も関わっているのではないか。女性の目線から見たアフガン映画最前線のルポ。


ストレンジャー  監督:セディク・バルマク 39分 (1985年制作)

田舎で幸せに暮らす農夫とその妻。農夫の妻の歌声の素晴らしさは村の評判だった。ある日、それを聞きつけた地主と外人がやってきて、その歌声を聞きたいという。妻が人前で歌うのはご法度。夫婦はそれを望まなかったが・・・。怒りにかられた農夫はライフル銃を村の知り合いに借り、復讐に走る。しかし・・・。





お茶の水女子大学では、国籍・年齢を問わず、女性の年齢を問わず、女性の成長を支援し、その資質能力の開発を使命とされています。「女子教育を通じての国際協力」を実施可能な貢献と考え、学校内に、開発途上国女子教育協力センターが設置されているということで、今回の映画祭のテーマに、まさにぴったりな場所での開催となりました。

当日は、NPO法人 宇宙船地球号 山本敏晴さん、大竹昭子さん、そして、お茶の水女子大学 森義仁さんに加えて、穴沢健郎さんと村山達哉さんの5人による、アフガニスタンについて、芸術について・・・などの、興味深いお話しを伺える時間もたっぷりと用意されていました。


アフガニスタン映画祭


自分の目で見て、自分の耳で聞かなければわからない、アフガニスタンの現状を映像で、お話しで窺い知ることができる、この貴重な映画祭が、今月23日(日)にも開催されますので、ご興味のある方はぜひ、足をお運び下さいね。





第3回アフガニスタン映画祭

3月23日(日) 日本工学院専門学校 蒲田キャンパス デジタルシネマシアター(3号館) 13:00〜  入場料:無料


デジタル映像が描き出す、復興するアフガニスタンの今。

アフガニスタン映画祭は、今回で第3回目を迎える。国境を超えた文化交流がデジタル技術によって、ひとつの映画作品になった。日本とアフガニスタンのクリエーターが協働で製作したハイビジョン・デジタル映画『THE ROOT』の上映をはじめ、先日帰国したNPOピース・ウインズ・ジャパンの山本氏らによる「最新アフガニスタン報告」。そして『THE ROOT』の監督であり、アフガンフィルムズ所長のアーマディ・ラティグ氏による講演、「復興途上国におけるデジタル映像の可能性」をテーマにしたシンポジウムを予定。


上映作品は、

NPO CROSS ARTS PRESENTS JAPAN & AFGHAN MOVIE  『THE ROOT

アフガニスタン映画の巨匠、アーマディ・ラティフ監督とNPOクロスアーツの協働作品

プロデューサー:村山達哉
制作総指揮:井上春生

監督:アーマディ・ラティフ 65分 (2008年制作)
音楽:大沢伸一

25年ぶりにカブールに足を踏み入れたアフガン人の男がいた。ヤコブ・シェルゾイ。カナダに家族を持つヤコブは、アフガニスタンの物価高に目をつけ、実家を売りにやってきた。しかし、廃墟と化した敷地を見て絶望する。ヤコブは売買を目的に、実家の再建を試みた。庭に張っていたブドウの根を生かし、1年後ブドウの木も成った。ヤコブの元に豪邸を売るためにバイヤーがやってきた。するとヤコブは、意外は行動を見せる。


カブール・トライアングル (「生計をたてる人々」のみ)


ストレンジャー





関連記事

cinemusicaシリーズ、イッキミ上映決定!
「アフガンドキュメント」 穴沢健郎&村山達哉インタビュー





井上春生
Tokyo Grand Orchestra


ページTopへ戻る

Japanese MoviesLatest Items / Tickets Information