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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Feb 24th, 2008 -

Tuesday, February 26th 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
  Feb 24th, 2008
 
 

Justin Adams & Juldeh Camara “Sanakubay” 4.02
Justin Adams & Juldeh Camara CD Soul Science/Rice WWR806 所収

  2007年度ベストの一つに選んだアルバムですが、雑誌に二人のインタヴューが載っていて、それを読んでいたらまた聴きたくなりました。
 
 
 

Toumani Diabaté “Cantelowes” 6.57
Toumani Diabaté CD The Mandé Variations/World Cicuit WCD079 所収

  トゥマニ・ジャバテはマリ出身の世界的な名手です。彼が演奏するコラは21弦のハープといった類いの楽器ですが、オーヴァーダビングの全くない彼の独奏を聴いていると2人のミュージシャンが共演しているように聞こえることが多いです。20年ぶりに完全なソロ作を作りました。
 
 
 


Omar Sosa “Mon Yalala” 3.52
Omar Sosa CD Afreecanos/Ota OTA1019 所収

  オマール・ソーサはキューバ人のピアニスト。キューバの音楽は元々アフリカ的な要素が多いですが、彼は改めてそのキューバン・ミュージックを北や西アフリカのスタイルと混ぜることで新たな音楽を作っています。今度アフリカのミュージシャンも含むカルテットで来日します。3月15日は横浜のモーション・ブルー、16日と17日はブルーノート東京です。
 
 
 

Angá “Tumé Tumé” 2.55
Angá CD Echu Mingua/World Circuit WCD071 所収

  こちらもキューバのミュージシャン、アンガ・ディアス。2006年に45歳で心臓発作のため亡くなったパーカショニストです。オマール・ソーサは新作を彼に捧げていますし、この曲に参加しているババ・シソコはオマールのバンドの一員として来日します。
 
 
 


George Benson “Six To Four” 5.04
George Benson CD Breezin’/Warner Bros WPCR25050 所収


Eric Gale CD CubaníSimo/Piranha CD-PIR1252 所収

  毎年グラミー賞の時期に「グラミーの殿堂」に数十タイトルのアルバムと楽曲が加えられます。今年の殿堂入り作品から、アルバムとして選ばれたこの1976年の名盤を改めて紹介します。それまでジャズの世界だけで知られていたジョージ・ベンソンはいきなりポップ・スターになりました。
 
 
 

Slim Harpo “I’m A King Bee” 2.55
Slim Harpo CD The Best of Slim Harpo/Rhino R2 70169 所収
Rhino盤は廃盤〜Hip O Records の『Best Of』に所収

  これも曲として殿堂に選ばれました。1957年の曲、後にローリング・ストーンズがデビュー・アルバムで取り上げたことで有名になったといってでしょう。
 
 
 

The Mississippi Sheiks “Sitting On Top Of The World” 3.12
The Mississippi Sheiks CD The Roots of Robert Johnson/Yazoo 1073 所収
Mississippi Sheiks『Honey Babe Let The Deal Go Down -Best Of』所収

  フィドルを大きくフィーチャーした1930年のミシシッピー・ブルーズ。後にハウリン・ウルフのヴァージョンで有名になった曲です。これも殿堂入りを果しました。
 
 
 

The Orioles “Crying In The Chapel” 3.01
Jose James CD The Doo Wop Box/Rhino R2 71463 所収

  そしてこれも。1953年、草分けのドゥー・ワップの名曲です。元々カントリー歌手が歌っていた曲ですが、オリオールズのレコード会社の営業マンが南部へ出かけた時たまたま耳にして、絶対にヒットするものだと確信したことから彼らが録音することになりました。
 
 
 

Arlen Roth “Unchained Melody” 5.07
HarArlen Roth CD Toolin’ Around Woodstock/MSI MSIG0461-2 所収

  ミュージシャンよりも教則本などを作る人として知られるギタリストですが、さすがにうまい!元ザ・バンドのドラマー、リーヴォン・ヘルムを相棒に作ったルーツ・ロックの饗宴といった内容。テレキャスターの音が好きな方には特にお薦めします。この曲には参加していませんが、ゲストとしてサニー・ランドレスもいます。
 
 
 

Lulu “Here Comes The Night” 2.50
Lulu CD The Bert Berns Story - Twist and Shout: Vol 1 - 1960-1964/MSI MSIG0459 所収
ダウンロードは『Something To Shout About』所収

  「トゥイスト・アンド・シャウト」の作者として有名なバート・バーンズはソングライターでもプロデューサーでもありましたが、その両方の活動をまとめたコンピレイションのCDが出ました。この曲は若きヴァン・モリソンがいたゼムのヴァージョンでヒットしましたが、ルルのこっちの方がオリジナルでした。
 
 
 

Maria Muldaur & Tracy Nelson “Up Above My Head” 3.45
Maria Muldaur & Tracy Nelson CD Shout, Sister, Shout! - A Tribute to Sister Rosetta Tharpe/MC Records MC0050 所収

  「トゥイスト・アンド・シャウト」の作者として有名なバート・バーンズはソングライターでもプロデューサーでもありましたが、その両方の活動をまとめたコンピレイションのCDが出ました。この曲は若きヴァン・モリソンがいたゼムのヴァージョンでヒットしましたが、ルルのこっちの方がオリジナルでした。
 
 
 

Daiku Tetsuhiro & Chindon Tsushinsha “Araiso no uta” 3.01
Daiku Tetsuhiro & Chindon Tsushinsha CD Jinta Wonderland/Off Note ON-58 所収

  最後は、沖縄をテーマとして写真展が開催中という話題で、沖縄の音楽でお別れ。
 
 
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