病葉流れて

Tuesday, February 12th 2008

堕ちてゆく･･･溺れてゆく･･･夢の果てに

白川道の自伝賭博小説でもあり、若者のバイブルとなった青春小説が原作

『流星たちの宴』でデビューを果たし、ハードボイルド作家として注目され、『天国への階段』『単騎、千里を走る。』など数々の作品を発表している白川道が1998年に発表した、『病葉流れて』の映画化。

監督には、2005年初監督作品『心中エレジー』でベルリン・アジア　パシフィック映画祭など3つの国際映画祭で最優秀作品賞を受賞し、独特の世界観で観るものを魅了する亀井亨。

ギャンブルに溺れていく主人公・梨田雅之役に、2年ぶりの映画出演となる、村上淳。梨田の運命を左右する永田一成役には、田中哲司。梨田との不思議な関係に戸惑うヒロイン・テコ役に、吉野紗香。梨田を魅了する片桐姫子役に、坂井真紀など。

亀井監督は、今回の作品の撮影に入る際、「それをあたかも凝縮された人生の1ページのように伝え、狂おしい青春の激しい感情を縦軸にすることで、ギャンブルファンだけでなく、幅広い観客にみてもらえる青春ドラマ、ビルドゥングス・ロマン作品にしようと考えている」と語った。

3月25日リリース。

STORY

時代は、学園紛争全盛期、梨田雅之（村上淳）はあるきっかけで、大学の先輩・永田一成（田中哲司）と知り合う。永田は、4浪2留の異邦人のような男で、麻雀が強いという噂であった。雅之は、この虚無的で破滅の匂いがする永田が気になり、接触を試みる。

そこで彼が見たものは、「麻雀博打」の世界･･･

病葉流れて

今まで感じた事のない程、刺激的な世界であった。その世界に急激にのめり込んでいく雅之。そんな時、喫茶店で働くテコ（吉野紗香）という女性と出会い、やがて惹かれ合うようになる。

ひたすら博打に明け暮れる毎日。そして、恋愛にもはまっていく雅之は、ただ一瞬の狂喜を味わうためだけに生きる。

人間としての価値を見い出せず、博打や快楽に溺れてゆく雅之を待ち受けるものとは･･･。

STAFF

監督：亀井亨

原作：白川道　「病葉流れて」　（幻冬舎文庫）
主題歌：ohashi Trio　「GRAVITY♯2」

CAST

村上淳、吉野紗香、田中哲司、洞口依子、坂井真紀
綾田俊樹、益子梨恵、岸本祐二、今宿麻美、出合正幸
仁科克基、池内博之（友情出演）、中村映里子

2008年2月16日（土）より、レイトショー決定！

関連記事

テレビばかり見てると馬鹿になる

亀井亨

村上淳

ページTopへ戻る

Japanese MoviesLatest Items / Tickets Information

商品・チケット情報TOPへ戻る

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.