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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Jan 20th, 2008 -

Tuesday, January 22nd 2008


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Jan 20th, 2008
 
 

Dave Edmunds “Crawling From The Wreckage” 2.51
Dave Edmunds CD Repeat When Necessary/Swan Song AMCY79 所収

  インドに関する面白い新聞記事がありました。最近世界で最も安い車が発売され、自動車産業が非常に活気づいていますが、これまで小さなスクーターに頼っていた多くのインド人が免許を取得する前から車を買い、危ない運転をしていると言う内容でした。ちょっと怖い話ですが、思い出したのは79年のデイヴ・エドマンズが歌ったこの危険運転の歌でした。
 
 
 

Graham Parker “Crawling From The Wreckage (Revisited)” 3.32
Graham Parker CD Your Country/Bloodshot 106 所収

  同じ曲を、今度作者自身、グレアム・パーカーのヴァージョンで。テンポを落とし、何だかボブ・ディラン風に歌ってみたという印象ですが、2004年の作品からです。
 
 
 


Jeff Lang “Mr. God” 3.50
Jeff Lang CD Between The Dirt and Sky/P-Vine PCD93082 所収

  2月に来日する予定のオーストラリアの歌手でスライド・ギタリストのジェフ・ラング。向こうでは数枚のアルバムを既に出しているヴェテランのミュージシャンですが、初めて紹介される日本では、彼の過去の作品から選曲されたコンピレーションが発売されます。この曲はゴッドさんが就職に面接に現れるというやや皮肉っぽいものです。因みに、公演は2月18日、下北沢のクラブ440、19日、横浜のサムズ・アップです。
 
 
 

Derek Trucks Band “I Wish I Knew (How It Would Feel To Be Free)” 4.06
Derek Trucks Band CD Songlines/SonySICP1645-6 所収

  今月21日はアメリカでマーティン・ルーサー・キング牧師の誕生日を祝う祝日です。彼が1968年に暗殺された後、ジャズ・ピアニストのビリー・テイラーは I Wish I Knew (How It Would Feel To Be Free) を作曲しました。それ以来多くの歌手やミュージシャンに取り上げられてきた曲ですが、ぼくはデレク・トラックス・バンドのこのヴァージョンで知ったのです。
 
 
 


Joni Mitchell “Bad Dreams Are Good” 5.40
Joni Mitchell CD Shine/Hear Music UCCO3002 所収

  イギリスの音楽雑誌MOJOの最新号にジョーニ・ミチェルのインタヴューが載っています。5年ぶりに音楽活動を再開することにしたきっかけとか、なぜスターバックスが持つレーベルと契約したかとか、面白い話が色々あります。彼女のShineはぼくにとって2007年度のベストに一つでしたが、その中から紹介します。
 
 
 

Suzanne Vega “New York Is A Woman” 2.54
Suzanne Vega CD Beauty & Crime/Blue Note TOCP70261 所収

  今週来日公演が控えているスザン・ヴェガ、去年発表されたアルバムからの曲です。
 
 
 

Yo-Yo Ma & Bobby McFerrin “Hush Little Baby”
Yo-Yo Ma & Bobby McFerrin CD Hush/Sony SRCS5785 所収

  同じく、来日公演が今週行われるボビー・マクフェリン。このところクラシックの指揮をすることが多い彼ですが、必ずユニークなヴォイス・パフォーマンスもします。この曲はヨー・ヨー・マーとの2人だけの共演作から。
 
 
 

Jose James “Love” 5.21
Jose James CD The Dreamer/Traffic TRCP21 所収

  ミネアポリス出身のジャズ歌手ホセ・ジェイムズはなかなか認めてもらうのに苦労したそうですが、イギリスのDJジャイルズ・ピーターソンが運営するレーベルからデビューする運びとなりました。これは要注目です。
 
 
 

Harold McNair “Early In The Morning” 12.07
Harold McNair CD The Fence/MSI MSIG0450 所収

  60年代のイギリスで活動したジャマイカ出身のサックス/フルート奏者ハロルド・マクネアは71年に癌で亡くなりましたが、その後彼の音楽は残念ながら忘れられていたようで、ここに来てようやく彼のアルバムがCD化されました。70年の作品で、当時流行っていたジャズ・ロック的な内容ですが、あの頃のトラフィックの音楽に近いノリを持っています。またトラフィックのスティーヴ・ウィンウッドは、クレジット無しでオルガンで参加しています。ゴキゲンです!
 
 
 

Steve Khan “I Mean You” 7.55
Steve Khan CD Borrowed Time/55 Records FNCJ5520 所収

  スティーヴ・カーンのこのアルバムが2月に発表される予定のグラミー賞でラテン・ジャズ部門でノミネイトされています。彼はアルバムのアートワークで昔からベルギーのアーティスト、ジャン・ミシェル・フォロンの絵をよく起用していますが、そのフォロンのポスターの展覧会が1月31日まで日仏学院で開催されています。
 
 
 
 
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