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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Dec 16th, 2007 -

Tuesday, December 18th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Dec 16th, 2007
 
 

Ian Dury & The Blockheads “Hit Me With Your Rhythm Stick” 3.42
Ian Dury & The Blockheads CD The Best of Sex & Drugs & Rock & Roll/MSI MSIG0442 所収

  今回は懐かしい曲から出発。リズムで攻撃されるなら文句は言えないけれど、それ以外のもの、例えば催涙スプレイなどで攻撃されるのは勘弁していただきたいです…
 
 
 

Garland Jeffries “96 Tears - single version)” 3.02
Garland Jeffries CD Escape Artist/MSI MSIG0439 所収
ダウンロードは I'm Alive 所収

  催涙スプレイといえば、涙が死ぬほど出ますが、この曲で言っているのはそれではありません。ガーランド・ジェフリーズの81年の作品が最近CDで再発されましたが、昔?(クエスチョン・マーク)&ザ・ミスティーリアンズがヒットさせたこの曲を忠実にカヴァーしています。このアルバムの参加ミュージシャンにはブルース・スプリングスティーンのEストリート・バンドやグレアム・パーカーのバックを務めたザ・ルーモアのメンバーが含まれています…
 
 
 


Graham Parker “Soul Shoes” 3.10
Goffin & King CD Howlin’ Wind/Vertigo UICY93378 所収
CDは限定盤完売のため輸入盤をご紹介しています
ダウンロードは You Can't Be Too Strong -An Introduction To Graham Parker 所収

  ちょうどそんなタイミングでグレアム・パーカーの一連の作品が再発。デビュー作「ハウリン・ウィンド」は発表された76年当時大変新鮮なサウンドでした。ザ・バンドやヴァン・モリソンの影響を受けながらもパンクの時代に出ても違和感がないアティチュードを持っているのは多分今聴いても分かると思います。
 
 
 

Bettye LaVette “Choices” 2.59
Taj Mahal CD The Scene Of The Crime/Anti- EICP890 所収

  パンクにも負けないアティチュードといえばこの人、報われない時代が長かったけれどようやく正当な評価を受けるようになってきた60代のソウル・シンガーベティ・ラヴェット。サザン・ロックの若いグループ、ドライヴ・バイ・トラッカーズをバックに、様々な分野のソングライターたちの作品を完全に自分のものにしたこの新作は間もなく国内盤としても発売されます。
 
 
 


Joe Henry “Our Song” 6.14
Phantom Blues Band CD Civilians/Anti- 86890-2 所収

  ベティ・ラヴェットと同じAnti-レーベルに所属し、彼女の前作をプロデュースしたジョー・ヘンリーはプロデューサーとしても素晴らしい仕事をしていますが、シンガー・ソングライターとしても見事な新作を発表しました。派手さのないサウンドで、歌詞が重要なので、じっくり聴く必要がある音楽ですが、聞き応え十二分です。
 
 
 

Mary Gauthier “Soft Place To Land” 4.47
Kate Rusby CD Between Daylight and Dark/Lost Highway B0008965 02 所収

  ルイジアナ州のシンガー・ソングライター、メアリー・ゴーシェイのこのアルバムもジョー・ヘンリーがプロデュースしています。カントリー寄りのサウンドですが、ハリケーン・カトリーナによって住むところを失ったらしい彼女のメランコリックな雰囲気がアルバム全体に漂っています。
 
 
 

Youssou N’dour “Sama Gammu” 3.55
Youssou N’dour  CD Rokku Mi Rokka/Nonesuch WPCR12801 所収

  セネガルのユッスー・ンドゥールはこの新作でいつものメロディックな感じより、ややブルージーでファンキーなアルバムを作りました。同じセネガルでも民族が違うと音楽文化もかなり変わりますが、彼は自分のウォロフ民族とセネガル北部のプル民族(フラともフラニとも呼ばれます)のスタイルを両方混ぜています。これまでのユッスーとは一味違う面白さがあります。
 
 
 

Daiku Tetsuhiro “煙草のめのめ” 2.29
Daiku Tetsuhiro CD Jinta Wonderland/Off-Note ON58 所収

  先日タバコに関するアメリカの曲をかけましたが、日本(沖縄)のこれをかけて欲しいというリクエストをいただきました。喫煙を勧めることは今世界的に非難されるかも知れませんが、とにかく曲は面白いから…
 
 
 

Bim Sherman “My Woman” 2.52
Bim Sherman CD Tribulation/Pressure Sounds 57 所収

  カルト的な人気があったけれどなぜかスターにはなれなかったジャマイカのビム・シャーマンが70年代半ばから後半にかけて、自分のレーベルで地道に出していたシングル盤を集めたコンピレイション盤が最近発表されました。知名度は今一つですが、声は抜群です。
 
 
 

Marcus Miller “When I Fall In Love” 5.24
Marcus Miller CD Free/Victor VICJ61448 所収

  今来日中の人気ベース奏者マーカス・ミラー。ベース・クラリネットもうまいですが、このスタンダードで両方を演奏しています。また今回の来日メンバーにも含まれているハーモニカのグレグワール・マレーも素晴らしい。
 
 
 

Jackie Brenston “Rocket 88” 2.47
XXXXX CD My Chess Box/Chess MVCE22019 所収

  先日76歳で亡くなったアイク・ターナー。別れた妻ティーナの方が有名ですが、彼女に暴力を振るったアイクは悪者になりました。それは当然ですが、ミュージシャンとしては彼は大変重要な人物で、ロックンロールの誕生に深く携わったひとです。1951年に彼のバンドが吹き込んだこの曲は永遠の名演です。
 
 
 

Ike Turner & The Kings of Rhythm “Ike’s Theme” 2.20
Marcus Miller CD Here And Now/Ikon IKOCD8850 所収

  最後にアイクが2001年に出したアルバムから、彼のユニークなギター奏法が楽しめるインストルメンタルの曲です。
 
 
 
 
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