キング・オブ・シューゲ、クライフ始動！

Friday, December 14th 2007

1998年に結成されたCruyff In The Bedroom、フィードバックまみれの轟音サウンドに包まれたポップなメロディでインディロック好き達から熱狂的な支持を得て、また海外からも注目を集め、日本のシューゲイザーのトップバンドとして君臨。

その人気とは裏腹にいつからか活動はかなりマイペースな感じに、4年に一度ワールドカップの時にしかアルバムが出ないなんて噂もちらほら、期待した2006年のドイツワールドカップの年には編集盤が発売されたものの(コレがいいんですが！）、オリジナルアルバムは結局発売されず･･･。

う〜んどうなってるんだクライフよっ！と思っていたら、なんとついに来年5年ぶりとなるアルバムが発売決定！

初期の直系のシューゲイザーサウンドから徐々にあらゆるジャンルの音楽を取り入れ独自の進化を遂げてきたクライフ。今回のアルバムは新機軸となっている母国語である日本語での歌詞をフューチャー。

もちろんクライフの最大の魅力であるドリーミーでポップなメロディは健在、そして真骨頂の轟音フィードバックサウンドにまみれてます。

くしくも本家マイブラが再結成、アルバムまで発売されそうな予感が漂う2008年。シューゲからニューゲイザーとここ数年なにやらざわざわしていたシューゲシーンがまた盛り上がりそうな予感。

ここ日本でも、Luminous Orangeが久々のアルバム発売、Coaltar Of The Deepersも5年ぶりにアルバム発売と日本のシューゲ御三家(？)が揃いも揃って活動を本格化、いよいよシューゲの季節がまたやってくる！？

Luminous Orange
/Sakura Swirl
ルミナスオレンジのかなり久しぶりのアルバム。2006年にはアメリカで行われたSXSW2006にも出演し、いよいよ活動を本格化。サポートメンバーにはおなじみのアヒト･イナザワらも迎えられ、ルミナスの世界を構築するのに一役買っています。ゆらめく幻想的なサウンドスケープが繰り広げられます。

Coaltar Of The Deepers
/Yukari Telepath
ディーパーズ5年ぶりのニューアルバムのコンセプトはズバリ、スペイシー&SF。シューゲイザー、ヘヴィメタ、テクノといった要素を轟音のフィルターで包み込み、ポップミュージックへと昇華させたサウンドはディーパーズにしか出せない。唯一無二のサウンドスケープは健在！