ベスト・ランキング2007! - パンク編

2007年12月12日 (水)

2007年にヒットしたパンク作品をご紹介する年末恒例企画!
売上げ+個人的注目度で勝手にランキング!
併せて2008年ブレイクしそうな注目ニューカマーもピック・アップしてご紹介いたします!


  ベスト10


Fall Out Boy    No.1: > Fall Out Boy『Infinity On High』
今の時代の象徴的な存在として輝きを放つFall Out Boyの最新作!ジャンルを越えてBabyfaceも参加!さらにアルバム冒頭はJay Zのアナウンスで始まり、Jay Zのラップをフィーチャーした「Car Crash Hearts」やNew Founf GloryのChadやPanic At The Discoのライアンもゲストとして参加している楽曲もあり、FOBのさすがの人脈を活かしたヴォリューム満点の出来上がり!作品をリリースする度に、リスナーをピュアな気分にさせてくれる素晴らしいメロディもやっぱりイイ!!

【アルバム】
『Infinity On High』





Yellowcard    No.2: > Yellowcard『Paper Walls』
初期の頃のYellowcardが戻ってきたような手応えをガッツリ感じる最新作を引っさげてカムバック!前作『Lights And Sounds』が落ち着いた作品だっただけに、まさにこれこそファンが待っていた音!1曲目からグングンつっ走るナンバーで始まり、2曲目も彼らの得意とするバイオリンをフィーチャーした爽快なナンバー!もちろんEmo寄りな楽曲やラウドな楽曲、そしてアコースティックな楽曲もあり…全てがポジティヴなパワーに溢れてる!!ずっと応援してきたファンには、涙の出来栄え!

【アルバム】
『Paper Walls』





Paramore    No.3: > Paramore『Riot』
次世代のパンク・ロック・プリンセス、現在17歳(若い!)の紅一点、Hayley Williams 率いる、フレッシュでエネルギッシュ、楽しさ満点の4人組、Paramoreのニュー・アルバム!小柄でキュート、なのに思いっきりパワフルなHayleyは全米&全英のキッズのみならず、音楽誌のウルサ方までも圧倒しているとか!全米で話題沸騰の先行シングル"Misery Business"ほかパワフルでキャッチーな全11曲を収録!!

【アルバム】
『Riot』





Circa Survive    No.4: > Circa Survive『On Letting Go』
Saosinの元ヴォーカリストであるAnthony Green率いるCirca Survive。ギタリストFrangicettoとBrendan Ekstromは、ハードコア・バンドThis Day Forwardの元メンバーであり、ベーシストのNick Beardは元Takenという生粋のハードコア上がりメンツで結成されたバンドですが、そのサウンドはプログレッシブ、アートメタルが複雑に絡み合いながらも濃厚なエモーショナル・ロック。あまりにも美しいAnthony Greenのヴォーカリゼーションは前作を遥かに超える唯一無二のサウンド!

【アルバム】
『On Letting Go』





Mae    No.5: > Mae『Singularity』
一躍Tooth & Nail を代表するアーティストとなったUSのエモ・バンドMaeの最新作。叙情的なメロディやグっとくるツボを突いたメロディはやはり秀逸なのですが、過去のどの作品よりも力強くパワフルな楽曲がメインになっており今までのMaeのイメージ良い意味で裏切る素晴らしい作品に仕上がっています!! プロデューサーにはHoward Bensonを迎え、Maeの世界観はさらにスケール・アップ! 美メロ・バンドという枠を軽く越えてしまった、まさにMaeの新機軸!

【アルバム】
『Singularity』





Jemmy Eat World    No.6: > Jimmy Eat World『Chase This Light』
3年ぶりとなるJEWの新作!今作はプロデューサーにGarbageのメンバーでもあり、NirvanaやAgainst Me!を手がけたButch Vigを迎えて制作。作品ごとに深みを増すロック・サウンドを聴かせてくれる彼らですが、新作では彼らの持ち味であるエモなギター・サウンドに加えてエレクトリックでグルーヴィな作品にもチャレンジ!初期の頃のようなキラキラとした眩しいJEW節のエモーショナル・サウンドももちろん健在!やはり、彼らなしではエモは語れないってことかしら!

【アルバム】
『Chase This Light』





Skylit Drive    No.7: > Skylit Drive『She Watched The Sky』
脅威の新人、サクラメント出身平均19歳のSkylit Drive!メタルチックな展開に張り裂けんばかりの絶叫スクリームとバックの激情コーラス、そしてひとたび美しい旋律へと切り替わる展開はとにもかくにもハイレベル!デビュー作だからこそ、これほどの聴く者を掴んで離さない衝動に溢れまくっているとも言えましょう!この若さにしてこのレベルとは今後が楽しみではあるが、まずはこの衝撃的ともいえるデビューEPから聴くべき!

【アルバム】
『She Watched The Sky』





Used    No.8: > Used『Lies For The Liars』
キング・オブ・ケイオスUsed!ヴォーカルのBertは現在のスクリーモ・シーンにおいてとんでもなくカリスマ的なシンガーであり他とは一線を画す存在!そしてバンドの楽曲は極上のメロディを持ち合わせ、曲の強さ、メロディの強さがUsedの最大の魅力ですが、新作はキャッチーな楽曲から、かつてないパワフルなロック・ナンバーありと、バラエティに富んだ内容!プロデュースにはMestやStory Of The Yearなどを手掛けてきたお馴染みGoldFingerのJohn Feldmann!!

【アルバム】
『Lies For The Liars』





Strung Out    No.9: > Strung Out『Blackhawks Over Los Angeles』
前作『Exile In Oblivion』ではメタリックな路線へと進化し、さらに新しいファンベースを増やした彼ら。楽曲、演奏、全てがキマりまくった極上の1枚で、もっと聴きたいと願っていたファンも多いことでしょう!とはいえ、西海岸のスラッシャーの血を色濃く受け継ぐ頼もしい存在であり、今作でもStrung Out節な抜群のテクニクでカッ飛ばしたサウンドは圧巻の一言!初期からのファンも納得の内容!!

【アルバム】
『Blackhawks Over Los Angeles』





Sum 41    No.10: > Sum 41『Underclass Hero』
3年ぶり通算4作目となる新作!!1stシングルとなった"March Of The Dogs"は、政治的な歌詞の内容が過激すぎるということで、論争を巻き起こしていたそうですが、バンドの顔であるDeryck Whibleyによると、「みんなに知らせておきたいのは、これは政治的なアルバムでは決してないということだ」とコメントをしていますが、Green Dayの"American Idiot"にも通ずるメッセージ性とキャッチーなパンク・サウンドは彼らの新たなる一歩となった作品ともいえましょう!

【アルバム】
『Underclass Hero』








  2008年注目のニューカマー


Forever the Sickest Kids Forever the Sickest Kids
テキサス出身の6人組Forever the Sickest Kids!とにかくアルバムが待ち遠しい超期待のニューカマー!!Fall Oyt Boyに匹敵する、いやそれをも超えてしまうではないかとも思える極上のメロディーを持ち合わせ、打ち込みやムーグ、エレクトロニカもさらっとこなしてしまう、そのクオリティーのバカ高さには驚かされます!すでにメジャーとの契約済み!大ブレイクの予感がプンプンっす。

>近日中にご案内します!




Foxy Shazam Foxy Shazam
Ferretの中でも、いいえパンク界隈ではかなりの異色の存在ともいえる本命が登場!!Bee Gees、Jackson 5のソウル魂にBlood BrothersやFall Of Troyの変態エキスが注入されて歯止めがきかなくなったような。。。良くも悪くも(笑)、一度聴いたら脳裏にこびりついて離れないFoxyサウンドが2008年のパンク・シーンを掻き回す!来年はFoxyでレッツ・トゥギャザァ〜・ダンシング♪

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Kenotia Kenotia
Paramoreのアメリカ/イギリスでの爆発的スマッシュヒットやMeg & Diaなどの実力派の台頭で俄然大きな盛り上がりを見せつつあるガールズパンクロック!! 中でもKenotiaは音も本格的、楽曲の完成度でもボーカルの力量でも全く男性ボーカルに引けを取らないというのが特徴!女性ヴォーカルであるCarlyがイケメン軍団を率いてパンク・シーンに殴りこみ!Paramoreよりもシリアスに!新時代の到来を思わせるスケール感!
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Our Last Night Our Last Night
こちらもEpitaphが新たに契約したニューハンプシャー出身のOur Last Night!見るからに若そうなメンバーですが、ヴォーカルのTrevor Wentworthにいたっては子供に見えるってくらい・・・音は今主流のスクリーモですが、デス・ヴォーカルとクリーン・パートのヴォーカルの掛け合いや、重過ぎないメタリックなサウンドがウケるんではないでしょうか?まだ幼さを感じるTrevor君のデス声がポイント高し!!

>近日中にご案内します!




American Me American Me
怒涛のリリース・ラッシュでノリにノりまくってるRise Recordsから、来年2月にリリース予定のAmerican Meフル・レングス!ザックザクのギターリフと軽快なブレイクダウン、ブルータルなモッシュ・パートが俄然アガる!モッシャーは要チェックですぜ〜。ちなみに、Rise Recは超ビートダウン・モッシー・バンドReconの新作のリリースも控えてます!楽しみっすね。

>近日中にご案内します!