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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Dec 9th, 2007 -

Tuesday, December 11th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Dec 9th, 2007
 
 

John Lennon “Instant Karma” 3.30
John Lennon CD The U.S. Vs. John Lennon/EMI TOCP70132 所収
ダウンロードは Lennon Legend 所収

  昨日公開されたドキュメンタリー映画「Peace Bed – アメリカ Vs ジョン・レノン」は必見です。平和運動家と化した時期のレノンの活動、そしてそれを脅威に感じたニクソン政権の反応、60年代後半から70年代前半にかけての時代の検証としても興味の尽きない映画です。
 
 
 

Richie Barrett “Tricky Dicky” 2.07
Richie Barrett CD The Leiber & Stoller Story Vol 3 - Shake ‘Em Up & Let ‘Em Roll 1962-1969/Ace CDCHD1156 所収

  「トリッキー・ディッキー」というとリチャード・ニクソン大統領のことを連想しますが、この曲はもっと古く、1962年のもの。ジェリー・リーバーとマイク・ストーラーの活動をまとめたコンピレイション・シリーズ3弾目から。
 
 
 


The Animals “Don’t Bring Me Down” 3.13
Goffin & King CD Goffin & King - A Gerry Goffin & Carole King Song Collection 1961-1967/MSI MSIG0423 所収 ダウンロードは Best Of Animals 所収

  イギリスのエイス・レコードでは色々な作曲家の面白い作品を集めたコンピレイションを出していますが、ジェリー・ごフィンとキャロル・キングは60年代の前半には最も成功したチームかも知れません。でも、数々の大ヒットよりももう少しひねった選曲がされているこのアルバムにはあの時代の音楽のファンはしびれると思います。
 
 
 

Lavern Baker “Hey Memphis” 2.28
Let The Boogie Woogie Rock’n’Roll CD Let The Boogie Woogie Rock’n’Roll/Ace CDCHD718 所収>

  こちらもコンピレイションですが、個別のソングライターではなく、ロックが誕生した頃のリズム&ブルーズのかなり渋いものをアトランティック・レコードのカタログから選んだ内容です。ラヴァーン・ベイカーのこの曲はエルヴィス・プレスリーの歌で知られるLittle Sisterへの一種のアンサー・ソングです。
 
 
 


Elan Mehler Quartet “Elvis Presley Blues” 5.15
Phantom Blues Band CD Scheme For Thought/Brownswood BWOOD021CD 所収

  これもエルヴィスに関係する曲ですが、ロックンロールではありません。アメリカーナの世界でよく知られる女性のシンガー・ソングライター、ギリアン・ウェルシュの作品で、ここでインスト・ヴァージョンを演奏するエラン・メーラーはニュー・ヨークのピアニストです。ドラマー無しのカルテットでジャズ寄りの静かな音楽をやっています。
 
 
 

Kate Rusby “Bitter Boy” 4.54
Kate Rusby CD Awkward Annie/Poussin PPCD0030 所収

  トラディショナル・フォークを中心に歌うイギリスの若い女性歌手、ケイト・ラズビー。この声を聞くたびにぼくは彼女に恋をします…
 
 
 

Souad Massi “Bladi” 5.28
Souad Massi CD Acoustic - The Best of Souad Massi/Rice WRR805 所収
ダウンロードは Raoui 所収

  こちらも大好きな声の女性、フランス在住のアルジェリア人、スアド・マシ。北アフリカよりもヨーロッパ的な響きが強いメロディを作りますが、この小編成のアクースティックなライヴ・アルバムではウードやアラブ風のパーカッションが使われていて彼女のルーツを感じさせます。
 
 
 

Marc Cohn “The Calling (Charlie Christian’s Tune)” 4.54
Marc Cohn CD Join The Parade/Decca B0009906-02 所収

  15年ほど前のヒット曲「ウォーキング・イン・メンフィス」で知られるシンガー・ソングライターのマーク・コーンは久々のニュー・アルバムを発表しました。予想以上の力作です。とはいえ、派手さのないアルバムで、抑制の効いた演奏とよく練られた曲のよさが光ります。
 
 
 

Charlie Christian “Rose Room” 2.46
Charlie Christian CD The Original Guitar Hero/Sony SICP5052 所収

  さきほどのマーク・コーンのタイトルに出てくるチャーリー・クリスチャンは1930年代終盤から40年代初頭にかけて、ベニー・グッドマンのグループのメンバーとして、まだ新しいものだったエレクトリック・ギターを有名にした画期的なミュージシャンでした。
 
 
 

Hazmat Modine “Broke My Baby’s Heart” 6.52
Lau CD Bahamut/Rice BBR338 所収

  変わったグループ名のハズマット・モーディーンはブルックリンを拠点とするユニットです。いくつものジャンルにまたがった面白いアルバムですが、この曲は比較的ストレイトなブルーズで、二人のハーモニカ奏者をフィーチャーしています。
 
 
 

David T. Walker “I Who Have Nothing” 7.15
David T. Walker CD Press On/Video Arts VACM1298 所収

  かつて引っ張りだこのスタジオ・ミュージシャンだったギタリストのデイヴィッドTウォーカーはいまでもライヴでは驚くほどの動員力があります。彼のカルテットは16日から19日までブルーノート東京、そして20,21日は横浜のモーション・ブルーに出演します。
 
 
 
 
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