空気公団 アーティストコメント
Tuesday, November 27th 2007
空気公団/空気公団作品集
今作は空気公団10年に及ぶ活動の中から1999年から2003年までの作品を中心にセレクトされた13曲に未発表音源1曲を加えた全14曲を収録した、ベスト的内容の作品集。とは言えこの作品の為に収録全曲を新たに録り直し、リリース当時とはメンバーも時代も異なる中で、単に寄せ集めるのではなく、公団フリークなミュージシャン達を迎え、空気公団の現在進行形の音をパッケージ。新たなアレンジにココロ躍らせる往年のファンもいれば、この作品で初めて空気公団に触れ、楽曲の持つ普遍のみずみずしさに驚かされる人もいる事でしょう。知っている人も知らない人も"「聴く」のではなく「感じる」"音楽がギッシリと詰った、とってもステキなアルバムです。

空気公団を愛して止まないアーティスト達から、お祝いのコメントが届きました! 僕らが普段暮らしている街の近くに、空気公団という街がある。いつもは見えないけど、季節が大きく変わろうとする頃にふいに姿を現し、そのたびに僕らはその街を駆け抜けていく。そこでは時間の感覚もなくなり、自分の存在も指と指の隙間からゆっくりと消えていく。すると必ず、思い起こさせてくれるのだ。何にも見えない明日と、旅を始めた日のことを。
まずは10周年おめでとうございます。実は去年僕のバンドも10周年だったので、嬉しいようなむずがゆいようなその気持ちはよくわかります(そんなことない?)。人間で言えば、三十路を迎えた、って感じでしょうか。これから、っちゃ全然これからですね。お互い頑張りましょう。このタイミングで過去の作品の再録に参加して感じたのは、どの曲のどの部分を切っても「空気」かつ「公団」としか言いようのない、やさしくてきびしいオーラが滲み出ていることです。歌詞、和声、独特のベースライン…すべてが溶け合って、あるひとつの街の条例を形成している、そんな印象を受けました。完璧な世界なんだけど息苦しさはまるでなくて、自分でもびっくりするくらいのびのびとギターソロ弾けたのを覚えています。別々の場所にいながら、同じ10年を共有してたんだな、と思いますよ。あと、レコーディング後に行ったサウナみたいに暑いモツ焼き屋に、また連れて行ってほしいです(笑)。
「服を着替えた曲達、新鮮です。元々の楽曲の良さあってこそ。これからもずっと僕の中のスター☆でいてください!」
板橋本町の交差点に車を停めて、初めて山崎ゆかりと出会ってからもう10年も経つのかー!メンバーの戸川はアルバイトに行ってるから、今日は私が説明するね。それでね、実は来週、急ぎのレコーディングがあるんで、早速ドラム手伝ってもらえるかな?と、出会ってたった1週間の俺らが録った曲、それが名曲「田中さん、愛善通りを行く」でした。湧き出るアイデア。ドラム録りが終わって、たった4人のメンバーから受けた拍手が大歓声に聞こえたよ。狭いオレンジスタジオが大きな大きなスタジアムに感じた瞬間。えへへ。俺の音が作品になったよ。あれから10年。空気公団も俺も、無事、生きてたなぁ、よっしゃ!またフラッと立ち寄らせて下さいね!、、、つか、一緒にやりたいから誘ってよーん!
空気公団を聴いていると山崎さんってほんとに詩人だなって思う。言葉に対してすごく優しく、時にドキっとさせ、歌はぼくらに伝えてくれる表現であって一字一字を大切に伝えてくれる。洋楽育ちなぼくにとってはめずらしく日本語をかみしめて聴けるアルバムなんです。
クレイジーキャッツが世の中に知れるのに10年かかったと花肇さんが言ってました。長く続けることがいかに大事かそんな空気公団と一緒に出来て嬉しく思います。音源をかけた瞬間にそこの空気を染める音楽がとても好きです。
澄んだ空気の中はとても見晴らしがよくて気持ちよく呼吸していたら素敵な音が仕上がっていました。あまりにも居心地の良い場所でびっくりしています。そしてとても嬉しいです。本当に必要なものだけで紡いだ音と言葉は美しいほどまっすぐなのできっとたくさんの人に届き、響き、揺さぶることと思います。私もすっかり揺さぶられています。
ひとしきり騒いで眠りこけ気が付くと朝の空気がフワリ、、、。
青い空に漂う白い雲。誰もが描いた少年の「夢」。「あの雲に乗ってみたい」きっと、ふあふあしてるんだろうな。暖かくて柔らかくて、心地良いんだろうな・・・澄んだ大空で寝転んだらどんなに気持ち良いだろう!でも、いつしか「それ」は「水蒸気」であるという事実を知る。科学理論の真実は、描いていた「夢」を「不可能」と諦めさせた。空の上は寒くてさ、雲の中は冷たいらしい、心地良い筈がないさ・・・捻くれていく少年は慌しい生活の中で、「夢」を描いた事すら忘れて年を重ねた・・・
10周年おめでとうございます!長い10年の歴史の中でご一緒させていただいた時間は短く、空気公団の皆さんと出会ってからの日はまだ浅いですが、音を出してる瞬間は、なんだかずっと前から知っていたような…ずっと一緒にやってきたようなあったかい気分になります。これからも、そんな“日だまり”のような空気公団でいてください♪
びっくりしたのですが、僕の持っているiPodで唯一全ての音源が入っているのは「空気公団」だけでした。カセットテープでもらったデモとか、今でも大切に持ってるんです。すっごく好きだから。彼らのことが。
ミト(from clambon)
HARCO
奥田健介(from NONA REEVES)
石坂義晴(from advantage Lucy)
太田宏司(from 曽我部恵一BAND)
権藤知彦(from anonymass)
山口とも(廃品打楽器協会会長)
良原リエ(from trico!)
笹井享介
今年10歳を迎える永遠の少年達のピュアな魔法は、現実と社会の中でカチカチに硬化した心を解きほぐす。10年の想いの詰まった14曲の呪文。この呪術儀式の後、透明を取り戻した僕の中の少年は、やわらかな風に吹かれて空を眺めている。よく澄んだ青空に、「乗れそうな」白い雲がふわふわ浮かんでいるよ。空気公団10周年おめでとうございます。新たな船出への祝辞に代えて。
齋藤寛(from チャンチキトルネエド)
井上梨江(from チャンチキトルネエド)
