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Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト) - Nov 11th, 2007 -

Tuesday, November 13th 2007


      OTONamazu x HMV.co.jp : Barakan Beat Playlist
   Barakan Beat Playlist (バラカンビート プレイリスト)
  バラカン・ビート
  毎週日曜 13:00-14:00 (再放送はアーカイブストリーミングにて)                 OTONamazuウェブサイトへ

  インターネットレディオ「OTONamazu」で放送中の「Barakan Beat」は、 国境やジャンルにこだわらず、ピーターバラカン氏が素敵な音楽を英語のナレーションにのせて紹介する番組。10年の実績のある人気番組です。
  当ページは、その「OTONamazu」と「HMV」によるコラボレーション企画ページ。DJのピーターさんから「ひとこと紹介コメント」をいただいて、Barakan Beatで放送された楽曲を改めてご紹介する「音楽ファン」のためのページです。
 
 
 
  Nov 11th, 2007
 
 

Albino “Democracy” 7.48
Albino CD Rhino/Mighty Niblet MNCD001 所収

  ナイジェリアのスーパースター、フェラ・クティは10年前に亡くなりましたが、今も彼が一人で確立したアフロビートというスタイルは他のミュージシャンに受け継がれています。音楽的な要素の他に、反体制的な姿勢もアフロビートの不可欠な一部分ですが、サン・フランシスコのアルビーノというグループはその姿勢をしっかりと持っています。音楽的にも見事な彼らのアルバムから「民主主義」という曲を紹介しますが、これはブッシュ政権がいう民主主義ではなく、本物です。
 
 
 

Amy Winehouse “Monkey Man” 2.52
Amy Winehouse CD Back To Black/Island UICI9021 所収

  ノルウェーで大麻所持で逮捕され、罰金を払ったために前科が残るエイミーはまたまた困ったことになりました。近いうちに予定されているアメリカ・ツアーは実行できるかな??
 
 
 


Prince & Cornel West “Dear Mr. Man” 4.09
Cornel West “911” 3.14
Cornel West CD Cornel West & BMWMB - Never Forget:A Journey of Revelations/Victor VICP63977 所収

  アフリカン・アメリカンの大学教授(プリンストン大で宗教学を教えています)は主にヒップ・ホップ界のミュージシャンたちとの共演でアメリカの人種問題などに取り組んだアルバムはなかなか面白いです。本人はラッパーでもないし、彼の語りは音楽としてやや捉えにくいですが、それでも1聴の価値が十分あります。プリンスとの曲は特に素晴らしいです。
 
 
 

Justin Adams & Juldeh Camara “Ya Ta Kaaya” 3.46
Justin Adams & Juldeh Camara CD Soul Science/Wayward 704 所収

  先週に続いてジャスティン・アダムズの新作から、今度はボー・ディドリーのリズムを使ったゴキゲンなロッキン・ブルーズ。
 
 
 


Robert Plant/Alison Krauss “Gone Gone Gone (Done Moved On)” 3.33
Robert Plant/Alison Krauss CD Raising Sand/Universal UCCU1162 所収

  ジャスティン・アダムズがソロ活動をしていない時はだいたいロバート・プラントのバンドでギターを弾いていることが多いですが、そのロバート・プラントは今度意外にもカントリー界の歌姫アリソン・クラウスとの共演アルバムを出しました。全曲カヴァーですが、二人の表面的に異なった個性がとてもうまい具合に融合しています。これはもともとエヴァリー・ブラザーズの曲として知られた作品でした。
 
 
 

Muddy Waters “Just A Dream (On My Mind)” 2.29
Muddy Waters CD アルバム Sings ‘Big Bill’/Chess UICY93314 所収
※CDは限定盤完売のため現在お取り扱いがございません。ご容赦くださいませ。

  エレクトリックなシカゴ・ブルーズの象徴だったマディ・ウォーターズが前時代のシカゴを代表したビッグ・ビル・ブルーンジーの持ち歌を特集した昔のアルバムが久しぶりに再発されました。これはいいぞ!
 
 
 

Sophie Milman “Rocket Love” 4.30
Sophie Milman CD アルバム Make Someone Happy/JVC Victor 61446 所収

  ロシア生まれ、現在カナダのトロントを拠点とするジャズ歌手ソーフィー・ミルマンはリスナーのリクエストで知りました。今年発表された2作目から、スティーヴィ・ワンダーの曲のカヴァーです。
 
 
 

Yasmin Levy “De edad de kinze anyos” 4.47
Yasmin Levy CD Romance & Yasmin/King KICP8082 所収
not for sale

  世界中のディーヴァたちのシリーズから、イスラエル人のヤスミン・リーヴィ(レヴィかな)。ユダヤ人がスペインから追放された1492年以前からある音楽文化ラディーノを得意とする歌手です。
 
 
 

Emeline Michel “Ban’m La Jwa” 4.56
Emeline Michel CD Rasin Kreyol/King KICP8093 所収

  こちらもディーヴァのシリーズから、今度はハイチのエムリーン・ミシェル。歌のうまさはさることながら、すごい美人であることも魅力の一つです。
 
 
 

Pauliina Lerche “Jo Mie Viikon” 3.46
Pauliina Lerche CD Malanja/Tobasis WSCT 11005 所収

  最後に間もなく来日するフィンランド人アコーディアン奏者パウリーナ・レルヒェ。多くのジャンルにまたがった彼女の音楽は聴き手の予想を次々と裏切るもので、面白いです。
 
 
 
 
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