2007年4月20日 (金)
良質なバンドが数多く存在するエモシーンの中でも、その美メロ度が群を抜いているOCEANLANE。彼らの注目のシングルが7月4日に発売決定!今回は初となるDVDとの2枚組みでリリース。そして同日には「Walk Along」の配信も決定しています。
新たな挑戦をして外へとグイッと向かいカラフルなイメージのあった傑作の2ndアルバム『KISS & KILL』を経て、OCEANLANEは“自分達らしさ”というものに対峙した。
勿論、単なる原点回帰ではなく、経験値を重ねた上での自分達らしさ。だからこのシングル『Walk Along』は持ち前の瑞々しさやポップさやシンプルな一体感で真っ直ぐに胸に迫ってきながら、光の当て方によって深さも感じられる。エモーショナル・ロックの旗手として登場した彼らだが、世代を越えていく普遍性をも予感させられるのだ。Hajime(Vo,G)、Kay(G,Vo)の2人に聞く。
■結成当初から比べると、ライヴの一体感がどんどん出てきてますよね。何よりライヴが本当に楽しそうだし。
Kay『同じメンバーで2年ぐらい続いてるってことが大きいですね』
Hajime『当たり前のことだけど、同じメンバーで続けていくと音も固まっていくしバンド感も出てくるし』
■そういうことが曲作りにも反映されてるんでしょうね。
Hajime『ええ。以前は、曲作りは2人でやって、僕らがイメージした通りに演奏してもらってんですけど、今は曲作りの段階からみんなでやってるんです。アイディアを出したり意見を言い合いながら』
Kay『僕らが迷ってる時に“こっちの方がいいよ”って助け舟を出してくれたり』
Hajime『だからメンバーでありながら客観的な視点も持ってくれてるのかもしれない。それが凄くいい感じで』
Kay『そういう客観的な視点もバンドの中にあるから、自分達らしさってものが、よりわかってきたような気もするんですよ』
■バンドの一体感や自分達らしさっていうのは新作のシングルに凄く出てると思う。2ndアルバムである前作『KISS & KILL』ではPelle Gunnerfeldt(FIRESIDEのメンバーにしてプロデューサーとしても著名)のプロデュースで新たな挑戦をした傑作だったけど、それを経た上で自分達らしさを再確認したのが今作だなって。
Hajime『そうですね。前作は憧れの人のプロデュースだしこの人に任せれば間違いないって、Pelleの意見を優先したんです。それで得たものはたくさんあるし発見もあった。
でも作り終えたから言えることだけど、もっと自分の意見を言っても良かったかなって。だから前作でチャレンジしたからこそ、今作は自分達のプロデュースで、音も原点に戻って、スタジオもいつもの上尾で録って(笑)』
Kay『2ndでの経験を経て、改めて原点でって感じで。でも単なる原点回帰じゃなく、経験したことは出てくると思うし』
Hajime『で、やっぱり一番大事なのって曲かなって。いい曲がなければどんなに凄いプロデューサーとやったってダメだし、いい曲であれば自分達でプロデュースしてもいい作品が作れるはずだって』
■そこで出てきた今作の曲はとても素直に出てきたメロディのような気がします。タイプは違うけどどのメロディも素直な感じで。まず1曲目の『Walk Along』はストレートで。爽快だしグイッと迫ってくる強さもある。
Kay『その曲は前作を作った後ぐらいにはあった曲なんです。でも最初はメンバーの反応があまりなかった。きっとシンプル過ぎるからだと思うんですね。でも俺はいい曲だと思ったし、絶対にバンドで形にしたくて』
Hajime『シンプルだからこそ難しいんですよね。一番バンドの真価が問われる曲だと思う。シンプルだからこそ、どうやって自分達らしさを出すかってとこで。それがやっとやれるようになって。この曲は歌いまわしとかも凄く気を配った。でね、録ってみて、凄いマジックを感じたんです』
Hajime『予想がつきそうな曲じゃないですか。でもだからこそ予想以上のことも出来るんですよね。ホントに予想以上になった』
Kay『あの、昨日、僕らPV撮ってたんですよ。その後、Dinosaur Jr.の新作がラジオから流れてきて、やってることは普通じゃないですか。でも一個一個の音とかが凄い。こんな単純なことをやってるのに、こんな独特で新鮮なものになるんだって思って。なんか、シンプルの中にある独特さってものを、最近、よく考える』
■『Tell Me Why』はメロディアスでキラキラとして。
Kay『この曲は俺からしたら凄く切ない曲、胸キュンですよ(笑)』
Hajime『普段は俺、結構、考えながらメロディを作ることが多いんだけど、でもこの曲はパッと頭に浮かんで。そのパッと浮かんだ最初のイメージが最後まで浸透してるようなアレンジになった。やっぱりパッと浮かんだメロディって、俺が歌いたいメロディだと思うんです。自分が歌いたいメロディが一番いいメロディだと思う』
■『Feel More Alive』はサビもハッキリしてるし構成は王道だと思うんですよ。でもメロディそのものだったりアレンジで、独特な雰囲気を出してる。明るいんだけど暗さや深さも湛えてて。
Kay『うん。暗いんだけど道は開けるっていう。ポジティブなイメージなんですよ』
■ヴォーカルも祈りのようにも聞こえるし。
Kay『録り直したんです。Hajimeが“もっと歌い上げるように歌った方がいい”って言って。それによってメロディもちょっと変えて。この曲のメロディは最初の段階から変化していった。アレンジしていくうちに新たなイメージが出てきて。だから響き方はシンプルかもしれないけど、いろんな要素が複雑に絡み合ってたりして』
■そしてSTING(The Police)のカバー『Englishman In New York』。
Hajime『カバーをやったことが自分達らしさの再確認のきっかけかもしれないです。カバーってやっぱり自分達ならではの表現をより考えるじゃないですか』
■今作を聴くと、ポップな中にもオルタネイティブな精神は出せるんだなって思って。
Kay『オルタネイティヴ精神ってことは、最近、凄く思うですよ。ポップであったとしても、切り開いていく意識はより大事なことなんだって』
Hajime『だから僕らが思うオルタネイティヴって“否定する”ってことではないんですね。僕らはいろんな音楽に影響を受けてるし、それは否定したくない。影響も何もないとこから音楽を作るなんて不可能だと思うし、ナンの影響も感じられない音楽なんて薄いと思う。影響を受けた音楽 を消化して自分達ならではのものを作って、それで切り開いていく。それが僕らにとってのオルタネイティヴで』
Kay『あとコミュニケーションしたいというか。ライヴでのコミュニケーションだけじゃなく、音楽そのものでみんなの感情が大きく動く、そんなコミュニケーションがしたいんですね』
■わかりました。アルバムも楽しみです!
Hajime『まだ全貌は見えてないんですけど、僕らも楽しみで。あ、アルバムも上尾で録ります(笑)』
【OCEANLANE ライブスケジュール】
NEW SINGLE RELEASE TOUR
★2007年7月4日(水) 名古屋:APOLLO THEATER
WARP8
★2007年7月5日(木) 心斎橋:CLUB QUATTRO
NEW SINGLE RELEASE TOUR
★2007年7月7日(土) 代官山:UNITワンマン
★2007年7月8日(日) 千葉:LOOK
★2007年7月14日(土) 長野:CLUB JUNK BOX
★2007年7月16日(祝・月) 富山:SOUL POWER
SUMMER SONIC 07
★2007年8月12日(日)東京:Island Stage
OCEANLANE Summer Tour 2007
★2007年8月19日(日)柏:ALIVE
★2007年8月25日(土)宇都宮:HELLO DOLLY
★2007年8月26日(日)郡山:CLUB#9
★2007年9月1日(土)高崎:club FLEEZ
★2007年9月2日(日)熊谷:HEAVEN'S ROCK Kumagaya VJ-1
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
featured item
Walk Along
OCEANLANE
価格(税込) :
¥1,650
会員価格(税込) :
¥1,518
通常ご注文後 2-3日 以内に入荷予定
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配信も!
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注目エモ〜美メロ
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ドゥーイング・イット・フォー・ザ・キッズ
LOCAL SOUND STYLE
ユーザー評価 : 5点 (6件のレビュー)
価格(税込) : ¥2,515
会員価格(税込) : ¥2,313発売日:2007年04月04日
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