チェホン、1stアルバム完成!
Friday, April 27th 2007
いつの間にかすっかりと定着したジャパニーズレゲエ。コアなものからポップスフィールドに受け入れられるものまで様々なアーティスト達が登場し、その勢いはどんどん加速し今年の夏はピークを迎えスゴイ事になりそう!
そんなヤバイ匂いがぷんぷんする中、こちらブレイク間違い無しの大本命チェホンの1stアルバム『「チェホンのファーストアルバム」という名のアルバム。』がいよいよ完成!
大阪コリアンタウン出身の22歳。シングル「みどり」が口コミで広まり、その色んな意味でやばいリリックと、ポップなメロディラインが全国のダンスホールファンを直撃、さらにはポップスフィールドにまで広まり、昨年5月のリリースながらいまだにロングセラー。
そして満を持しての1stアルバムが完成。今年の夏はチェホンで間違いないです!
さらにアルバム制作などの裏話などもインタビューで答えてくれました!
Chehon/「チェホンのファーストアルバム」という名のアルバム。
5月9日発売
■まずは『「チェホンのファーストアルバム」という名のアルバム。』完成おめでとうございます!
ありがとうございます。
■今回ファースト・アルバムのリリースに際し、より多くの人にChehonの存在を知らしめる事になるかと思いますが、簡単に自己紹介をお願いします。
いまさら自己紹介って言うのもなんですが、なんやろ?大阪レゲエDeejayのチェホンといいます。今、22歳でキャリアが6年目です。
■ファースト・アルバムを作り上げた、率直な感想を一言。
一言で言えば、「腰が痛い」という感じですね。
なんで腰が痛いかというと、いろんな人にサポートしてもらいながらアルバムを作っていくっていうパターンになりまして。基本、自分がやりたいことを「こういう風にやりたい」ということを自分で考えて、それを人に伝えて、作っていくっていうやり方でやらしてもらってて。
そうすると途中ジャマイカに行ったり、トラックメーカーさんにお願いしに行ったりとかも含めてすごい移動が多くて。終わったときには「腰、痛たー!」みたいな感じでしたね。
でも、終わってホッとしましたし、終わったら達成感があったし、感動もあったし。「終わったー!」って感じでしたね。
■シングル『みどり』がヒットした事で、ご自身に何か変化はありましたか?
だいぶあったっすね。周りというか、いろんな知らない人にも自分のことが知られるようになって、地方営業とかいろんなとこに行くようになりましたし、行ったらいろんな人と会ったりと変化がたくさんありましたね。いいことがたくさんありました。
今はライブは週末はほとんど毎日やってますし、ダブをやったり、と音楽にどっぷり漬かれるようになりました。昼夜が逆転している生活になっちゃってますね。
■今回のアルバムはジャマイカでのレコーディングも行ったそうですが、本場での経験はいかがでしたか?
そうすね…ジャマイカレコーディングというよりは、「日本で録音したものをジャマイカでミックスする」という作業でした。あとコーラスも入れてもらったんですけど。でも、やっぱり本場ならではの独特な感じもありましたね。良いスタジオでやったんですけど、なんて言うか、音の出し方が独特というか、やっぱ本場だなという感じで。聴いて分かるんですよ。「ああ、全然いい音になるやん、ジャマイカでミックスすると」みたいな。他のアーティストさん達もやっぱりそこがわかってるからジャマイカにレコーディングなりミックスとかをやりに行くんだと思うんですけど、やっぱりこの目で見て、耳で体感して、ってのはなかなかできることではないんで、貴重でしたね。自分にプラスにもなる、いい経験になりました。
■アルバム制作過程での印象深いエピソードなどあれば教えてください。
ま、制作過程というのは、ミュージックマイン(レコード会社)で作るということが決まってから始まったわけですけど、「正味、どうしようか?」という感じで。最初曲数も決まっていなくて、ミニアルバムのつもりだったんですけど、いざスタートしたら結局アルバムになって。結構バタバタしながら作ってましたね。忙しい中、合間を縫ってレコーディングやりつつ、もうなんか、スタジオのソファーで寝たり、リリックを書いてる途中で寝たりとか、ありましたね。
あと、ミックスをしにジャマイカに行ったときなんですけど、カナダ経由で行ったんですけど、ちょうどキングストンでスポーツの世界大会があったかなんかで、突然入国にビザが必要になって。ビザ持ってなかったんで、結局、1週間滞在できる予定だったのが、カナダで足止めを食っちゃって、実質4日で7曲ミックスをやらなければあかん状況に陥ったんですけど、そこはミックスやってくれたJunior君とかスタジオのエンジニアがすごい頑張ってくれて。
あとは…ジャケットの撮影の時のエピソードなんですけど、撮影のときに国会議事堂に行ったら、正門でトラックが土砂を撒き散らしてて。で、ちょうど警察官の皆さんが現場へ走ってくるところで。どさくさにまぎれて、僕もそこで写真を撮っちゃいましたけど、それがあまりにいい写真なんですよ。まだほとんど公開してないんですけど。

それと、ジャケで自分が持っている大筆。これはホントにこのサイズの筆で、スタッフが延々探しても撮影日当日まで見つからなかったんですよ。で、いよいよ撮影のスタジオに入らないといけない時間になって、どうなるんやろと思ってたら、たまたまそのへんの街を歩いてたミュージックマインの社長がこういう大きな筆を置いている店を発見して、「お前の探してた筆、あるよ」って電話してくれて。ラッキーでしたね。
ちなみに、この大筆では書いてないんですけど、ジャケの文字も自分で書いてます。

■ダイレクトで等身大なリリックについては、やはりご自身の経験に基くものですか?
うーん、そうっすねー。結構リアリティを格好良くどう伝えるか、という書き方が僕のスタイルなんですよね。逆にそういう風にしかできないというか。
結構、思い付きだったりしてて。例えば車から看板とか見とって「あ、こんなん面白い」とか、「同じ言葉でも違う意味がある」とか思ったらすぐに書いてみたりとか。まあでも、経験に基づくことが多いですね。全く経験してないことは言葉にできへ んっていうか、書かれへんですから。全部を想像で書いていくってこともしないこと もないんですけど、あんまりそこまではやらないっすね。
■隅々までエネルギーほとばしる全15曲ですが、特に思い入れのある曲は?全部か な?
女の子と一緒に1曲作っていくっていうのが今までなかったんで、そこでのコンビ ネーションとか、今回2曲入ってるんですけど、そういうところが思い入れがありま すね。違う自分が出せたというか。人がひとり入ることによって歌の感じがすごい変 わるんで、そこが面白かったりとか。 あとは、バンドの生音ですね。スカイラインバンドってバンドと2曲やってるんです けど、彼らがすごいいいオケを作ってくれたりして。 「みどり」に関しては「せーの」でみんなで一発録りしたんで、すごい思い入れある し。
最後のほうとか、まっさらな状態から「6時間で1曲仕上げな!」みたいなギリギリの 状況の中で書いてる曲もあったんで、それも思い入れあります。意外とやればできる んやな、って思いました。あとはイントロ、アウトロとかもボイス・パーカッション とかで面白いことが出来たし、実際に歌は12曲なんですけど、その途中で疲れないよ うに途中でスキットも入れたりしてて、それのレコーディングも面白かったですし。 全部思い入れありますね。
■これから夏に向け大規模なフェスへの出演も控えていますが、その意気込みを。
大規模なフェスに出るのは初めてに近いんで、緊張してますし、「何しようかな ?」って感じですね。「何を歌おうかな?」と楽しみです。 出るからには、いっぱいの人の前に出ますし、せっかくだから自分のことも覚えて 帰ってほしいし、他の人に負けないようなカチッとしたステージをやりたいですね。 頑張ります。
■今後の展望を教えてください。
今回のアルバムが自分のレーベル「CBB」の第1弾リリース、ってことになってる
んですけど、今後はそこをベースにいろいろとやっていけたらいいなと思いますね。
あとはまだ出来てないことをいろいろやっていきたいですね。自分が一緒にやってみ
たい
人とコラボってみたり、ジャマイカに長期滞在とか、まだ行ってない県にライブしに
行ったりとか。あとは…同世代にも良いDeejayがいっぱい居るんで、そいつらの音源
も底上げ出来たらいいなと思いますね。大阪中心に発生しながらやっていきたいで
す。
あとは、サウンドシステムを作りたいですね。仲の良い奴らといまそんな話をしてま
す。
■ちなみに、まだ行ってない県はどのあたりですか?
佐賀、長崎、香川、高知、山口、鳥取、島根…結構ありますね。大分もまだ行ってな
いです。
新潟、富山、石川、福島、岩手、秋田も行ってないですね。
あとはちょこちょこ行ってるんですけど。
■地方によっての反応の違いとか、感じたりします?
大阪から南に行けば行くほど人の酒の飲む量が増えるような気がしますね。九州と
か。でもこの前青森行ったらメチャメチャ呑んでましたけどね。北と南では街とか人
の雰囲気とか違いがあって面白いですね。どこ行ってもみんなあったかいので楽しい
です。その土地によって、勧められる酒とかも違って面白いです。ライブではその土
地柄の言葉をいろいろ使ってみたりとか、いろいろやってますよ。
例えば地域によってはサウンドシステムがそんなに大きくなかったりすることもある
んですけど、そういうところもすごく頑張っているんですよね。頑張って地元を盛り
上げようとしてたり。そういうところが印象に残ってます。逆に都会はダンスがいっ
ぱいあったり、バリエーションも多くて、って感じですね。
■最後に、hmv.co.jpをご覧の皆様へのメッセージを!
みなさん、こんにちは!今回のファーストアルバム、持ってて損のない1枚やと思う ので、ぜひチェックしてくれたら嬉しいです。みなさんの地元に行くこともあると思 うんで、遊びに来てください。
ご協力ありがとうございました!
