惨劇に、挑め! ひぐらしのなく頃に 祭
2007年1月27日 (土)

昭和58年初夏。
例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、
昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれた。
ここは都会から遠く離れた山奥にある寒村、雛見沢村。
人口2千に満たないこの村で、それは毎年起こる。
――雛見沢村連続怪死事件――
毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。
巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
隠蔽された怪事件、繰り返される惨劇。
陰謀か。偶然か。それとも――祟りか。
いるはずの人間が、いない。いないはずの人間が、いる。
昨夜出会った人間が、生きていない。そして今いる人間が、生きていない。
惨劇は不可避か。屈する他ないのか。
でも屈するな。
運命は、その手で切り開け。
大人気PCソフトをPS2に移植。
本作は、大ヒットを記録したサスペンスアドベンチャーノベル 『ひぐらしのなく頃に』 のPS2移植版。
'02年に序章である 「鬼隠し編」 が発表されるや、そのシナリオの奥深さ、難易度の高い謎解きが、ネット上のブログ、BBSなどを中心に話題に。その後、足掛け4年に渡り全8編が発表され、昨年ついに「祭囃し編」にて完結を迎えた。
現在では、本編である8編が 『ひぐらしのなく頃に』 『ひぐらしのなく頃に 解』 の2つに纏められ、また昨年末には、番外編的な位置づけとなる 『ひぐらしのなく頃に 礼』 も発表された。
その「ひぐらし」が、コンシューマー向けにゲームシステムを一新。未だ見ぬエピソードを加え、PS2に登場する。

物語は昭和58年6月に架空の村「雛見沢村」で起こる怪奇事件をメインに進行、プレイヤーは複数人の視点を通して、この村で起こる怪奇事件を読み解いていく…。
ストーリー
主人公『前原圭一』は、雛見沢村へ引越してきたばかり。かつてのダム闘争で寂れたこの村は、新しい村人が増えることを快く歓迎してくれた。
明るく社交的な圭一は、学校でもすぐにクラスメートと仲良くなってゆく。世話好きなレナ、リーダー格の魅音、下級生の沙都子や梨花。
都会からやってきた圭一にとって、この村での生活は驚きの連続であり、かけがえのない仲間との他愛のない日常は永遠に続くかに思えた。
雛見沢村にまつわる、ひとつの謎を知るまでは……。
ある人物の一言、ひとつの行動を境に、世界は歪み始める。
豹変する仲間たち。追い詰められる主人公。誰を信じて、誰を疑えばいいのか…。

シナリオの魅力
『ひぐらしのなく頃に 祭』 は、 『弟切草』 『かまいたちの夜』などと同様、シナリオを読み進めてゆくタイプのアドベンチャーノベル。そこに、挿絵、BGM、SEなどの効果的な演出を盛り込むことにより、プレイヤーを物語の中に引き込んでゆく。
散りばめられた伏線、謎が謎を呼ぶ意外性のあるストーリー、そして魅力的なキャラクター達や美しい雛見沢村の描写なども、本作の大きな魅力となっている。
【根底にある物語の魅力】
物語を進める事によって数々の謎が残り、それらの謎が最後で1つに繋がる意外性と感動。
【キャラクター達の魅力】
主人公との繋がりで次第に明らかになる、それぞれの登場人物が持つ哀しく過酷な過去。
【ストーリー展開の魅力】
主人公の何気ない行動で、周囲の仲間たち、そして自分自身の感情や立場がガラッと替わり、全く違った視点から物語を体験出来る。
【シナリオシステムの魅力】
すべてを知った後で、惨劇を回避しようと試行錯誤して困難に立ち向かってゆく謎解きの楽しさ。

PS2版の追加要素
シナリオ途中での選択肢を追加
一本道の各編を読み終えるごとに、少しずつストーリーの全貌が明らかになっていくPC版とは違い、PS2版では、選択肢による分岐システムが導入されている。
PS2版では、大きく「前半パート」と「後半パート」の2つに分かれる。前半は、ある程度共通のルートを辿るが、そこに多数の「選択肢」が追加。ゲーム前半の何気ない選択により、途中細かい分岐を経て、大きく展開の変わる後半パートへと繋がる。
また、特定の「TIPS」を入手しているか否かによって、ストーリーが分岐することもあるという。
※TIPSとは?
ゲーム本編のシナリオを補足したり、理解を深めることを目的とした情報の総称。
テキストのみの用語説明や、ミニドラマ風の掛け合い、画像などで構成される。
ゲーム中、日付の変わり目や場面転換などの幕間で入手できる。

原作・竜騎士07が完全監修する新規エピソードが追加
新規追加シナリオは、前半パートの分岐ルートと、後半パートの「盥回し編」 「憑落し編」 「澪尽し編」の3編。特に「澪尽し編」は、原作の完結編である「祭囃し編」とは全く別の展開となるという。
3本とも、原作者である竜騎士07氏の完全監修の下に制作。オリジナルのファンも、違和感なく新シナリオをプレイできるだろう。
その他の新要素
キャラクターデザインは ニンテンドーDSの『怪盗ルソー』などを手がけたrato
背景デザインはメディア・ビジョン デザイン(「ワイルドアームズ」シリーズなど)
効果音(SE)やイベントCGによる演出の強化。
OP/EDは志倉千代丸プロデュース。BGMも志倉千代丸(5pb.)+磯江俊道率いるZIZZ STUDIOの「5zizz」が担当。
RMGが制作するオープニングムービーを収録。
アニメ版の声優による音声を収録。立ち絵に口パクを導入。
漫画「鬼曝し編」のヒロイン・夏美 がゲストキャラとして登場。

©竜騎士07・07th Expansion/Frontier Works・Alchemist
発売元:(株)デジタル・ゲイン
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

