どうしよう、みうらじゅん。

2006年10月25日 (水)



みうらじゅん、ってどんな人?

本名 三浦 純。

1958年2月1日、京都府生まれ。
血液型は、AB型。

東山高等学校卒業、
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。

職業については、エッセイスト、小説家、ミュージシャン、
ラジオDJ、ライターなど、幅広い分野で活動しており、
日本のサブカルチャーを代表する人物の1人とされている。

公表している職業は、「イラストレーターほか」で、
本人曰く、100以上の肩書きがあると言う。妻子有り。

高校時代から絵描きを目指し、2浪後に武蔵野美術大学に入学。

1980年に『ガロ』誌上でデビュー。
(ガロに持込をしたのは、他に掲載させてくれる
雑誌はない、と判断した為)。

1982年には、講談社の発行する週刊ヤングマガジンの、
ちばてつや賞で、佳作を受賞。

以後、『ビックリハウス』や『宝島
などの各雑誌で、エッセイやイラストを執筆。

1980年代後半から、テレビ・ラジオでの出演も増え、
多彩な活動を見せ始め、1989年には、
イカすバンド天国』に、喜国雅彦氏らと
「大島渚」(由来は、同名の映画監督の大島渚氏より)
という名のバンドを結成し、出演した。

1994年には、ハリウッド俳優のチャールズ・ブロンソン
男気に憧れるあまり、映画俳優の田口トモロヲ氏と
ユニット「ブロンソンズ」を結成。

1996年には、いとうせいこう氏と
「The Rock'n Roll Sliders」を結成し、
みうら氏が撮影した写真に、いとう氏が突っ込みを入れるという、
ザ・スライドショー』が初めて開催され、
以後、何度も開催される人気公演となる。

1997年に、自由国民社の『現代用語の基礎知識』による、
新語・流行語大賞のトップテンに、
「マイブーム」(後述)が選出され、表彰される。

2003年には、自伝的コミック『アイデン&ティティ』が、
田口トモロヲ氏の、初監督作品として映画化され、再び脚光を浴びる。

2004年度には、『シベリア超特急』が縁で交流のある、
水野晴郎氏が世話人を務める、
日本映画批評家大賞の功労賞を受賞。

勝手に観光協会』などのコラムの他、
エッセイ、小説など、文章の世界でも活躍中である。

ロックマニアとして知られ、主にボブ・ディラン
トム・ジョーンズなどの、キャラの濃いアーティストを愛好。

また、ファミコンなど8bit家庭用ゲーム機のマニアでもあり、
「クソゲー」は、自分が生んだ言葉だと、自認。

その他に趣味として、「仏像に関しても明るい」面も持ち合わせており、
いとうせいこう氏と、各地の仏像を見て回る 『見仏記』は、
書籍やDVDで、シリーズ化されている。

最近では、その流れから、仏教に通ずる人生観を語ることもあり、
いずれは、出家する計画もある。

また、お笑い評論家としての顔も持ち合わせており、
あの松本人志氏も、 「本当に信頼できる評論家は、
ナンシー関みうらじゅんだけ」と、高く評価している。




マイブーム

マイブームは、じゅん氏による造語。
「大ブーム」を捩り、myとboomを組み合わせた和製英語で、
「自分の中だけではやっている物や出来事」
といった意味で、使用される。

1994年に、笑っていいとも!のテレフォンショッキングに出演した際に
発言したのを機に、その語感の良さもあって、一般に広まっていった。

そして、1997年に新語・流行語大賞で表彰された。

同賞受賞語は、一般的にマスコミが多用する例はあるものの、
マスコミ外で流行したとは言い難いものがほとんどであり、
その年限りの一過性に終わり、死語と化すことも多い中で、
「マイブーム」はマスコミ外でも広く使われており、
受賞後も、廃れることなく使用され続けている、珍しい例といえる。

みうら氏自身は、マイブームは、
「自分だけのブームだけで終わらせず、他人に広めること」としており、
彼が注目した事柄は、自身が出演する番組や著作などの形で、
面白おかしく紹介している。

また、それらを世間に広める際は、
ムカエマ(ムカツク+絵馬)、いやげもの(嫌+土産物)、
カスハガ(カス+絵葉書)、とんまつり(とんま+祭り)、
ゆるキャラ(ゆるい+キャラクター)といった、
造語を用いることが多い。

らくがお(落書き+顔)、 奥村チヨ再評価、 シベリア超特急などは、
彼がきっかけの1つとなり、広く話題となった。




武蔵美出身というと、
わたしの心を鷲掴みにし、捉えて離さない、大竹伸朗氏。

只今、全国のあらゆるところで、
伸朗氏のフィーバー(個展の嵐)起こっておりますが、
ちなみに、東京都で拝むことのできるものは、
全景旅景ヤバな午後で、開催中でございます。
この、大竹氏とは、スクラッパーということでも、
共通点があるご様子。

En-taxi: No.15』という雑誌での、
対談&直島を訪れた際の原稿が、
あまりにも、ハードヒットだったため、
じゅん氏を、美術面から取り上げたくなってしまった次第です。

そして、武蔵美後輩に、
リリー・フランキー氏がいるのですが、
井上陽水氏× リリー・フランキー氏の
対談も掲載されており、こちらでも、
陽水氏が、みうらじゅん氏を大絶賛。

彼ほど、先輩後輩というゲームの役割を、
ちゃんとやるやつは、いない、と。

そうやって、人から人へ、じゅん氏が、
濃ゆーいヴァイヴスをスイートに漂わせておりますが、
「いつ寝てるんの?って言われたいんだよ」
と、話しておりました。



幼い頃から、誰に頼まれることなくコツコツと、
スクラップを貼り続けてきた、スクラッパー。

怪獣写真切り抜きから始まり、仏像、とんま、
エロと、風の日も雨の日も、童貞喪失後も、
夢中で貼った!貼った!貼った!と、あります。

しかし、言うなればそれは他人のもの。
いくら貼ったところでそれが、オリジナルになるわけではない。

オレの中に昔からある、
オリジナル・コンプレックス(通称・オリコン)
と、ロックの最大の妨げである、中流コンプレックスが合体し、
「こんなものでもよければ」と、来客の接待用としてだけ、
スクラップを見せていた、のだという。

誰に注目されるでもなく、やれと言われているのでもなく、
ただ、貼りたいから貼る。毎日貼らないと、落ち着かない。

そんなスクラップを、夜な夜な通じて、自分の中の、
あらゆるインスピレーションや構想を練っているのでしょう。

圧倒的な現代の情報量において、
選び取るのは、己の感性からしか、ありませぬ。

まず、好きというものを見つけること。
そしてそれを、続けられること。
の後は、終わりのない、自分を見つめることなのでしょうね。

いつも、1人のアーティストで1つの作品を取り上げ、
そのバイオグラフィーも交え、ご紹介しているのですが、
今回ばかりは、作品を限定しないことに、致します。

だって、彼、多作なんですもの。


たのしいお酒を飲む機会が増えてくる、この季節。
人にお酒を飲ませる「コール」というサブカルチャーが、
着実に進化を遂げた「コール」を、完全網羅。
全日本コール選手権』を。

じゅん氏が切り取る写真に、せいこう氏の突っ込みがのる、
コラボレーションが気になる方は、『ザ・スライドショー』を。

仏の御光に導かれ、仏にまつわるいろいろ、
各地のお寺や仏像を見届けたいのなら、 『見仏記』を。

そして、盛んに動き出している、
勝手に観光協会』を。←記事もあるよ!

D.T.界のゴットファーザーの彼が、コメントで斬る、
40歳の童貞男』を。 ←記事もあるよ!


映画でいうのなら、「ある視点」の部門で表彰されそうな、
じゅん氏のアイデアの宝庫、 書籍などからも、
気になったものから、じゅんじゅんに、追ってみて下さい。



わたしは、人がすきなのです。
だから、すきになってしまうと、
お伝えしたく、なってしまうんです。

だから、『情熱大陸』とか 『トップランナー』は、らぶ。


ということで、じゅん様。

キープ・オン・スクラッパー!
キープ・オン・ロックンロール!

わたしのマイブームは、あなたです。


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みうらじゅんの脳内