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エポカ・ヂ・オウロ経由注目の歌姫登場!

Monday, July 11th 2005

カエターノも絶賛した衝撃のサウダーデ・ディーヴァ!

既にブラジル音楽ファンの間では、その存在が周知であった実力者ディーヴァ松田美緒が遂にビクターからメジャー・デビュー決定となりました。

その歌声は、小野リサを引き合いに出されますが、アルバム・タイトルに“大西洋”-アトランティカを冠す辺りは彼女の豪快で体当たりする個性に溢れています。

実際、ポルトガル圏の国々を自分の足で回り、自分でコネクションを作った、という物凄いヴァイタリティの持ち主。

卓越したそのヴォーカルは、実はAmalia Rodriguesアマリア・ロドリゲスがルーツ。アマリアのファドに出会い独学でポルトガル語を修得、ポルトガルへ渡り、持ち前のコスモポリタン精神で心惹かれる音楽を現地で吸収し、国境を感じない音楽を追い求めている。

そんな彼女が出すべくして出したアルバムAtlanticaは、なんとCafe Brasilシリーズの大ヒットで御存知Epoca De Ouroエポカ・ヂ・オウロ(カフェ・ブラジル) のホジェリオ・ソウサをプロデューサーに、ブラジル、ポルトガルの豪華ミュージシャンとリオでレコーディング。

彼女が『このアルバムで、3つのポルトガル語圏の国々の音楽や詩に如実に表れる感情“サウダーデ”をファド、ショーロ、モルナ、サンバなどのジャンルにとらわれず、大西洋という大きな枠の中で表現したいと思った。』

と言っている通り、見事にポルトガル、カーボ・ヴェルデ、ブラジル3国の国境を越え「サウダーデ=郷愁」を歌い上げた入魂の仕上がり。能書きよりも聴いて和んで味わいたい、そんな作品です。小野リサの新作と聴き比べてみるのも一興!

〜ライナーノーツより〜
『大西洋の旅はまず、「Atlantica」から始まる。ファド「Lisboa Cidade」「Disse-te Adeus e Morri」を続けたのは、切ないリスボンの波止場から船出する感じを出したかったから。次はカーボ・ヴェルデのサン・ヴィンセンテ島。

「Saiko」で思いっきり陽気なクレオールの仲間達と踊り、遠い水平線に落ちていく夕陽を見つめた後(「Traz d'Horizonte」)、洗練されたギターの和音が響き(「Duas Contas」)ブラジル・リオへ到着。バイーアの海の哀しいお話を明るくサンバで踊り(「Conto de Areia」)、また新たな旅へ(「Canto Nenhum」)。

それからは、どこへ行くのかわからない。夢をなくしたのはどこの浜辺だったか(「Naufragio」)、立ち寄って船乗りと騒いだのはどこの港だったか(「Timoneiro」)、そしておぼろげに憶えているメロディーを口ずさむ(「Lua Luminosa (Amefuri-Otsuki)」)。最後に立った海辺でもう一度、遥かな大西洋を見つめ、やがて波に運ばれていく(「Veleiro」)。

漠然と抱いていた“大西洋”アトランティカのアルバム、作ってみて初めて自分がなんて大きな存在を相手にしていたのかに気がついた。航海はまだ始まったばかり。追い風を背に、帆を膨らませて旅を続けよう、と思う。  − 松田美緒

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Atlantica

CD

Atlantica

Mio Matsuda

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Release Date:24/August/2005

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