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壮大なスペクタクル・サウンド! 戦争音楽セット(3CD)

2003年10月24日 (金)

戦争音楽セット(3CD)


 映画が誕生して100年以上になりますが、モニュメンタルな大作映画のテーマとして戦争ものは欠かせません。これまで、各国の映画会社が総力を挙げて制作し、たくさんの感動的な名作映画が生み出されてきました。
 戦後は、ハリウッドで節目節目に巨額の費用を投じてスペクタル巨編が作られる一方、ソ連も物量にものを言わせて国威発揚のための大長編戦争映画を次々と生み出し、映画の世界でも東西冷戦の火花を散らしていました。
 こうした戦争映画には、潤沢な制作費のお陰で音楽面でも充実しているものが多数見られます。クラシック音楽調の管弦楽編成と相性がいいことも相まって、いわゆるシンフォニック・スコアの名作が集中しています。

 今回特別企画として、マルコポーロとcpoレーベルの中から、第二次世界大戦をテーマとして撮影された戦争映画音楽のCD三点を選び出し、特製カバーBOXと日本語解説を付けてお求め安い値段で発売することになりました。すべて、オリジナル・スコアに基づくデジタル録音です。1999〜2000年録音の最新音源です。

 戦後ソ連が東側陣営盟主の威信をかけて次々と世界に発表した大作戦争映画の嚆矢となった「ベルリン陥落」(1950)は、露骨にスターリンを賛美した内容から、当のソ連でスターリン没後お蔵入りとなっていた曰くつきの作品ですが、国策映画らしくショスタコーヴィチを起用しています。ショスタコーヴィチ最大の体制迎合作品という問題作とされていますが、一連の交響曲に通じる英雄的に盛り上がる雄渾な楽想には痛快なものがあります。一般にはプロコフィエフの方が映画音楽を器用に作ったと評されていますが、実際に聴いてみると、ショスタコーヴィチならではの機知や諧謔が盛り込まれた充実した音楽であることが判ります。経歴上は不名誉なものかもしれませんが、この作品の音楽的な価値は後世に残すべきものでしょう。アドリアーノ指揮モスクワ交響楽団による本場ものの演奏です。

 日本では封切られることのなかった「攻撃目標、ビルマ!」(1945)は、戦争中にハリウッドで作られた戦意高揚のための国策映画です。映画そのものはありがちな連合軍賛美の内容のようですが、音楽はドイツで音楽を学んでハリウッドに移住したフランツ・ワックスマンが担当し、戦争映画に相応しい豪快で華麗な響きを聴くことができます。ストロンバーグ指揮モスクワ交響楽団の演奏です。

 戦争映画ファンにとって永遠のスタンダードともいえる名作「バルジ大作戦」(1965)は、60年代のハリウッドを代表するオールスターキャストと多人数のエキストラを動員した壮大な作品です。フランコ将軍治下のスペイン軍が全面協力し、本物の戦車の大群が戦車戦をするシーンの迫力でも話題となりました。音楽は、ユダヤ系イギリス人ベンジャミン・フランケルが担当し、マーラーばりの壮大な管弦楽編成が圧倒的な表現力を誇る傑作です。有名な「パンツァー・リート(戦車兵の歌)」をメインテーマにしているところが何ともユニークです。フランケルはシリアスな交響曲を8曲も残した人であり、このドイツ軍の愛唱歌を基調にして、前衛風の陰翳のある複雑な表情をつけているあたり、卓越した作曲能力を示しています。トラック6では、映画での印象的なシーンの通り、足音を踏み鳴らしながらの「パンツァー・リート」合唱を聴くことが出来ます。現代音楽のスペシャリスト、W・アルベルト指揮クィーンズランド交響楽団による演奏です。

 この3枚組みセットは、特製BOX入りで、お求め安い特別価格となっています。クラシック系映画音楽評論家としてメディアで活躍中のサウンド&ビジュアル・ライター前島秀国氏による書下ろしの日本語解説付です。各作品の作曲の経緯にまつわる興味深いエピソードに加えて、映画の中での使われ方や映画そのものの解説など読み応えのある文章です。各映画のインデックス・データも完備しています。「パンツァー・リート」のドイツ語歌詞と前島氏による日本語訳も掲載されています。

※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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戦争映画音楽セット(3CD)

CD 輸入盤

戦争映画音楽セット(3CD)

価格(税込) : ¥3,850
会員価格(税込) : ¥3,350

発売日:2003年11月29日

  • 販売終了

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