【発売】ガルシア=アラルコン&カペラ・メディテラネア/ガルシア=アラルコン:『イエスの受難、またはユダの福音書』(2CD)
2026年04月09日 (木) 16:00 - HMV&BOOKS online - Classical

多様な様式で織りあげられた『フュージョン古楽』の新作オラトリオ
アルゼンチンに生まれ、フランス語圏を中心にバロック作品の指揮者として高く評価されてきたレオナルド・ガルシア=アラルコン[1976-]が、自ら作曲家として長年の構想を形にしたオラトリオ『イエスの受難、またはユダの福音書』の全曲録音。彼が生まれた頃に古代ローマ末期の写本が発見された聖書外典「ユダの福音書」を軸に編まれた全9歌からなるイエス受難と復活の物語で、台本には当該の古文書の他にも新約聖書や中世の聖歌、ルター派コラール、バロック期の讃歌、倒錯的な映像監督として知られるP.P.パゾリーニの宗教詩など広範な史料から引用がなされています(台本:マルコ・サッバティーニ イタリア語/一部にドイツ語・ラテン語など含む)。
20世紀ラテン・アメリカ文学を代表する博覧強記の作家J.L.ボルヘスと、ガルシア=アラルコン自身も深く傾倒してきた作曲家バッハへの敬愛が込められた当作品には「オラトリオ形式の音楽によるカノンの迷宮」との副題が添えられています。グレゴリオ聖歌からアルゼンチン・タンゴに至る様々な時代の書法がバロック期の対位法とかけあわされた音楽には、随所でソロを聴かせるバンドネオンと、古楽器・現代楽器・電子楽器を交えたオーケストラを動員。ボルヘスの作品のように迷宮のごとく時代と思想を行き来しながらイエスの物語を辿るうち、聖書正典で裏切者とされてきたユダの存在意義を問い直す外典のパラドックスが古楽復興という現代的行為のそれと体感的に重なる聴覚体験は、まさに21世紀の古楽シーンからこそ生まれ得たものと言えるでしょう。100ページを超える充実ブックレット(仏・英・独語)には英・独語の対訳付き台本全文のほか、ガルシア=アラルコンへのインタビューと、彼が少年時代に記したボルヘス的短編小説も収録。(輸入元情報)
【収録情報】
● ガルシア=アラルコン:『イエスの受難、またはユダの福音書』〜オラトリオ形式の音楽によるカノンの迷宮(2018/2022)
Disc1
・Incipit(始まり)
・Canto ΑΩ - La Crocifissione(アルファとオメガの歌:イエスの磔刑)
・Canto I - Chaos(第1歌:混沌)
・Canto II - Il Sepolcro vuoto(第2歌:空になった墓所)
・Canto III - La voce della Madonna(第3歌:マグダラのマリアの声)
Disc2
・Canto IV - Il Sogno degli Apostoli(第4歌:使徒たちの夢)
・Canto V - Il Sogno di Yehudah(第5歌:ユダの夢)
・Canto VI - La Missione(第6歌:伝道)
・Canto VII - Il Dilemma(第7歌:ジレンマ)
・Canto VIII - Il Tradimento(第8歌:裏切り)
・Canto IX - La Resurrezione interiore(第9歌:内なる復活)
アンドレアス・ヴォルフ(バス/イエス)
マリアナ・フローレス(ソプラノ/マグダラのマリア)
アナ・キンタンス(ソプラノ/マリア)
ジュリー・ロゼ(ソプラノ/天使)
マーク・ミルホーファー(テノール/ユダ)
ヴィクトル・シカール(バス・バリトン/ペテロ)
マクサンス・ビリエマ(テノール/トマス)
ジョナタン・スピシェール(テノール/ヨハネ)
フレデリコ・プロジェクト(テノール/マタイ)
ナミュール室内合唱団
レ・パストゥロー少年合唱団
カペラ・メディテラネア
ウィリアム・サバティエ、マクシム・ポワン(バンドネオン)
レオナルド・ガルシア=アラルコン(指揮)
録音:
2023年9月29日〜10月1日 ベルギー南部ナミュール州ナミュール、グラン=マネージュ
2024年9月11,12日 ジュネーヴ、ラ・シテ・ブリュ
ブック型装丁
Showing 1 - 20 of 23 items
表示順:
※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

