M1グランプリ2025 振り返り ― 勝ち上がり、這い上がり、頂点へ ―

2025年12月25日 (木) 16:30

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M-1グランプリ2025が終わり、今年も漫才の熱気と笑いにあふれた時間が過ぎていきました。日本中を笑わせたいという思いを胸に集まった漫才師たちの姿は、改めてこの大会の特別さを感じさせてくれます。

優勝したコンビはもちろん、多くの漫才師たちが見せた個性あふれるネタや全力の舞台も、多くの人の記憶に残ったことでしょう。
来年はどんな笑いが生まれるのか、今から楽しみに思わずにはいられません!

【※以下、ネタバレあり】

M-1グランプリの歴史

M-1グランプリは、2001年にスタートした「漫才師の登竜門」ともいえる漫才コンテストです。 初代優勝者の中川家をはじめ、多くの漫才師たちが“日本一の漫才師”を目指して挑戦してきました。

ただのコンテストではなく、漫才のテクニックや面白さを思いっきり競う舞台でもあります。 同時に多くの漫才師が名声を手にするチャンスでもあります! 毎年新しい才能や人気漫才師が誕生し、漫才界を盛り上げてくれます。

決勝の舞台に立つ漫才師たちの姿は、毎年観客の胸を高鳴らせます。全国の強者たちが一堂に会して競い合う瞬間は、まさに笑いの祭典です!

結果は一晩で決まるけど、記憶はずっと長く残る、熱い戦い!

M-1グランプリ2025

敗者復活戦

M-1漫才トーナメントの「敗者復活戦」も、この大会を語るうえで欠かせない特別な舞台です。

敗者復活戦とは、準決勝で敗退した漫才師が再び決勝に挑むチャンスを得る制度で、単なる再挑戦の場ではありません。
過去には敗者復活戦から決勝に進み、名を馳せた漫才師も数多く存在します。
一発勝負に全力をかける姿には独特の緊張感とドラマがあり、観る者をぐっと引き込みます。この緊迫した舞台ならではの雰囲気もM-1の大きな魅力のひとつです。

敗者復活戦出場
おおぞらモード(浅井企画)、20世紀(吉本興業)、ゼロカラン(吉本興業)、イチゴ(吉本興業)、ミカボ(吉本興業)、 ネコニスズ(タイタン)、TCクラクション(グレープカンパニー)、ひつじねいり(マセキ芸能社)、フランツ(マセキ芸能社)、 センチネル(太田プロダクション)、カナメストーン(マセキ芸能社)、例えば炎(吉本興業)、ドーナツ・ピーナツ(吉本興業)、 カベポスター(吉本興業)、 今夜も星が綺麗(プロダクション人力舎/SMA)、大王(吉本興業)、生姜猫(吉本興業)、 黒帯(吉本興業)、スタミナパン(SMA)、ミキ(吉本興業)、豆鉄砲(ワタナベエンターテインメント)

決勝戦

2025年12月21日(日)――ついに年に一度の漫才師頂点を決める決勝戦が行われました。
決勝戦には、敗者復活戦を勝ち抜いたカナメストーンを加えた10組が出場しました。

最終決戦には、エバース、ドンデコルテ、たくろうの3組が出場。
決勝初進出の"たくろう"が見事優勝し、賞金1000万円を手にしました!!

決勝戦出場
真空ジェシカ(プロダクション人力舎)、豪快キャプテン(吉本興業)、ヨネダ2000(吉本興業)、めぞん(吉本興業)、 ドンデコルテ(吉本興業)、カナメストーン(マセキ芸能社)、エバース(吉本興業)、たくろう(吉本興業)、 ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)、ママタルト(サンミュージックプロダクション)

歴代王者

M-1グランプリ2025 
優勝 たくろう

PROFILE
主にボケ担当の赤木裕(1991年10月24日生まれ)と主にツッコミ担当のきむらバンド(1990年1月28日生まれ)の二人で2016年3月9日結成された、吉本興業所属のお笑いコンビ。NSC37期。絶妙なバランスと独特のリズムが生み出す、唯一無二の漫才スタイル。
結成からわずか5カ月で大阪・よしもと漫才劇場のネタバトル「Kakeru翔グランプリ」で優勝。2019年、「第8回 ytv漫才新人賞決定戦」、2024年「第54回 NHK上方漫才コンテスト」準優勝。M-1グランプリ2025で7年ぶりの準決勝進出。初の決勝進出を果たし、優勝した。


王者
2025年 たくろう
2024年 令和ロマン
2023年 令和ロマン
2022年 ウエストランド
2021年 錦鯉
2020年 マヂカルラブリー
2019年 ミルクボーイ
2018年 霜降り明星
2017年 とろサーモン
2016年 銀シャリ
2015年 トレンディエンジェル
2010年 笑い飯
2009年 パンクブーブー
2008年 NONSTYLE
2007年 サンドウィッチマン
2006年 チュートリアル
2005年 ブラックマヨネーズ
2004年 アンタッチャブル
2003年 フットボールアワー
2002年 ますだおかだ
2001年 中川家
※2011〜2014年開催なし

笑ってるのに、なぜか泣きそうになる。
それがM-1!今年も熱かった!

2025年12月28日(日)22:30から放送されるアナザーストーリーも楽しみ!ネタの裏側にある努力や葛藤、一組一組にドラマがあるから絶対見逃せない…!


過去大会の映像作品はこちら


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まとめ

歴代王者たちがそうであったように、今年も新しい笑いが提示され、観客を強く惹きつけました。
漫才を見て声を出して笑った瞬間、笑いがもたらす幸せな瞬間こそ、M-1グランプリの醍醐味です。
来年はどんな漫才に出会えるのか――そう思わせてくれること自体が、この大会の大きな魅力なのかもしれません。

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この記事を書いた人

えいちゃん

ライブやサッカー観戦が好き!最近のマイブームは古いデジカメを持って写真撮りながら散歩すること。
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