ワイルド・ホーシズ CD６枚組コンプリートボックス『Standing Our Ground: Complete Recordings 1978-1981』2026年2月28日 (金) 発売

ワイルド・ホーシズ CD６枚組コンプリートボックス『Standing Our Ground: Complete Recordings 1978-1981』2026年2月28日 (金) 発売

元シン・リジィのギタリスト、ブライアン・ロバートソン、元レインボーのベーシスト、ジミー・ベインを中心に1978年に結成されたハードロックグループ、ワイルド・ホーシズ。1982年の解散までに残された２枚のアルバム『The First Album』『Stand Your Ground』のオリジナルミックスに、２作品の2025年最新リミックス、シングルAB面曲、ライヴ音源、リミックス、デモなど多数のレア音源を追加した CD６枚組コンプリートボックスがリリースされる。本ボックスには、ゲイリー・ムーアやシン・リジィのフィル・ライノットら豪華ゲストの参加もフィーチャーされている。

結成当初は、ドラムにケニー・ジョーンズ（フェイセズ、ザ・フー）、ギターにジミー・マカロック（ウイングス、ストーン・ザ・クロウズ）が参加したが、ロバートソンとベインに、ドラマーのクライヴ・エドワーズ（ウリ・ジョン・ロート、UFO、パット・トラヴァース）とマルチインストゥルメンタリストのニール・カーター（UFO、ゲイリー・ムーア）が加わり、ラインナップが固まった。

1979年のレディング・ロック・フェスティヴァル出演後、彼らはEMIと契約。イエスのトレヴァー・ラビンがプロデュースを手がけたデビュー作『The First Album』を1980年にリリース。「Criminal Tendencies」「Face Down」「Flyaway」といったシングルをフィーチャーしたバンドのハードロックアプローチは、70年代後半から80年代初頭にかけて盛り上がりつつあったNWOBHMシーンに乗じて、幅広い商業的アピールを獲得した。

ニール・カーターは1980年にUFOに加入するため脱退し、代わりにジョン・ロックトンがギタリストとして参加。彼らのセカンドにして最後のアルバム『Stand Your Ground』が1981年にEMIからリリースされた。「I’ll Give You Love」「Everlasting Love」といったシングルが収録された本作は、バンド自身とキット・ウールヴェンがプロデュースを担当している。

バンドはセカンドアルバム発表後、1982年を迎えることなく解散。その後、ブライアン・ロバートソンはモーターヘッドを経てフランキー・ミラー・バンドへ、ジミー・ベインはロニー・ジェイムズ・ディオのディオで大成功を収め、クライヴ・エドワーズはUFOに加入した。

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