マルティン・ガルシア・ガルシア/ガルシア・ガルシア:アブストラクト集、モンポウ:『沈黙の音楽』より
2025年10月10日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ショパン・コンクール・イヤーに贈る、ガルシア・ガルシア最新作!
配信限定タイトル『沈黙の音楽』が初CD化!
スペインの俊英ピアニスト、マルティン・ガルシア・ガルシア。2021年の第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位と「協奏曲賞」に輝き、深い感性と独創的な解釈で世界を魅了した彼が、作曲家としての新たな一歩を刻むアルバム『沈黙の音楽』。
本アルバムは、パンデミック下のニューヨークで書かれた自作『アブストラクト集』と、敬愛する作曲家フェデリコ・モンポウの代表作『沈黙の音楽』を並置し、音と沈黙の関係を探る、きわめて個人的かつ哲学的なプログラムです。静寂の中に潜む緊張や記憶、孤独を描く『アブストラクト集』と、モンポウが生涯をかけて追求した「静けさの芸術」である『沈黙の音楽』。どちらの作品も「沈黙は単なる静かな虚無ではなく、期待に満ちた空間である」という信念のもと、音が消えた後にこそ響く「真の音楽」を探求しています。
ファツィオリF278と1916年製スタインウェイBという2台の銘器を用いたこの録音は、もともと配信限定で公開されていましたが、今回、2025年の来日公演を記念して待望のCD化が決定。前作『Even-Tide〜夕まぐれ』でショパンとブラームスの精神的対話を描いた彼が、今作では「沈黙」という普遍のテーマを通して、音楽の本質と人間の内奥に光を当てます。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ガルシア・ガルシア:アブストラクト集 Op.1
アブストラクトI - モンポウを称えて(DGG)
アブストラクトIV - 沈黙(HGR)
アブストラクトV - 灰色のホームシック(JMGM)
アブストラクトVI - 青色のホームシック(MA)
アブストラクトVII - 停止状態で(GE)
アブストラクト IX - 岩のようにごつごつとグロテスクに(JB)
アブストラクトX - ある子守歌のかすかな記憶(SR)
アブストラクトXI - 沈黙の後奏(TT)
2. モンポウ:『沈黙の音楽』より
沈黙の音楽 第1巻:VII - レント
沈黙の音楽 第2巻:XVI - 静かに
沈黙の音楽 第3巻:XX - 静かに
沈黙の音楽 第2巻:XI - アレグレット
沈黙の音楽 第2巻:X - レント - カンタービレ
沈黙の音楽 第2巻:XIV - 厳格に - 真摯に
沈黙の音楽 第2巻:XII - レント
沈黙の音楽 第4巻:XXVIII - レント
マルティン・ガルシア・ガルシア(ピアノ)
使用楽器:
ファツィオリ F278(2)、1916年製ハンブルク・スタインウェイ B(1/2020年にKlavierhausが修復)
録音時期:2024年8月(2)、2020年(1)
録音場所:イタリア、サチーレ、ファツィオリ・ホール(2)、ニューヨーク(1)
録音方式:ステレオ(デジタル)
解説日本語訳&日本語曲目表記オビ付き
解説:ダニエル・ガルシア・ガルシア(日本語訳:生塩昭彦)
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

