日本国内製のいわゆる『国内盤』のレコードが今、海外のコレクターから注目を浴びています。
ロック・ポップスなどの洋楽はもちろん、ジャズの人気もまた上昇が止まりません。
ここでは国内盤がどのように人気を集めるようになったかを、簡単に紹介していきます。
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1. ジャズはやっぱり"オリジナル"の時代
私がJAZZを聴き始めたのは2000年頃。その頃はまだ海外のオリジナル盤志向が強い時代でした。
当世、タイムリーに聞いていた世代が、心の一枚を求めてこぞって中古レコードセールの列に並んでいたもの。
そうして手に入れた自慢の一品は、コレクターのステータスとなり、名だたる収集家たちがその価値を競い合っていたいました。
2. 国内盤と和ジャズ人気の隆盛
それに対し、国内盤レコードは軒並み安価で、小銭で買えるものも多く、ライトファン達の独壇場だったのです。
昭和の日本人ジャズもまだまだ評価が低く、"和ジャズ"という言葉が産まれるのも、もう少し後のことになります。
しかし、復刻盤やガイドブックの出現で、JPNオリジナルの再評価が進みだしたのは、それから10年も経たぬ間のことでした。
その熱量の高まりは急激に押し寄せ、少し前の感覚では追従できない時代となります。現在、和ジャズに至っては、手も出せないほど高額になったタイトルも数多存在するのです。
3. なぜ国内盤なのか?
国内盤は、日本製ジャケットと盤の質、そして世界的に見ても珍しいほど保存状態が良いことがコレクターの目に止まり、注目されるきっかけとなりました
以前はロックほど気にされなかった帯の有無も重要になってきたのが現状です。
4. 不動の人気:ビル・エヴァンス
中でもBILL EVANSの諸作品は、その人気からオリジナル盤と見紛うほどの値段が付きやすくなります。
「ニュー・ビル・エヴァンス(原題『From Left To Right』(当時のカタログ番号:MM2025)」は、帯付きで、かつ状態が良ければ万を超えることも。

(参考画像)買取日:2022/6/21
このタイトルに限らず、かつての何倍もの高値が付くものが増えております。
これを読んでいるあなたのお宅にも、当時買ったものが一,二枚あるのではないでしょうか。
当時評価の低かった本物たちは、逆流のポロロッカに乗って私達の胸元にまで押し寄せているのです。
HMV買取センター
担当:田中勝
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