9月のレコメンド全12タイトルのレビューを公開。
HMV&BOOKS online-Japanese Pop|Tuesday, September 9, 2025 20:00
2025年09月30日 (火) 20:00
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全曲解説テキスト by 葉月(Vo) 玲央(Gt) 悠介(Gt) 明徳(Ba) 晁直(Dr)
“THE AVOIDED SUN”の核をなす楽曲だと思います。この曲のサビが完成したことで、アルバムの方向性がハッキリと見えました。
(葉月)
2007年リリースから近年に至るまで、ライブでの定番を担っているlynch.の代表曲。「主旋律をギター隊が歌い、シャウトをボーカルが担う」というサビの歌の振り分けが当時としてはとても新鮮だったようで、多くの関係者から賞賛の言葉を頂戴したのを覚えています。
(玲央)
lynch.らしいキャッチーさとアッパー感が詰まった一曲ですね。それまでシンガロングできるような曲がなかったから、lynch.に新たな風を運んできてくれたなと当時は感じていましたね。
後に「ADORE」が出てきたことにより、ちょっと影を潜めてしまったけど(苦笑)
リテイクではギターのアプローチを少し変えているので、オリジナルと聴き比べるのも面白いと思います。
(悠介)
このテンポ感の曲もlynch.の武器のひとつなんです。
重厚さと奥行きのバランスが素晴らしい。
(明徳)
いまだにこのサビのリズム叩いてる曲に出会ったことないってくらい特殊なリズム、裏打ちでこのキック入れてる曲はないと思う。
(晁直)
ポップなようで切なくて、キャッチーなようで触れたら壊れてしまいそうな世界が、昔から大好きです。
(葉月)
こちらもリリース当時の定番曲で、イベントライブでは欠かさずと言っていいほど演奏していました。短い時間のイベントライブにおいてBPMの速い曲を持ってくることがセオリーだった中、ミドルテンポ寄りのこの楽曲が際立ち、lynch.の存在感を示してくれました。
(玲央)
自分の中でライブで馬鹿になれる曲っていうのが何曲かあるのですが、そのうちの一曲ですね(笑) そして、ライブでとても疲れるアスリート曲です(笑)
(悠介)
インダストリアル風味のハードコアナンバー。
メタルとは違う荒めのリフと間奏への流れが最高。
(明徳)
当時はこんなものかな?って叩いたけど、ライブでやるにつれてセクション毎の空気に合わせて変化していった曲って印象あります。
シンプルだけど意外とアクセントのタイミングで鳴らす太鼓の音気ぃ使ってる。
(晁直)
よくこれを二十代半ばで作ったなあ、と思います。大切な曲です。
(葉月)
ピアノから始まることで、“lynch.=無骨”なイメージを打破し、その後の楽曲の幅を大きく広げるきっかけにもなった大事な一曲。収録曲順同様にライブでの1曲目に演奏することも多いですが、ラストも飾れるほどの力を持った名曲だと思います。
(玲央)
言わずもがなlynch.の代表曲。
lynch.で初めてMV撮影をした曲でもあります。それにしても、まさかここまでの曲になるとは当時は思ってもみなかったですね。皆さんに大切に育ててもらった曲だなと思っています!!
(悠介)
イントロのギターが最高です。
細かな休符が多い曲なので楽器のノリが顕著に現れていて音楽的で楽しい。
(明徳)
この時期「THE UNIVERSE」もそうだけど6連の3発を入れがちというか自分の中で流行ってたというか、結構象徴的なキックだったから再現しましたけども、当時何となくやってたんだなぁって。
ちゃんとやると難しい
(晁直)
新たに日本語詞を書き下ろしました。
当時は絶対に英詞が良かったんだけど……時の流れは面白いですね。
(葉月)
lynch.の“闇”の部分を表現した代表曲。アンダーグラウンドなニューウェーブっぽい要素と歌メロのキャッチーさが混在したlynch.ならではのアンサンブルが心地よく、現在でもライブで披露することが多い楽曲です。
(玲央)
「DAZZLE」同様、ライブで馬鹿になれる曲(笑) サビで皆さんが飛び跳ねてくれるから、テンション上がる曲でもあります◎
(悠介)
僕の推し曲です。
いま一度、この曲はブチ上がるってことをメンバーの皆にアピールしていきましょう!
(明徳)
あからさまに変わった箇所が、Aメロ部分の弦楽器とドラムがよりユニゾンしてるっていう、
当時はできなかったんでしょうね、そのままのドラムを何気に叩いてきたけど、いざ録り直す時に、「あれ?これもっとユニゾンできるじゃん」って思ってよりリフ寄りなドラムになりました。
(晁直)
今も昔も、とても美しい曲だなと感じます。
超ファストなハードコアなんだけど、人がその人生に幕を下ろす時の心模様、こんなイメージです。極限。
(葉月)
前作のリテイクアルバムのリリースツアー中にメンバーで方針を決めた書き下ろしの新曲。東京ガーデンシアター公演を意識しながらも、皆さんが捉える“lynch.らしさ”をふんだんに詰め込んだ疾走感と重厚感が共存したこれからの代表曲。
(玲央)
「悠介といえばディレイ」の起源の曲。
この曲のおかげで自分らしさをlynch.で表現できるようになりましたね。
これ以降、楽曲の色付けの幅も広がったので、バンドにとっても大切な一曲だと思っています。
(悠介)
B minor 1発で成立する漢気溢れるシンプルさ。
綺麗な間奏からラストまでの流れがカオスでドラマティックで美しい。
(明徳)
当時シングルだから詰め込んでるなぁーっていまだに思う部分はあるんですが、意外と嫌いじゃない詰め込み方で特に変えず。 「JUDGEMENT」とかもそうだけど詰め込みすぎなんだよね でも嵌ってるから否定しないしこれでいいかって。
(晁直)
これもとても美しい曲ですね。この楽曲がこれからも半永久的に残っていくのだと思うと、すごく嬉しいです。
(葉月)
ラストインディーズシングルとして制作したlynch.の代表曲。今後のlynch.に対する不安を払拭すべく、己を貫く姿勢を音にした楽曲。各パートの見せ場も盛り込み、ライブ映えする一曲となりました。
(玲央)
GENRE:LOUDROCK, HEAVY ROCK
時を経て進化した珠玉の名曲たちと
最新曲が聴ける20周年記念作品第2弾!
危なっかしい程の先鋭性に満ちたオリジナル曲たちも最高なのだが、揺るがぬ貫録を湛えた新録曲たちは至高の仕上がりかと。“lynch. 20th ANNIVERSARY PROJECT”の佳境で発表される本作『THE AVOIDED SUN / SHADOWS』は『GREEDY DEAD SOULS / UNDERNEATH THE SKIN』に次ぐ、全4枚構成のリテイク・アルバム第2弾。特に生まれ変わりぶりが顕著なのは、2007年にリリースされた『THE AVOIDED SUN』収録曲たちで、葉月の声色からして当時とは響きが異なる。“I’M THE BRINGER OF LIGHT”の歌詞が力強い、新曲「BRINGER」を聴ける点もありがたい。
杉江 由紀【ライター推薦】
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