【発売】佐伯香織/ツェルニー:ピアノ・ソナタ集 第1集
2025年07月03日 (木) 19:00 - HMV&BOOKS online - Classical

練習曲の陰に埋もれたツェルニーの芸術作品に迫る!
ベートーヴェンの弟子にしてリストの師としても知られるカール・ツェルニーは、ピアノを学ぶすべての人にとって不可欠な存在であり、数多くの練習曲を残したことでも知られています。しかし、その教育的側面ばかりが注目され、作曲家としての芸術性や創造性は長らく過小評価されてきました。
本アルバムは、ツェルニーの演奏会用作品に光を当て、その真価を再発見する貴重な試みとなっています。演奏会用に書かれた2つの大規模なピアノ・ソナタに加え、バッハへの敬意を込めた『古典様式のピアニスト』からリストに献呈されたニ長調の『前奏曲とフーガ』を収録。技巧と構成の緻密さに満ちたこれらの作品からは、古典派とロマン派の橋渡しをするツェルニーの作曲家としての姿が鮮明に浮かび上がります。
演奏は、ウィーン在住の日本人女性ピアニスト、佐伯香織。佐伯はウィーンのプライナー音楽院でシュテファン・メラー教授に師事し、異例の2年間で最優秀の成績で学位を取得。2014年にはカーネギー・ホールで行われたゴールデン・キー・フェスティバルで華々しいデビューを飾り、以来、ソロ活動に加え室内楽奏者や伴奏者としても活躍しています。とりわけベートーヴェン、ツェルニー、リストの作品に造詣が深く、2018年には「Beethoven - Czerny - Liszt Project]」を立ち上げ、ウィーンの音楽劇場協会や美術館でツェルニーのピアノ・ソナタを定期的に演奏。2022年と2023年には、ツェルニーの全11曲のピアノ・ソナタを4日間で演奏するマラソン・コンサートを成功させるなど、現代におけるツェルニー演奏の第一人者として活動しています。(輸入元情報)
【収録情報】
ツェルニー:
● ピアノ・ソナタ第9番ロ短調 Op.145『ソナタの形式による大幻想曲』
● ピアノ・ソナタ第3番ヘ短調 Op.57
● 古典様式のピアニスト Op.856〜前奏曲とフーガ ニ長調(リストに献呈)
佐伯香織(ピアノ/スタインウェイ)
録音時期:2025年2月
録音場所:ミラノ、トランクィッロ・レコーディング・スタジオ
録音方式:ステレオ(デジタル)


