チッコリーニ/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番、他
2025年06月18日 (水) 17:00 - HMV&BOOKS online - クラシック

チッコリーニ生誕100年記念、若き日のラフマニノフ未発表録音の復刻!
今年(2025年)生誕100年を迎える名ピアニスト、アルド・チッコリーニ[1925-2015]の貴重な未発表録音の復刻。またこの2作品はチッコリーニの音盤初レパートリー!
アルド・チッコリーニはナポリ出身。16歳の時にサン・カルロ劇場でコンサート・デビュー。1949年、ロン=ティボー国際コンクールで優勝。1970年から1983年まではパリ音楽院で後進の指導にあたってもいました。フランス近代を得意としましたが、リスト、ベートーヴェン、モーツァルト、ヤナーチェクなどの演奏解釈でも知られています。言うまでもなく、多数の録音で親しまれている名ピアニストです。
ルイ・ド・フロマンは、1921年トゥールーズ出身。パリ音楽院で指揮法をウジェーヌ・ビゴー、アンドレ・クリュイタンスらに師事。1958年からニースの放送オーケストラ、ルクセンブルク放送交響楽団の首席指揮者を務め、またフランス国立放送管弦楽団にも度々客演していました。
ルクセンブルク放送交響楽団は、1933年にアンリ・ペンシスを首席指揮者に据えて発足。1958年から1981年までルイ・ド・フロマンの元で最盛期を迎えました。放送局が運営を打ち切ったために存続が危ぶまれましたが、ルクセンブルク政府が基金を作り運営を支援。現在では、ルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団として活動、2015年からはグスターボ・ヒメノが首席指揮者を務めています。
この録音はソリスト、指揮者、オーケストラが最盛期であった頃のライヴ録音。モノラル収録ですが非常に音の状態は良好。当日のコンサートの素晴らしさがダイレクトに味わえる記録と言えます。演奏も古い時代の緩さがなく、音の豊かさと切れ味が両立していて何処を切り取っても聴き応えがあります。この様なアーカイヴがリリースされた事に感謝したいところです。(輸入元情報)
【収録情報】
ラフマニノフ:
1. ピアノ協奏曲第3番ニ短調 Op.30
2. パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
ルクセンブルク放送交響楽団
ルイ・ド・フロマン(指揮)
録音時期:1964年9月1日(1)、1966年6月10日(2)
録音場所:ルクセンブルク大劇場
録音方式:モノラル(ライヴ)
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