クリストフ・ルセ/『さまざまな肖像〜F.クープランの小品によるクラヴサン・リサイタル』
2025年05月22日 (木) 18:15 - HMV&BOOKS online - クラシック

本場フランスの奏者が聴かせる機微と息吹を、ライヴ空間直送の音で
マドリードに演奏会場を構えるフアン・マルク財団によるライヴ録音シリーズに、フランス随一のクラヴサン奏者クリストフ・ルセが登場。収録されている演目の全てが、フランス・クラヴサン音楽の粋たる大クープランの作品から厳選された小品というプログラムです。
『さまざまな肖像(Portraits)』と題されているのは、鍵盤教師として上流社会の多くの人々と接してきたクープランが、実在人物になぞらえ名づけたと考えられる曲を重点的に選んでいるため。ルセはこの作曲家が第1と第2の曲集の間に発表した『クラヴサン奏法』に含まれる9曲を節目に置き、その後にそれぞれ同じ調の作品を続けて弾いています。そのためもあってかプログラムはなだらかに進行し、客席ノイズもあえてカットせず収録された一期一会の場の中、心地良い緊迫感のうちに続いてゆく演奏をじっくり味わえるのが嬉しいところ。ニュアンス豊かで機知に富んだルセのタッチが聴かせる色彩感は実に豊潤、打鍵で音に強弱をつけられない楽器の演奏であることを忘れてしまうほどで、まさに抜群の適性を活かした積年の経験の賜物というほかありません。収録は2025年1月。欧州シーン最前線の空気を瑞々しく伝える1枚です。(輸入元情報)
【収録情報】
F.クープランの小品によるクラヴサン・リサイタル
● ハ長調
1. プレリュード第1番
2. カストラーヌ
3. 生まれながらの優雅さ
4. モンフランベール
5. 寵姫
● ニ短調
6. プレリュード第2番
7. アントニーヌ
8. シャロレの人
● ト短調
9. アルマンド
10. プレリュード第3番
11. メヌトゥー
12. シャゼ
13. マリー王女
14. ブルボン王家の人
15. 英国の貴人
● ヘ長調
16. プレリュード第4番
17. ヴェルヌイユの人
18. ヴェルヌイユの子
● イ長調
19. プレリュード第5番
20. 摂政夫人
21. ヴィレールの人
22. サンス侯爵夫人
23. シャブイユ侯爵夫人またはモナコのミューズ
● ロ短調
24. プレリュード第6番
25. 女性画家
26. モラン嬢
● 変ロ長調
27. プレリュード第7番
28. ベルサン
● ホ短調
29. プレリュード第8番
30. ブーローニュの人
・『クラヴサン奏法』(1716-17)より(1,6,9,10,16,19,24,27,29)
・『クラヴサン曲集 第1巻』(1713)より(5,7,8,14,15,21)
・『クラヴサン曲集 第2巻』(1717)より(2,3,11,12,22,25,26,28,30)
・『クラヴサン曲集 第3巻』(1722)より(17,18,20,23)
・『クラヴサン曲集 第4巻』(1730)より(4,13)
クリストフ・ルセ(クラヴサン=チェンバロ)
使用楽器: アントウェルペンのアンドレアス・リュッケルス1646年製作、パリのパスカル・タスカン1780年拡張改造モデルに基づく、キース・ヒル2001年製作の再現楽器
録音時期:2025年1月8日
録音場所:マドリード、フアン・マルク財団
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
※拍手入り。客席ノイズがやや目立つ箇所がございます。(輸入元情報)
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