【全曲解説】Lonesome_Blue『The Three in One』

全曲解説テキスト by 野村麻衣子（Vo） 広瀬ゆうき（Ba/Vo） MIZUKI（Dr）

1. Queenism

『Queenism』は、私たちの主義（ISM）を表明した曲です。
ドラムのMIZUKIちゃんがよく言う「最強になりたい」、ベースの広瀬ゆうきちゃんの「やるか死ぬか」っていう言葉を、そのまま歌詞に入れてもらいました。自分の主義を貫いて戦っている2人は私から見ても本当にかっこいいんです。
低音がずっしり響くトラックに、挑戦的なボーカルが重なる曲です。誰にも染まらない、Lonesome_Blueの“ISM”を感じてもらえたら嬉しいです。
（野村麻衣子）

2. Live It Up

『Live It Up』は、
“愛を感じて、今を全力で生きよう！”っていうストレートなメッセージを込めた曲です。
未来のこととか不安になることもあるけど、やっぱり「今この瞬間」を楽しむことを忘れたくない。
明るい曲調に乗せて、自分らしくいこうぜ！って歌ってます。
とあるファンの方が「Lonesome_Blueはポジティブなエネルギーに満ちてる」って言ってくださったことがあって、それがずっと心に残っています。私たちを表すのにぴったりの言葉だなって！
この曲こそ、その言葉通り、ポジティブなエネルギーに満ち溢れた1曲です。
ライブでは一緒に踊ってほしい！
Let's live it up！
（野村麻衣子）

3. Touch Me Not

ロンブルの楽曲の中では珍しく少しラウドなサウンドになっておりまして、独特なリズムが出てきがちです。2サビ終わりのジェント風なリズムのところはとても難しいですが、かっこよくてお気に入りです。
（MIZUKI）

4. Go Nuts

リード曲です！
これまでのロンブルの雰囲気はそのままに、キャッチーさも入った楽曲になりました。
作詞にも関わらせていただきました。無責任に何も考えないで騒げる時間を作りたくて、「あえてメッセージ性は少なく！無責任に！頭のネジを外して！明日のことは忘れて飛んでいこうぜ！」という想いを、作詞家の矢作綾加さんに沢山伝えて、まとめていただきました！
メンバーみんなで考えたサビの振り付けもあります。踊るもよし、騒ぐもよし、何もしないもよし、とにかくこの曲は自由に楽しんでほしいです。
（広瀬ゆうき）

5. Final Calling

この曲はサビがツインボーカルのイメージで作っておりまして、作詞にも深く関わらせていただきました。今までひとつのことを頑張ってきた際に感じた苦しみ怒り辛みを経て今、恵まれた人々に出会えて希望を抱いているという想いを込めました。
ボーカルが声優さんというのもあり、セリフを入れたところも聴きどころです。
（MIZUKI）

6. Elemental

『前回のアルバム「Second To None」を引き継ぎつつパワーアップしたい』という想いで、このEPをリリースさせていただいたのですが、前回のアルバムの要素が1番詰まった楽曲になりました。
「Rising Up For Gloria〜第2章〜」みたいな気持ちでこの楽曲に挑みました！（『Second To None』に収録されている「Rising Up For Gloria」は、ライブを経てファンの方々に愛していただける曲に成長したと感じています。）
メンバー一同、ラスボスに立ち向かう壮大な気持ちで演奏しています！
（広瀬ゆうき）

Lonesome_Blue『The Three in One』

GENRE：HEAVY METAL, HARD ROCK
“Queenism（＝女王主義）”を掲げる
ロンブル現体制初フィジカル作品『The Three in One』完成！
3人体制で新たに始動した“ロンブル”ことLonesome_Blueによる、現体制初のフィジカル作品『The Three in One』。前作まではオーセンティックなメタル楽曲が多かったが、今作ではこれまで以上にメンバー3人の意志、想いを盛り込んだことで、ジャンルとして広がりを見せつつ、より等身大で現代的なガールズ・バンドの音楽性に生まれ変わった。バンドとして“Queenism（＝女王主義）”を掲げる彼女たちの楽曲は、聴き手に寄り添うわけではなく、“付いてきたければくればいい”、“たまには一緒に盛り上がってやろうか”というような、自身を誇示する強気な姿勢を感じさせる。これまでのロンブルらしさを見せる曲もあり、バランスのいい1枚に仕上がった。
宮�ｱ 大樹【ライター推薦】