ケイト・リンジー、エリック・ル・サージュ/シューマン:『女の愛と生涯』、他
2025年03月05日 (水) 14:00 - HMV&BOOKS online - クラシック
名花ケイト・リンジーが歌い上げる『女の愛と生涯』
アメリカはヴァージニア州生まれで現在は英国を拠点に活動するメゾ・ソプラノ、ケイト・リンジー。古楽から現代、ジャズまで幅広いレパートリーを持ち、その類稀な表現力で高い評価を得ている彼女が「ALPHA」からリリースする4枚目のソロ・アルバムは、よく知られたロベルト・シューマン[1810-1856]の名作『女の愛と生涯』と、知名度では落ちるもののフランス歌曲ファンの間では根強い人気を持つ、ガブリエル・フォーレ[1845-1924]の『イヴの歌』の2作を柱とした1枚です。
どちらの歌曲集も、恋する女性と楽園のイヴという女性を主人公としており、「無垢、発見、喜び、悲しみ、そして最終的には経験によってのみ得られる人生のより深い理解を扱っています」とリンジーは語っています。そして彼女はこのアルバムを、生から死、そして新たな生へと続く命のサイクルを想起させる『サンサーラ(サンスクリット語で輪廻)』と名付けました。『ミルテの花』からの数曲や『月の光』なども収録。シューマンとフォーレのいずれに関してもスペシャリストという絶好の共演者、ル・サージュのピアノも素晴らしいサポートを聴かせます。リンジーの持つ声と表現の美しさを堪能するこのとできるアルバムです。(輸入元情報)
【収録情報】
シューマン:
● ミルテの花 Op.25〜第3曲『くるみの木』
● 女の愛と生涯 Op.42
01. 彼に会って以来
02. 彼は誰よりも素晴らしい人
03. 分からない、信じられない
04. 私の指の指輪よ
05. 手伝って、妹たち
06. やさしい人、あなたは見つめる
07. 私の心に、わたしの胸に
08. 今、あなたは初めて私を悲しませる
フォーレ:
● イヴの歌 Op.95
01. 楽園
02. 最初の言葉
03. 燃えるバラ
04. 神はなんと輝いて
05. 白い夜明け
06. 生命の水
07. 目覚めているのか、太陽のような私の香り
08. 白いバラの香りの中に
09. 夕暮れ
10. おお死よ、星屑よ
● 2つのメロディ Op.46〜第2曲『月の光』
● 2つの歌 Op.27〜第1曲『愛の歌』
シューマン:
● ミルテの花 Op.25〜第7曲『睡蓮の花』
● ミルテの花 Op.25〜第24曲『君は花のごとく』
ケイト・リンジー(メゾ・ソプラノ)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)
録音時期:2023年12月
録音場所:ベルギー、ナミュール、グラン・マネージュ
録音方式:ステレオ(デジタル)

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