現行のアンビエント〜ニューエイジ・シーンの潮流を鮮やかに捉えたコンピレーションシリーズ第4弾となる最新作『幻の湖・永遠の夏 -Lake Of Illusions vol.4-』いよいよ7/19発売。このコンピレーションをセレクトしたHMVの洋楽バイヤー寺町知秀が満を持して「無人島企画」に登場。社内外から信頼を集める生粋...
HMV&BOOKS online-ジャパニーズポップス|2023年07月14日 (金) 18:00
2025年01月01日 (水) 00:00
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HMV渋谷をはじめ計13店舗の勤務を経て現在は本社にて洋楽バイヤーを担当する寺町知秀が K-POP にハマったら?
HMV店舗にて配布のフリーペーパー「HMV the music & movie master」編集プロデューサーの前川洋子が、社内外から信頼を集める生粋の洋楽バイヤー・寺町知秀にとっておきのK-POPをレコメンド。果たして寺町知秀の反応は?
≪初夢コンピ≫
※初夢です。あったらいいな〜でお楽しみください。販売の予定はございません。
前川:初春ですね〜
寺町:初春ですです〜
前川:さてさて2025年の初回、わくわくK-POPランドがお届けしたい架空のコンピレーションアルバムはいかがでしょ。その名も「初夢コンピ」!
寺町:さっそく初夢コンピ聴いていきますか。
前川:DISC1は「この1年でわくわくK-POPランドで登場した楽曲」の中から寺町さんが選曲!
寺町:もう10曲に絞り込むのが大変で...。NewJeans「Bubble Gum」「Right Now」とBOYNEXTDOOR「So let's go see the stars」「l i f e i s c o o l」とクリーンナップ的存在のこの2組からはそれぞれ複数選びました。
前川:わかるー。
寺町:あとはYOUNG POSSE「XXL」のコテコテさも印象に残ってるっす。ウータン・クラン大好きって感じで。気になって他の曲も聴いてみたらスタイル全然違ってて、え?って笑。「Skyline」とかめちゃ良かった!MEOVV「MEOW」もインパクトあったなぁ。「ミャオ〜」の連呼がもう病みつきで。この架空コンピの構成イメージは、『NOW』のような王道感もありながら普通に良い曲というか。10曲通しで聴いていただけたらです。
DISC1の曲の動画は過去の連載ページからご確認いただけます。
前川:普段は寺町さん向け選曲なこのわくわくK-POPランド連載だけど、DISC2は趣向を変えてK-POP好きお姉さんに捧げる2024年K-POPセレクションです!普段の連載ではストーリーや音運びを重視しての選曲だけど、今回はダンスや画的な魅力のKーPOP楽曲を紹介するよ。
寺町:DISC2の曲も気になる〜
前川:@は ONEW「매력」、タイトルの日本語直訳は”魅力”。魅力について軽やかに歌い踊って心地よい。なんてったって声がいい。
寺町:SHINeeのONEWだよね。声&ダンス、イケてるっす。
前川:Aは ILLIT「Magnetic」。日本でも大ヒット!2024年3月リリース、YOU TUBE再生回数1.8億回超えのデビュー曲です。 (2024年12月時点) スマホのタテ型画面に収まるダンスが可愛い。いろんな人が踊るShort動画がたくさん出ました。
寺町:知ってる!UUUUUUUUすね。
前川:それそれ。寺町さん踊れてる!
前川:Bは aespa 「Supernova」。タイトルの日本語直訳は超新星。サビの「スースースー」最強!スースースーに合わせた振り付けが癖になる。毎朝聴くと調子いい鬼リピ曲です。
寺町:MV、文字通り飛んでる!
前川:CはBABYMONSTER「DRIP」。YGから2024年4月にデビューした7人組多国籍ガールズグループ。さすがのYG節、骨太の歌唱・ラップ、ビビッドなMVがカッコいい!戦闘態勢なデビュー曲もいいけど、この「DRIP」はグループのカジュアルな良さが出てて好きなので選曲しました。
寺町:ILLITと同じで BABYMONSTERも2024年デビュー?揃ってルーキーイヤーだ。
前川:Dは ITZY「Imaginary Friend」。イマジナリーフレンドといえば自分だけの特別な存在。曲調、ダンス、ドレスをも優美な雰囲気に包括。自分の中のイマジナリーフレンドの世界が広がるすごい曲です。サビの振り付けがミステリアスでハマる!
寺町:うんうん、エレガントな感じ〜
前川:Eは G-DRAGON「HOME SWEET HOME(feat. TAEYANG & DAESUNG)」。辰年生まれのG-DRAGON、辰年に復活!11月に開催した2024 MAMA AWARDS での約7年ぶりステージパフォーマンス復活の前日に配信リリースされた実質BIGBANG3人が揃った新作。イントロで泣けます。
寺町:TAEYANGが転んだのすら振り付けになるあの曲だ。
前川:FはRIIZE「Boom Boom Bass」。
寺町:ナウい〜
前川: 2023年デビュー曲に続いて楽器名が曲名に入ってるのがポイント。トラックはもちろん振り付けやMVのビジュアルも一貫してベースラインにスポットあててる。こういう曲の遊び、品良くやるの至難の業だけどさすが SM Entertainment 、格好いい1曲です。
前川:GはRM「Come back to me」。わくわくK-POPランド連載紹介曲だけど、8曲目にどうしても聴きたくなりました。今ドキ2024でまとめるプランもあったけど、わくわくK-POPランドでここ1年を語るならいぶし銀も聴きたい!HYUKOHのオ・ヒョクプロデュース、ぽつぽつと吐露するように歌うRMは、本当に素晴らしいアートな組み合わせ。
寺町:MVが映画のよう。
前川:Hは SEVENTEEN「청춘찬가」。タイトルの日本語直訳は青春賛歌。
寺町:セブチは日本の歌番組でパフォーマンスするようなヒット曲が他にもいっぱいあるっすよね。
前川:はい、ただSEVENTEENは3分くらいが主流のK-POP楽曲でメンバー13人全員に見せ場があるように作ってるのでそれはそれで迫力あって楽しいんだけど、1曲のストーリーテリングを楽しむならチームの曲を選びたい。こちらはSEVENTEEN内のボーカルチーム通称ボカチ5人での歌唱曲。SEVENTEENの音楽プロデューサーはメンバーで、もちろん有名な曲だってこの曲だって同じメンバーが作者。いろいろヒット曲やメンバーの動向があった2024年だけど、2024年発表曲でピカイチ輝いてる”セブンティーン”な曲です。
寺町:うわっ、Pの熱量過去イチ!
前川:Iは G-DRAGON「POWER」。辰年生まれのG-DRAGON、辰・・
寺町:辰年に復活ってことか〜
前川:ドラゴンイヤーを締めくくるにはドラゴンでしょう。タイトル通りのパワーを感じる1曲。目で見て楽しい、聴いて楽しい。
寺町:縁起よさそう!
「K-POPランド」は、HMV店舗にて配布のフリーペーパー「HMV the music & movie master」でも連載中
1999年にHMV渋谷入社。HMV立川など7店舗で店長を務め、計13店舗の勤務を経て現在は本社にて洋楽バイヤーを担当。
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