ハンナ・シバイエヴァ/ジェフスキー:『不屈の民』変奏曲
2024年06月07日 (金) 18:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ベラルーシのピアニストによる渾身の演奏!
ジェフスキーの『不屈の民』変奏曲をSACDの高音質で!
1960〜70年代にラテン・アメリカ各地で起こった「ヌエバ・カンシオン(音楽を通した社会変革運動)」の中で人民連合政府の歌として作曲され、今日でも世界中で歌われる『The People United Will Never Be Defeated!(団結した民衆は決して敗れることはない!)』を基に、アメリカの作曲家フレデリック・ジェフスキーが変奏曲に仕立てた大作、『不屈の民』による36の変奏曲。オーディオ・エンジニアのブレンドン・ハインストが開発した最新技術「Optimised Omnidirectional Array(OOA)」を採用し、微細なディテールを余すことなく収録した高音質録音で知られるオランダのレーベル「Trptk」が、同曲の録音では過去に類を見ないSACDの高音質盤でリリース。この作品の録音史に新たな1ページを加えます!(輸入元情報)
ポーランド系アメリカ人作曲家フレデリック・ジェフスキーの「不屈の民変奏曲」は、南米チリの革命歌を主題にした36の変奏曲。ジェフスキはシュトックハウゼンやブーレーズなどの作品を初演したこともあるピアノの名手でもあり、1975年に完成したこの作品でも、民俗音楽的要素や、ジャズ、ミニマル・ミュージックの手法も導入、超絶技巧に加え、即興的な要素も感じさせるパワフルな音楽が実に魅力的。革命歌「不屈の民」の物悲しく力強い音楽から最後の強烈な和音まで聴き応えのある傑作です。(HMV)ベラルーシ出身のピアニスト、ハンナ・シバイエヴァは、長きにわたって音楽とパフォーマンスを通じて世界とコミュニケーションを取り続けてきました。そんな彼女がこの作品を演奏する決断を下したことは自明のことであり、2020年のベラルーシ大統領選挙や2022年に開始され今日まで続くロシアによるウクライナ侵攻など、祖国を取り巻く情勢について彼女が感じていることをこのメッセージ性の強い音楽を通じて表現します。2020年の大統領選挙における抗議活動中、人々にとって象徴的となり、デモの中で多用された歌や音楽のいくつかを、最後の変奏のカデンツァに組み込んだ渾身の演奏は、すべてのリスナーの心に訴えかけることでしょう。2023年11月にオランダのフローニンヘンで行われた「サウンド・オヴ・ミュージック音楽祭」でのライヴ録音です。
「この録音は、独裁と不正、暴力と権力の濫用に対して立ち上がって抗議する、基本的権利のために闘う世界中のすべての人々に捧げます。」〜ハンナ・シバイエヴァ(輸入元情報)
【収録情報】
● ジェフスキー:『不屈の民』による36の変奏曲(団結した民衆は決して敗れることはない!)
ハンナ・シバイエヴァ(ピアノ)
録音時期:2023年11月2日
録音場所:オランダ、フローニンヘン、ルーテル教会
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。


