アンナ・ベッソン、ミリアム・リニョル、ジャン・ロンドー/『コレッリとカンタン〜フラウト・トラヴェルソによるソナタ集』

2023年12月06日 (水) 16:30 - HMV&BOOKS online - クラシック


俊英3人、18世紀フランス流の横笛の離れ業を艶やかに!

2023年の来日公演で新たな成果をあげ、ますます注目が集まる新世代の古楽鍵盤奏者ジャン・ロンドーと、彼と共に凄腕揃いのユニット「ネヴァーマインド」のメンバーでもあるトラヴェルソ奏者アンナ・ベッソン、様々なアンサンブルで引く手あまたで、ソロでも「バッハ: 無伴奏チェロ組曲 ヴィオール版」などのリリースで注目を集めるミリアム・リニョル。この3人の顔合わせによる「18世紀フランスのイタリア式ソナタ」をテーマとしたアルバムがリリース。
 18世紀フランスの人々をイタリア音楽に開眼させたコレッリの作品5のヴァイオリン・ソナタ集から当時の編曲版で3曲と、ネヴァーマインドのデビュー盤でもスリリングな演奏を聴かせたタルティーニ世代のフランスの作曲家カンタンのソナタを収録しています。全て当時流のフラウト・トラヴェルソで吹きこなすアンナ・ベッソンの出どころ・引きどころを踏まえた味わい深い吹奏の傍ら、阿吽の呼吸で巧みな合いの手を入れてゆくリニョルとロンドーも随所に聴きどころを散りばめます。コレッリ作品は重音奏法を前提としたフーガ楽章もありながら、編曲版でその処理を自然に聴かせる手腕も圧巻。
 「ALPHA」の名技師アリーヌ・ブロンディオの丁寧な仕事で、個々の楽器の美音が最大限に味わえるのも嬉しいところです。作品解説はベッソン自身が執筆(欧文)。隅々まで音楽愛に満ちたフランス最前線の古楽アルバムです。(輸入元情報)

【収録情報】
ジャン=バティスト・カンタン[c.1690-c.1742]:
● 第6ソナタ
〜ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻より
● ラルゴ〜第10ソナタ〜ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第2巻より

アルカンジェロ・コレッリ[1653-1713]:
● ソナタ第4番ヘ長調
〜通奏低音を添えたフラウト・トラヴェルソのために編曲されたコレッリの曲集 Op.5 より

カンタン:
● アンダンテ〜第2ソナタ
〜ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第2巻より
● 第4ソナタ〜通奏低音を添えたフルート独奏のためのソナタ集 Op.14より

コレッリ:
● ソナタ第3番ハ長調
〜通奏低音を添えたフラウト・トラヴェルソのために編曲されたコレッリの曲集 Op.5 より

カンタン:
● ラルゴ〜第10ソナタ
〜ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻より

コレッリ:
● ソナタ第5番ト短調
〜通奏低音を添えたフラウト・トラヴェルソのために編曲されたコレッリの曲集 Op.5 より

カンタン:
● 第4ソナタ
〜ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻より

 アンナ・ベッソン(フラウト・トラヴェルソ)
 ミリアム・リニョル(7弦バス・ド・ヴィオル=ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ジャン・ロンドー(クラヴサン=チェンバロ、ポジティフ・オルガン)

 録音時期:2022年7月
 録音場所:ベルギー、ルーフェン、ホランツコレージュ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)