近年、海外の音楽マニアによる再発見を契機に再び活況を呈し、現代の音楽シーンに波及をもたらすシティ・ポップ(CITY POP)。都会的で洗練された名盤・定番をおさらいしておきましょう。
HMV&BOOKS online-Japanese Pop|Friday, July 7, 2021 16:00
2023年04月04日 (火) 23:20
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村田和人バンドのギタリスト、山本圭右を中心に 80年代初頭に結成されたユニット、パイパー (PIPER) の初となるベストアルバムが Steps Records よりUHQCD仕様で登場。いずれの曲も最新リマスターでの収録となる。
今回は、ユピテルレコードからリリースされた 1983年の2作目『Summer Breeze』、同年の3作目『Gentle Breeze』、84年の4作目『Sunshine Kiz』、ムーンレコード移籍後の85年の5作目『LOVERS LOGIC』の4枚のアルバムから、インストと歌モノをバランスよく、リゾート感あふれるクールなナンバーをセレクト。
またボーナストラックとして、「Sunshine Kiz」の秘蔵ライヴ音源も収録されている。
パイパーは、リーダーの山本圭右 (g, vo)、志間貴司 (key)、井藤弥 (b) を中心にしたメンバーで活動。またレコーディングには、山本の実弟で『LOVERS LOGIC』から井藤に代わって正式メンバーとなる 山本耕右 (g, vo ほか)、村田バンドの盟友である村田和人と小板橋博司 (cho) も参加。ほか、打ち込みのプログラミング、パーカッション、曲によってはドラマーも起用していた。
開放的でリゾート感覚が心地良いパイパーのサウンドは、山本圭右のメロディメイカーとしての資質と、これぞストラトキャスターという絶妙なギタートーンが中心。加えて、涼しげなコードワークと綺麗な音色で歌を包み込む志間のキーボード、サポートの村田&小板橋によるコーラスも彼らのサウンドに独特の清涼感を与えている。
2018年には、彼らのアルバムが一挙に初CD化され、世界的なシティポップブームのあおりを受けながら、日本のみならずアメリカでも好セールスを記録し大きな話題を呼んだ。
パイパー 1985年 ムーンレコード時代のシティポップ名盤『LOVERS LOGIC』
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山下達郎プロデュース 村田和人 1983年シティポップ名盤『ひとかけらの夏』
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