【発売】ショルティ/ワーグナー:『神々の黄昏』(4SACD)
2023年06月30日 (金) 17:30 - HMV&BOOKS online - クラシック
ゲオルグ・ショルティ/ワーグナー:神々の黄昏
レコード史上初の壮挙となった、ワーグナーの大作『ニーベルングの指環』のスタジオ全曲録音プロジェクトを担った指揮者、サー・ゲオルグ・ショルティの生誕110周年・没後25周年を記念して2022年にスタートした大プロジェクトの最終作。ショルティが1958年から65年にかけて完成させた、史上初の『ニーベルングの指環』スタジオ全曲録音を計4作を随時リリース! 歌手、オーケストラ、演奏、録音、等全てにおいて、録音から半世紀以上たった現在でも最高の永遠の記録です。
この2022年リマスター盤では、1958年オリジナルのステレオ・マスターテープから2022年に制作したDSDマスターを使用。元「Emil Berliner Studios」のアンドリュー・ウェッドマンが監督し、テープは「Studer A820」マシンと「Weiss」アナログ/デジタルコンバーター、そして出力を記録する独自のワークステーションで調整が行われました。一番古いテープで65年経過した38本のオリジナル・マスターテープの中には、編集修理や酸化膜剥離が必要なテープもありましたが、状態の悪いテープは、55℃で10時間焼成することで修復に成功し、24bit/192kHzの高解像度で新たにマスタリングを行いました。
マスタリングは、1964年と1965年のオリジナル・レコーディング・セッションに関わり、1984年と1997年の2回のトランスファーの監督も行ったエンジニア、ジェイムズ・ロックの下で修行を積んだ、「DECCA」エンジニアのフィリップ・サイニーが担当。テープヒスやノイズ除去には、「iZotope RX-9」や「CEDAR Retouch」など、以前のプログラムよりもはるかに効果的で侵襲の少ない洗練されたツールが使用されており、ウィーン・フィルの金管楽器や弦楽器の輝かしい倍音をかつてないほど聴かせてくれます。(メーカー資料より)
【収録情報】
● ワーグナー:『神々の黄昏』全曲
ビルギット・ニルソン(ソプラノ/ブリュンヒルデ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テノール/ジークフリート)
グスタフ・ナイトリンガー(バス・バリトン/アルベリヒ)
ゴットロープ・フリック(バス/ハーゲン)
クレア・ワトソン(ソプラノ/グートルーネ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン/グンター)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ/ヴァルトラウテ)
ルチア・ポップ(ソプラノ/ヴォークリンデ)
ギネス・ジョーンズ(ソプラノ/ウェルグンテ)
モーリーン・ガイ(メゾ・ソプラノ/ロースヒルデ)
ヘレン・ワッツ(アルト/第1のノルン)
グレース・ホフマン(メゾ・ソプラノ/第2のノルン)
アニタ・ヴェルキ(ソプラノ/第3のノルン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
録音時期:1964年5、6月、10月、11月
録音場所:ウィーン、ゾフィエンザール
録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
24bit/192khzリマスター
SACD Hybrid
CD Stereo/ SACD Stereo
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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。