【映像】ルスティオーニ&リヨン・オペラ/R=コルサコフ:『金鶏』
2022年07月11日 (月) 17:00 - HMV&BOOKS online - Classical
諷刺と妄想の世界・・・鬼才バリー・コスキー演出、歌劇『金鶏』新制作登場
かつてはその勇猛振りで周辺の国々から恐れられたドドン王も、いまやすっかり飽食と惰眠にふけり、王の家臣たちは隣国からの侵略の脅威に戦々恐々。そこに星占い師が登場し、有事に羽ばたいて警報を発するという金の鶏を献上すると、大いに喜んだ王は再びまどろみ始め・・・
このリヨン歌劇場の新制作『金鶏』は2人の鬼才、バリー・コスキー(演出)とルーフス・ディドヴィシュス(舞台美術)のコンビによる諷刺と諧謔味に溢れるユニークな舞台。あたかもドドン王の心象風景を視覚化したかのような荒涼とした草原を、奇怪な風体の人物たちが横行。ドミトリー・ウリヤノフは、その恰幅の良さと美声のバスで浮世離れしたドドン王役を見事に演じ、王を籠絡するシェマハの女王役ニーナ・ミナシャンの妖艶な演唱も見ものです。新鋭ダニエーレ・ルスティオーニのタクトが、音楽が進むにつれ万華鏡のようにその色合いを変える緻密で芳醇なリムスキー=コルサコフの音楽を鮮やかにまとめ上げています。(輸入元情報)

【収録情報】
● リムスキー=コルサコフ:歌劇『金鶏』全曲
ドドン王…ドミトリー・ウリヤノフ(バス)
シェマハの女王…ニーナ・ミナシャン(ソプラノ)
星占い師…アンドレイ・ポポフ(テノール)
アメルファ…マルガリータ・ネクラソワ(メゾ・ソプラノ)
ポルカン大臣…ミーシャ・シェロミャンスキ(バス)
アフロン王子…アンドレイ・ジリコフスキー(バリトン)
グヴィドン王子…ヴァシリー・エフィモフ(テノール)
金鶏の声…マリア・ナザロワ(ソプラノ)
金鶏…ヴィルフリート・ゴノン(俳優)
リヨン国立歌劇場管弦楽団&合唱団(合唱指揮:ロベルト・バリストレーリ)
ダニエーレ・ルスティオーニ(指揮)
演出:バリー・コスキー
舞台美術:ルーフス・ディドヴィシュス
衣装:ヴィクトリア・ベーア
照明:フランク・エヴァン
振付:オットー・ピヒラー
ドラマトゥルギー:オラフ・A. シュミット
収録時期:2021年5月18,20日
収録場所:フランス、リヨン国立歌劇場(ライヴ)
共同制作(新制作):リヨン国立歌劇場/エクサンプロヴァンス音楽祭/ベルリン・コーミッシェ・オーパー
映像監督:フランソワ・ルシヨン
共同制作(映像):リヨン国立歌劇場/フランソワ・ルシヨン・エ・アソシエ/ラジオ・フランス
制作参加:メディチTV
制作協力:フランス国立映画・映像センター
収録時間:128分
画面:カラー、16:9
歌唱言語:ロシア語
字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語




