ジュディ・シル 名盤２タイトルが最新リマスターによるハイブリッドSACDで再発　『Judee Sill』『Heart Food』をオリジナルマスターテープからダイレクトに DSD変換／マスタリング

伝説のシンガーソングライター、ジュディ・シルの名盤２タイトルが最新リマスターによるハイブリッドSACDで再発

米西海岸ロックシーンを代表する Asylum レーベルの第１弾アーティストとなり、また数々の女性アーティストに多大な影響を与えたミステリアスなフォーク系シンガーソングライター、ジュディ・シル。

グラハム・ナッシュもプロデューサーとして名を連ねる1971年のデビューアルバム『Judee Sill』、フリーソウル界隈で人気の名曲「Soldier Of The Heart」を収録した73年の２ndアルバム『Heart Food』が、オリジナルマスターテープからダイレクトにDSD変換／マスタリングを行なったハイブリッドSACDで Intervention Records より再発。

Judee Sill （1971）

元タートルズ〜元リーヴズのジム・ポンズとグラハム・ナッシュも参加した記念すべきデビューアルバム。収録曲すべてが彼女のオリジナルで、ときに簡素であったりときに豪華なオーケストレーションを用いたり様々な表情を見せているが柔らかいソングライティング、深遠なリリック、そして透き通ったピュアなヴォイス、いずれも一聴して彼女のそれと分かる唯一無二のキャラクターを感じさせる。

Heart Food（1973）

ユニークなフォーク風味のポップがより強固なものになり、さらに軽やかなロックサウンドを展開した本作は、1979年にヘロイン禍により35年の短い生涯を閉じた彼女の最後のオリジナルアルバム。レコーディングには、ジム・ゴードン (ds)、クリス・エスリッジ (b)、スプーナー・オールダム (p, key)、バディー・エモンズ (g) ら名うてのセッションマンが大挙参加。フリーソウルコンピにも収録された「Soldier Of The Heart」など、儚くも美しい音世界はまさに人々を “癒しの世界” へといざなう。

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