パオロ・ダ・コル/『ジョスキーノ〜イタリアのジョスカン・デ・プレ』
2021年07月05日 (月) 15:00 - HMV&BOOKS online - Classical

ジョスカンの活躍地イタリアの精鋭が結集! 記念年を飾る本格アルバム
15〜16世紀の欧州を席巻したフランス=フランドル楽派の中でも特に重要なジョスカン・デ・プレは、レオナルド・ダ・ヴィンチを筆頭に偉大なルネサンス画家たちが活躍した頃のイタリアで長く活躍しました。生前の名声は楽譜出版社を通じて歿後もなお長く保たれ、後代のイタリア音楽の発展にも大きな影響を及ぼしています。かの地の言葉で「ジョスキーノ」の愛称をもって知られ、イタリア音楽史上に残る重要作曲家の1人にもなったこの大家が歿後500年を迎えた2021年、同国でもとくにルネサンス以前を得意とする4つのアンサンブルがここに結集。ミラノに拠点を置く「Arcana」レーベルを通じて、イタリアでのジョスカンの活躍を作品で辿る、記念年にふさわしいアルバムを制作しました。
パレストリーナからモンテヴェルディまで16〜17世紀のポリフォニー作品の解釈で知られるパオロ・ダ・コルの指揮のもと、ミラノのスフォルツァ家やフェラーラのエステ家、ローマ教皇庁などとの繋がりを検証しながら入念に選ばれた多声音楽は、男声で固められたア・カペラで味わい深く奥行きを持って響くだけでなく、時には器楽を添えた重厚なサウンドもあり。中世音楽に豊富な実績をもつラ・レヴェルディの3人による擦弦・撥弦の重なりも絶妙で、各プレイヤーの音使いを空間の響きとともに的確に収めた「Arcana」ならではのエンジニアリングが光ります。最新研究に基づく解説も読み応え充分。なお、このアルバムは2021年4月29日に急逝した、イタリアで活躍したオランダ出身の伝説的オルガン奏者リウヴェ・タミンハの思い出に捧げられています。(輸入元情報)
【収録情報】
ジョスカン・デ・プレ:
● 6声のモテトゥス『自然のことわりを越えて』
● 4〜6声のミサ曲『フェラーラ公エルコレのミサ』(キリエ/グローリア/クレド)
● 4声のモテトゥス『あなたこそは唯一の力ある驚異』
● 4〜6声のミサ曲『フェラーラ公エルコレのミサ』(サンクトゥス/アニュス・デイ)
● 3声のフロットラ『すばらしき時の幸運』(器楽合奏)
● 6声のモテトゥス『おお、いとも思慮深き乙女』
● 5声のモテトゥス『マリアさま、あなたは汚されず全く清らかで』
● 3声の合奏曲『ラ・ベルナルディーナ』(器楽合奏)
● 5声のモテトゥス『ごきげんよう皇后(サルヴェ・レジーナ)』
● 6声のモテトゥス『星々に彩られたるオリュンポスから』
● 12声のモテトゥス『マリアさま、あなたは汚されず全く清らかで』
オデカトン(声楽アンサンブル)
ジェズアルド・シックス(声楽アンサンブル)
ラ・レヴェルディ(リュート、レベック、ハープ)
ラ・ピファレスカ(ショーム2、サックバット2)
パオロ・ダ・コル(指揮)
録音時期:2020年10月13-17日
録音場所:イタリア北東部ヴェネト州トレヴィゾ、フォッリーナ聖母大修道院
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


