【映像】サルデッリ&フィレンツェ五月祭/ヘンデル:『リナルド』
2021年04月05日 (月) 16:29 - HMV&BOOKS online - Classical

フィレンツェ五月祭劇場からヘンデル・オペラの醍醐味を伝える
ユニークなピッツィ演出による『リナルド』登場!
11世紀のエルサレム、十字軍の戦士リナルドは、総司令官ゴッフレードの娘アルミレーナと相思相愛の仲、ゴッフレードはリナルドに「エルサレム陥落のあかつきには2人の結婚を許す」と約束しています。これを知ったエルサレム王アルガンテの恋人で魔女のアルミーダは、リナルドの戦意を喪失させるために、まずはアルミレーナを誘拐し、彼女の奪還に向かったリナルドをも捕らえることに成功します。しかし、アルガンテがアルミレーナに懸想し、さらにアルミーダもリナルドに強く惹かれることで、事態は混迷を深めていきます・・・
『リナルド』は1710年、ロンドンに赴いたヘンデルがヘイマーケット劇場の支配人アーロン・ヒルの薦めによって作曲した正歌劇(オペラ・セリア)。ヘンデルはわずか2週間でこのオペラを仕上げ、1711年2月14日に同劇場で初演、大好評を博しました。原作はタッソの叙事詩「解放されたエルサレム」で、当時数多くの作曲家が同じ物語に基づく作品を書いたことでも知られています。この作品の中でとりわけ有名な「私を泣かせてください」は、囚われの身のアルミレーナが言い寄るアルガンテに対し、リナルドへの貞節を誓うアリアです。
本作は2020年9月、新型コロナウイルス感染症に対するロックダウン解除後、イタリアで最初に公演を再開したフィレンツェ五月祭劇場での公演記録。同年90歳の誕生日を迎えたオペラ演出界の重鎮ピッツィによる演出は、間接照明と波打つ布を多用した美しく幻想的な舞台を背景に、華麗な衣装をまとった登場人物たちが黒子に押された輿(こし)に乗って移動するという意匠。1985年レッジョ・エミリア市立劇場の公演で創案されたこの演出は、現在でも色褪せることのないユニークなものです。
外題役を歌う伸びやかな美声のペー、凄みのある性格表現が目覚ましいカルメラ・レミージョのアルミーダをはじめバロック唱法に熟達した歌手たち、オーケストラを的確にまとめるサルデッリのタクトがヘンデル・オペラの醍醐味を十全に伝えています。(輸入元情報)

【収録情報】
ヘンデル:歌劇『リナルド』全曲
アルミーダ…カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
ゴッフレード…レオナルド・コルテッラッツィ(テノール)
アルミレーナ…フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
リナルド…ラッファエーレ・ペー(カウンターテナー)
アルガンテ…アンドレア・パトゥチェッリ(バス・バリトン)
伝令…リ・シークン(テノール)
女/2人の人魚…マリレーナ・ルータ、ヴァレンティナ・コロ
魔法使い…ウィリアム・コッロ
フィレンツェ五月祭管弦楽団
フェデリコ・マリア・サルデッリ(指揮)
演出・装置・衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
演出助手&照明:マッシモ・ガスパロン
収録時期:2020年9月9日
収録場所:イタリア、フィレンツェ五月祭劇場(ライヴ)
映像ディレクター:ティツィアーノ・マンチーニ

収録時間:131分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語

【参考動画(インタビュー)】



