【映像】タンゴー&ドニゼッティ歌劇場/ドニゼッティ:『ニシダの天使』
2020年09月08日 (火) 15:00 - HMV&BOOKS online - Classical
愛した女性は王の愛妾だった!
歌劇『ラ・ファヴォリート』の原型となったドニゼッティ幻のオペラ、初映像化
1839年に完成されたドニゼッティ初のフランス語台本による歌劇『ニシダの天使』。その初演はパリのルネサンス劇場で計画されますが、上演直前に劇場の経営が破綻したため実現せず、その後ドニゼッティ自身が、この台本のナポリ王とその愛妾を巡るストーリーが検閲に抵触する懸念を抱き上演を断念、1840年に作品の素材の大半を別の台本による『ラ・ファヴォリート』に転用し上演しました。これによって『ニシダの天使』のスコアは分割の憂き目に遭いましたが、近年、アイルランドの音楽学者カンディダ・マンティカが、フランス国立図書館に保管されていた未整理の残存スコアと『ラ・ファヴォリート』に転用されたスコアを分析、再構成することにより、ほぼ全曲の復元に成功。2018年ロイヤル・オペラ・ハウスでマーク・エルダーの指揮により作曲から180年の時を経て初演され、大きな話題となりました。
本映像は、ドニゼッティの生地ベルガモの歌劇場の平土間を舞台とし、観客はバルコニーから舞台を取り囲むという意表を突く演出、さらに紙を使用した衣装や幻想的な照明を多用したユニークな舞台の記録です。強力な存在感を放つ伯爵夫人役のリディア・フリドマン、彼女を愛する兵士カサルディ役の美声テノール、コヌ・キム、艶やかな声で王を歌うセンペイら個性的な歌手たちをラインナップ。2018年に新国立歌劇場で『カルメン』を振り話題を集めた、フランス・オペラのスペシャリスト、ジャン=リュック・タンゴーのタクトがこのオペラを見事にまとめあげています。(輸入元情報)

【収録情報】
● ドニゼッティ:歌劇『ニシダの天使』全曲
アラゴンのドン・フェルナンド…フロリアン・センペイ(バリトン)
ドン・ガスパール…ロベルト・ロレンツィ(バス・バリトン)
レオン・ド・カサルディ…コヌ・キム(テノール)
シルヴィア・ド・リナレス伯爵夫人…リディア・フリドマン(ソプラノ)
僧侶…フェデリコ・ベネッティ(バス)
ドニゼッティ歌劇場合唱団(合唱指揮:ファビオ・タルターリ)
ドニゼッティ歌劇場管弦楽団
ジャン=リュック・タンゴー(指揮)

演出:フランチェスコ・ミケーリ
装置:アンジェロ・サーラ
衣装:マルゲリータ・バルドーニ
照明:アレッサンドロ・アンドレオリ
収録時期:2019年11月13,16,21日
収録場所:ベルガモ、ドニゼッティ劇場(ライヴ)
ドニゼッティ・オペラ・フェスティバル2019
ドニゼッティ財団による新プロダクション

映像ディレクター:アドリアーノ・フィガーリ、マッテオ・リケッティ
収録時間:174分
画面:カラー、16:9
字幕:日本語・イタリア語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語



