かつてないヴォリューム！グレイトフル・デッド・カヴァー・プロジェクト

完成までに実に4年を費やしたザ・ナショナルのデスナー兄弟による「グレイトフル・デッド・カバー・プロジェクト」が遂にリリース！

　ザ・ナショナルをはじめ、マムフォード＆サンズ、コートニー・バーネット、ウィルコ、スティーヴン・マルクマス、カート・ヴァイル、ザ・フレーミング・リップス、アイラ・カプラン（ヨ・ラ・テンゴ）、ザ・ウォー・オン・ドラッグスなどUSインディーの豪華メンバーが大挙参加した、ザ・ナショナルのデスナー兄弟企画によるグレイトフル・デッドのカヴァー・プロジェクト。完成までに実に4年もの歳月を費やし、合計で60アーティストが参加、全59曲、トータル約6時間という、カヴァー・トリビュート企画モノとしてはかつてないフルヴォリュームでお送りする本作。過去〜現在〜未来をつなぐ壮大なプロジェクトがここに誕生した！

『Day Of The Dead』 収録曲

　デッドに愛を捧げるのはUSインディ勢だけではない。ECM作品でおなじみのジャズ・ピアニスト、ヴィジェイ・アイヤー、超絶技巧のバンジョー奏者ベラ・フレック、JB直系のオールドスクール・ソウル/ファンク・シンガー、チャールズ・ブラッドリー、セネガルの名門アフロ・バンド、オルケストラ・バオバブ、バンクーバーのアンビエント／ドローン系プロデューサー・作曲家ティム・ヘッカー、フレンチポップSSWミナ・ティンドル、トロントのハードコア・パンク・バンド、ファックト・アップなどなど、ジャンルの垣根を超えて様々なアーティストが参加しているのもデッド・トリビュートの名にふさわしい。

　ちなみに、グレイトフル・デッド本隊は現在、ボブ・ウィアー、ビル・クルーツマン、ミッキー・ハートという3人の主要メンバーに、ジョン・メイヤー、オテイル・バーブリッジ（オールマン・ブラザーズ・バンド）、ジェフ・キメンティ（ラットドッグ）が加わった「デッド＆カンパニー」に形を変えて活動を続け、6月からはノースカロライナ州シャーロット公演を皮切りにサマーツアーをスタートさせる予定だ。