注目のマイナー・ピアノトリオ 【2015年9月28日掲載分】
Tuesday, November 17th 2015
毎週各国より続々と投入されるピアノトリオ作品をまとめてご紹介。名手による堂々の新録から、小粒でもぴりりと辛い隠れ人気盤、レア本、ディスクガイド掲載の限定再プレス/再流通盤までよりどりみどり!
* 自主制作盤や海外マイナー・レーベルからの流通盤も多く、入荷が不安定な場合がありますことを予めご了承ください。
Emil Viklicky 『Live At The Box』
先だっての独占再入荷盤『Ballads And More』も瞬く間に完売したチェコの名ピアニスト、エミール・ヴィクリツキー。2007年『Live in Vienna』以来約7年ぶりとなるトリオ・ライヴ作品(2014年録音)が限定入荷!主役ピアノの持ち前の哀愁と歌心溢れる旋律、レギュラートリオによるグルーヴィーなプレイを堪能してください!
Emil Viklicky (p)
Frantisek Uhlir (b)
Josef Vejvoda (ds)
Emil Viklicky (p)
Frantisek Uhlir (b)
Josef Vejvoda (ds)
Andre Marques / John Patitucci / Brian Blade 『Viva Hermeto』
ブラジルの鬼才ピアニスト、アンドレ・マルキスが、ジョン・パティトゥッチ(b)、ブライアン・ブレイド(ds)を従えた強力トリオで魅せる恩師エルメート・パスコアル・カヴァー作!クアルテート・ノーヴォ時代の名曲「O Ovo」を皮切りに、傑作「Bebe」から70〜80年代までのパスコアルの代表曲を採り上げたアグレッシヴでスリリングなセッション!
Andre Marques (p)
John Patitucci (b)
Brian Blade (ds)
Andre Marques (p)
John Patitucci (b)
Brian Blade (ds)
Richard Sears 『Skyline』
カリフォルニア出身のピアニスト、リチャード・シアーズ率いるトリオのFresh Sound New Talent第1弾。ジョシュア・レッドマン、アルバート・ヒース、ビリー・ハートらとの共演歴もダテではないピアノスキルとイマジネーション豊かなアドリブ。伝統的なモダンジャズに敬意を払いつつも新鮮味をも感じさせるコンポジション。今後が楽しみな逸材です!
Richard Sears (p)
Martin Nevin (b)
Evan Hughes (ds)
Richard Sears (p)
Martin Nevin (b)
Evan Hughes (ds)
Andreas Hertel 『Keepin' The Spirit』
ドイツのベテラン・ピアニスト、アンドレアス・ヘルテル率いるトリオの新作が登場。オリジナルにスタンダードを交えながら正統派のスウィング・ジャズを聴かせてくれる必聴作。半分以上の曲で重鎮トランぺッター、ダスコ・ゴイコヴィッチ、実力派テナーマンのトニー・ラカトシュがゲスト参加。2管フロントによるハードバピュッシュなサウンドを展開!
Andreas Hertel (p)
Lindy Huppertsberg (b)
Jens Biehl(ds)
guest:
Dusko Goykovich (tp,flh)
Tony Lakatos (ts)
Andreas Hertel (p)
Lindy Huppertsberg (b)
Jens Biehl(ds)
guest:
Dusko Goykovich (tp,flh)
Tony Lakatos (ts)
Gabor Varga 『Up Jazz, Cool Jazz』
ハンガリー・ジャズ界の俊英ピアニスト、ガボール・ヴァルガ率いるピアノトリオの新録。「COOL」と「UP」にカテゴライズして、ピアノトリオの魅力を存分に引き出した逸品。端正でいてクールなタッチ、それを見事にフォローするリズム陣、燃える炎を封じ込めたようなブルージーな感覚が何とも快感な推薦盤。
Gabor Varga (p)
Tibor Csuhaj Barna (b)
Gyorgy Jeszenszky (ds)
Gabor Varga (p)
Tibor Csuhaj Barna (b)
Gyorgy Jeszenszky (ds)
Ben Winkelman 『Knife』
ポール・グラボウスキーなどに師事していたオーストラリア・メルボルン出身の若手ピアニスト、ベン・ウィンケルマン。本作はNY移住後初となるトリオ新録で、シアトルの良質ジャズ・レーベルOA2からのリリース。キューバやブラジル音楽などのエッセンスを採り入れたスタイリッシュでクールなトリオ・サウンドはまたまたピアノトリオ・ファンを虜にすることでしょう。
Ben Winkelman (p)
Sam Anning (b)
Eric Doob (ds)
Ben Winkelman (p)
Sam Anning (b)
Eric Doob (ds)
Luigi Martinale 『Face The Music』
ドリュー・グレスやリューベン・ロジャースらNY勢との録音でも知られる伊トリノの俊英ピアニスト、ルイージ・マルティナーレ。最新作は、こちらもリューベンを迎えたトリオ録音。エレガントなピアノタッチ、完璧に構築されたハーモニー、温かく流麗なメロディで、オリジナルほか、スタンダードやモンク曲を展開。
Luigi Martinale (p)
Reuben Rogers (b)
Paolo Franciscone (ds)
Luigi Martinale (p)
Reuben Rogers (b)
Paolo Franciscone (ds)
Pablo Held 『Recondita Armonia』
過去のトリオ作がいずれも高く評価され。また前作では、ジョン・スコフィールドとのジョイントで多くのジャズファンをアッと言わせた欧州若手ピアニスト期待の星パブロ・ヘルドのPirouet最新作。一枚岩のレギュラートリオで吹き込まれたこちらも、テクニック・感性・圧倒的なオリジナリティに唸らされる抜群の仕上がりに!
Pablo Held (p)
Robert Landfermann (b)
Jonas Burgwinkel (ds)
Pablo Held (p)
Robert Landfermann (b)
Jonas Burgwinkel (ds)
Kenny Werner 『Melody』
近年、ChallengeやHalf Noteから刺激的なリーダー作を連発するNYベテラン・ピアニスト、ケニー・ワーナーのPirouet最新作。今回は、久々にヨハネス・ヴィー デンムーラー(b)、アリ・ホーニグ(ds)とのレギュラーメンバーで臨んだピアノトリオ作品。流麗な主役ピアノはもちろん、一糸乱れぬユニゾンやスリリングな展開など、緻密でレベルの高いピアノトリオ演奏が楽しめる一枚に!
Kenny Werner (p)
Johannes Weidenmueller (b)
Ari Hoenig (ds)
Kenny Werner (p)
Johannes Weidenmueller (b)
Ari Hoenig (ds)
Kevin Toney 『New American Suite』
ドナルド・バードが発掘したことで有名なジャズファンク・グループ、ブラックバーズの元ピアニスト/キーボーディスト、ケヴィン・トニーが、ミゼル・ブラザーズの従兄弟でもある名プロデューサー、ドン・ミゼルの協力を得て完成させたトリオ新作。腐敗したアメリカ社会・政府に対して声を上げるブラザーたちのスピリットに呼応したコンセプト・アルバム。ダイナミックなフレーズでぐいぐい聴く者を惹き込む好盤!
Kevin Toney (p)
Michael Bradford (b)
Chris Coleman (ds)
Kevin Toney (p)
Michael Bradford (b)
Chris Coleman (ds)
Brian Trainor 『Wind, Water, Stone』 (限定再プレス)
ピアノトリオ廃盤マニアが血眼になってウォントし続ける、ブライアン・トレイナー1992年録音の激レア・ピアノトリオ作品が遂に限定再プレス!オリジナルから、スタンダード、マイルス古典まで、主役ピアノの流れるようなアドリブに耽溺する美しくメロディックな世界。女性シンガーをフィーチャーした楽曲も◎!今では中古市場で5ケタの高値を付けているレア・ピアノトリオ作品の本丸盤。お見逃しなく!
Brian Trainor (p)
Vince Fay (b)
Bill Jones (ds)
Kelly Rodrigues (vo on M5)
1992年作品
Brian Trainor (p)
Vince Fay (b)
Bill Jones (ds)
Kelly Rodrigues (vo on M5)
1992年作品
Laszlo Gardony 『The Secret』 (限定再プレス)
Sunnyside作品でおなじみのハンガリー人気ピアニスト、ラズロ・ ガードニーが1986年に吹き込んだレア本掲載トリオ盤。硬質で重みのある、されど透明感も十二分に携えた主役ピアノのクリスタル・タッチがとにかく白眉。ミロスラフ・ヴィトウス(b)&イアン・フローマン(ds)という凄腕リズム隊との丁々発止のやり取りにも息を呑むアグレッシヴな一枚!
Laszlo Gardony (p)
Miroslav Vitous (b)
Ian Froman (ds)
1986年作品
Laszlo Gardony (p)
Miroslav Vitous (b)
Ian Froman (ds)
1986年作品
Bram Wijnands 『Bouncin'』 (限定再プレス)
入荷後即完売となったレア名盤『Easy To Love』に続く歓喜の再プレス!オランダのピアニスト、ブラム・ワインナンズ率いるトリオの1992年作品『Bouncin'』。聴き手のイマジネーションをかき立てる音と音の絶妙な間合いや駆け引き・・・往年のジャズファンが「名トリオ」と称するのも納得の一枚。こちらも即完売必至につきお早目のご予約をどうぞ!
Bram Wijnands (p)
Jos Machtel (b)
Jurgen Welge (ds)
1992年作品
Bram Wijnands (p)
Jos Machtel (b)
Jurgen Welge (ds)
1992年作品
Jean Francois Groulx 『Groove』 (限定再プレス)
仏ピアニスト、ジャン・フランソワ・グルーが1996年に吹き込んだ瑞々しい感性が随所にみなぎるフレッシュなピアノトリオ盤。クラシカルな美しさとコンテンポラリーな風合いが見事にクロスした一枚。アーティスト所有の最終在庫が入荷します。この機会に是非!
Jean-Francois Groulx (p)
Norman Lachapelle (b)
Pierre Tanguay (ds)
1996年作品
Jean-Francois Groulx (p)
Norman Lachapelle (b)
Pierre Tanguay (ds)
1996年作品
Michele Di Toro 『Playing With Music』 (限定再プレス)
エモーショナルでいながらクラシック仕込みの麗しく繊細なタッチで酔わせるイタリアのピアノ貴公子ミケーレ・ディトロ。廃盤状態にあった幻のピアノトリオ盤(2004年)が限定再プレス。ファッツ・ウォーラー曲で聴かせる速弾きやスライドピアノなどテクニックも優秀。パット・メセニー「Farmer's Trust」のアレンジにも目を見張る完璧な一枚!
Michele Di Toro (p)
Marcello Sebastiani (b)
Marco (b)
Alberto Biondi (ds)
Tony Arco (ds)
Franco Cerri (g)
2004年作品
Michele Di Toro (p)
Marcello Sebastiani (b)
Marco (b)
Alberto Biondi (ds)
Tony Arco (ds)
Franco Cerri (g)
2004年作品
Skeets Ross 『Skeets Ross Trio』 (限定再プレス)
78歳のベテラン・ピアニスト、スキーツ・ロスをはじめクリーヴランド出身の黒人ジャズメン3人によるスウィンギーなトリオ・セッション盤。ネット上にもまったく情報がないという超幻盤が限定再プレス決定!おなじみのスタンダードを中心にした選曲で、主役ピアノの丁寧で無理のないコーナーワークも冴えわたる逸品です!
Skeets Ross (p)
Lamar Gaines (b)
Ralph Jackson (ds)
Skeets Ross (p)
Lamar Gaines (b)
Ralph Jackson (ds)
Gary Schunk 『The Key Player』 (限定再プレス)
米ミシガン州のピアニスト、ゲイリー・シャンクのレア・トリオ盤『The Key Player』が待望の限定再プレス!モーダルで粒立ちの良さが特徴のピアノで、歌心もあり、作曲の才能も豊かという多才なゲイリー。荒々しさを残しながらも息の合ったトリオ・アンサンブルで聴く者をハッとさせる好盤。マイナー・ピアノトリオ・ファン必携の一枚です!
Pablo Held (p)
Robert Landfermann (b)
Jonas Burgwinkel (ds)
Pablo Held (p)
Robert Landfermann (b)
Jonas Burgwinkel (ds)
Terry Klinefelter 『Simple Gifts』 (限定再プレス)
米フィラデルフィアで活躍する女流ピアニスト、テリー・クラインフェルターが1996年に制作した幻のデビュー盤再プレス!この後15年余りリーダー作を吹き込んで来なかっただけに貴重な一枚と言えるでしょう。ギターをフィーチャーしたトリオ/カルテット編成で、主役ピアノの繊細でリリカルなタッチが光る逸品です。
Terry Klinefelter (p)
Paul Klinefelter (b)
Joe Mullen (ds)
Tony D'Addono (g)
1996年作品
Terry Klinefelter (p)
Paul Klinefelter (b)
Joe Mullen (ds)
Tony D'Addono (g)
1996年作品
Joyce Dicamillo 『Sunrise Lady』 (限定再プレス)
『Moment To Moment』、『Freelancin』、『A Touch Of Jazz』と昨今再プレス・リリースが続く、アメリカの女流ピアニスト、ジョイス・ディカミロ。こちらも2000年リリースとなるレア・トリオ盤。スタンダードを中心とした選曲と衒いのないアレンジでスウィンギーに展開する、これぞ王道ピアノトリオと言える逸品です。
Joyce DiCamillo (p)
Rick Petrone (b)
Joe Corsello (ds)
2000年作品
Joyce DiCamillo (p)
Rick Petrone (b)
Joe Corsello (ds)
2000年作品
Evaristo Perez 『Why』 (限定再プレス)
FSNTから昨年リリースされた”カホン・ジャズ・トリオ”で一躍注目を集めたスペイン・カタロニア地方出身のピアニスト、エヴァリスト・ペレス。2008年に吹き込んだトリオ(こちらはドラムです)による処女作が限定入荷。硬質なタッチとエキゾチックな歌心を併せ持つ独特のフレーズで唯一無二の世界を描き上げた、”少し癖のある”ピアノトリオ好きにオススメの一枚!
Evariste Perez (p,el-p)
Cedric Gysler (b)
Tobie Langel (ds)
guest :
Ohad Talmor (ts on M6)
2008年作品
Evariste Perez (p,el-p)
Cedric Gysler (b)
Tobie Langel (ds)
guest :
Ohad Talmor (ts on M6)
2008年作品
Rade Soric 『Nahend』 (限定再プレス)
ドイツのピアニスト、ラーデ・ソリクが1992年に吹き込んだレア・ピアノトリオ盤が限定再プレス。透明感のあるタッチから繰り出されるリリカル且つクラシカルな色調とよく練られたメロディ。アグレッシヴな瞬間を垣間見せながら展開するスリリングなトリオ・アンサンブルも聴き応え十分。エレキベースを採用しているだけあり随所に新鮮味を感じさせてくれます。
Rade Soric (p)
Thomas Rotter (el-b)
Hans Fickelscher (ds)
1992年作品
Rade Soric (p)
Thomas Rotter (el-b)
Hans Fickelscher (ds)
1992年作品
Damian Espinosa 『Damian Espinosa』 (限定再プレス)
米イリノイ出身のピアニスト、ダミアン・エスピノザが自身のトリオで2002年に吹き込んだ逸品。抽象的でありながらも芯が通った主役のピアノタッチには、聴き込むうちに染み込んでくるという何とも言えない哀愁と心地よさが。嬉しいレギュラーCDでの再プレスです。
Damian Espinosa (p)
Paul Steinbeck (b)
Scott Garrigan (ds)
2002年作品
Damian Espinosa (p)
Paul Steinbeck (b)
Scott Garrigan (ds)
2002年作品
Los Angeles Trio 『Live』 (限定再プレス)
過去のトリオ作がいずれも高く評価され。また前作では、ジョン・スコフィールドとのジョイントで多くのジャズファンをアッと言わせた欧州若手ピアニスト期待の星パブロ・ヘルドのPirouet最新作。一枚岩のレギュラートリオで吹き込まれたこちらも、テクニック・感性・圧倒的なオリジナリティに唸らされる抜群の仕上がりに!
Bogdan Holownia (p)
Andrzej Gulczynski (b)
Jozef Eliasz (ds)
2005年作品
Bogdan Holownia (p)
Andrzej Gulczynski (b)
Jozef Eliasz (ds)
2005年作品
Jose Maria Carles 『XVI Festival Internacional Dejazz De Getxo Europar Jazzaldia 1992』 (限定再プレス)
リオネル・ルエケ(g)やローガン・リチャードソン(as)らとのNY録音盤『Travelling Forward』も話題となった、スペイン・オウレンセ出身のピアニスト、ホセ・マリア・カルレス 1992年録音の激レア・ピアノトリオ盤が限定再プレス。同年のジャズ・フェス出演時のパフォーマンスを模様を収録。テテ・モントリューを彷彿とさせるオリジナリティに満ちた自作曲が秀逸!
Jose Maria Carles (p)
Carlos Manuel Ibanex (b)
Juan Manuel Barroso (ds)
1992年作品
Jose Maria Carles (p)
Carlos Manuel Ibanex (b)
Juan Manuel Barroso (ds)
1992年作品
Michael Wolff 『Jumpstart!』 (限定再プレス)
70年代にはロリンズ・バンドで活躍。抜群のテクで魅了するピアニスト、マイケル・ウルフ率いるトリオ1994年録音のレア・デビュー盤が限定再入荷決定!売り出し中だったクリスチャン・マクブライド(b)、さらにはこれが晩年の録音となった巨匠トニー・ウィリアムス(ds)という豪華サイド陣参加も当時話題となった一枚。
Michael Wolff (p)
Christian McBride (b)
Tony Williams (ds)
1994年作品
Michael Wolff (p)
Christian McBride (b)
Tony Williams (ds)
1994年作品
Mike Petrone 『Live At Turner's Mill』 (限定再プレス)
1996年録音のレア・ピアノトリオ一番星作品『A Lot Like Us』でおなじみの米ピアニスト、マイク・ペトローネの1994年デビュー盤『Live At Turner's Mill』が限定再プレス。派手さはないものの、”昔気質”のよくスウィングするバップピアノとブルージーなフィーリングは、まさしく米マイナーピアノトリオの王道を往くもの。数曲でサックスがゲスト参加。
Mike Petrone (p)
Sherry Luchette (b)
Gary Naherny (ds)
guest:
Rob Williams (ts,ss)
1994年ライヴ録音
Mike Petrone (p)
Sherry Luchette (b)
Gary Naherny (ds)
guest:
Rob Williams (ts,ss)
1994年ライヴ録音
Charles Loos 『En Public Au Travers』
ベルギーのピアニスト、チャールズ・ルースが1987年にトリオで吹き込んだ名ライヴ盤が、「IGLOO Jazz Classics Edition」シリーズより、最新リマスタリング+新装ジャケ・アウタースリーヴ付きで再登場。クラシックの素養を持ちながらも、時折ビバップライクでファンキーなタッチのピアノで聴く者をハッとさせるかなりの芸達者。もちろんユーロ・ピアニズムど真ん中の美麗曲も。
Charles Loos (p)
Philippe Aerts (b)
Felix Simtaine (ds)
1987年ライヴ録音
Charles Loos (p)
Philippe Aerts (b)
Felix Simtaine (ds)
1987年ライヴ録音
Thomas Ruckert 『Parvaneh』
NYで活躍するドラマー、ヨッケンを弟に持つ独ピアニスト、トーマス・ルッカートによるピアノトリオ新作。透明感を携えたハーモニーセンス、幻想的なインプロヴィゼーション、美しく粒立ちのよいソロ。まさしくECMの世界に通ずるリリシズムとアンビエントが横溢する一枚に。スタンダードほか、ポール・モチアン、ヤコブ・ブロ曲をとりあげたセンスもナイス。
Thomas Rückert (p)
Reza Askari (b)
Fabian Arends (ds)
Thomas Rückert (p)
Reza Askari (b)
Fabian Arends (ds)
Thomas Fonnesbaek 『Where We Belong』
ラーシュ・ヤンソン・トリオなどで活躍するデンマーク実力派ベーシスト、トーマス・フォネスベック。2013年の『Sound Of My Colors』に続いて2作目となるピアノトリオでのリーダー録音。師ニールス・ペデルセン直系の優れたテクと強靭なグルーヴ感、ラーシュ&ポール・スヴァンベリーとの息の合ったコンビネーションも健在。オリジナル・コンポジションからスタンダードまでをリリカル且つ躍動感たっぷりにプレイ!
Thomas Fonnesbaek (b)
Lars Jansson (p)
Paul Svanberg (ds)
Thomas Fonnesbaek (b)
Lars Jansson (p)
Paul Svanberg (ds)
Axel Kuhn 『Open-Minded』
思わずデビュー当時のe.s.t.やバッド・プラスの姿を重ね合わせてしまうドイツの新鋭ピアノトリオ、破壊力抜群のニューアルバムが登場!詩的なピアノのキラメキを覗かせながらもエネルギッシュなコンテンポラリー・サウンドを臆することなく大展開!ガンズ「Don't Cry」カヴァーもユニーク!
Axel Kuhn (b)
Marcel Gustke (ds)
Uli Mock (p)
Axel Kuhn (b)
Marcel Gustke (ds)
Uli Mock (p)
