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注目のマイナー・ピアノトリオ 【2015年1月30日掲載分】

Friday, March 13th 2015


注目のマイナー・ピアノトリオ

 毎週各国より続々と投入されるピアノトリオ作品をまとめてご紹介。名手による堂々の新録から、小粒でもぴりりと辛い隠れ人気盤、レア本、ディスクガイド掲載の限定再プレス/再流通盤までよりどりみどり!

* 自主制作盤や海外マイナー・レーベルからの流通盤も多く、入荷が不安定な場合がありますことを予めご了承ください。





Albert Tootie Heath / Ethan Iverson / Ben Street 『Philadelphia Beat』  

今年80歳を迎えるレジェンド・ドラマー、アルバート”トゥーティー”ヒースが再びイーサン・アイヴァーソン(p)、ベン・ストリート(b)とのトリオで吹き込んだ充実作! おなじみのスタンダードやジャズメン古典から、グロリア・ゲイナーのディスコヒットでよく知られる「I Will Survive」、バッハのカンタータ「目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声」、アフロキューバン・ナンバーまでを一気に聴かせる、ユセフ・ラティーフに捧げた「Pentatonic Etude」も収録。

Albert “Tootie” Heath (ds)
Ethan Iverson (p)
Ben Street (b)


Joey Calderazzo 『Going Home 』 

4月に来日公演も控えるジョーイ・カルデラッツォの新作は、2000年のColumbia盤『Joey Calderazzo』以来15年ぶりとなるスタジオ録音のトリオ・レコーディング。ヴィヴィッドなトリオの躍動感と、メロディの美しさ、スリリングなソロの面白さが息付く、新たなるマイルストーンの誕生。丸の内コットンクラブで録音されたマイケル・ブレッカー追悼曲(ライヴ)も収録。

Joey Calderazzo (p)
Orlando le Fleming (b)
Adam Cruz (ds)

Special Guest: Branford Marsalis (ts on M2)


Adam Birnbaum 『Three Of A Mind』 

日本盤リリースもされたデビュー作『渚のアデリーヌ』がスマッシュヒット。ドミニク・ファリナッチ・バンドの一員としてだけでなく、ウイントン・マルサリス、ロドニー・グリーンといったNY顔役たちとの共演でその名を売ってきたピアニスト、アダム・バーンバウム。アル・フォスター(ds)、ダグ・ウェイス(b)という酸いも甘いも噛み分けた強力リズム隊とのトリオ新録が久々登場!

Adam Birnbaum (p)
Doug Weiss (b)
Al Foster (ds)


Michal Tokaj 『Sign』 

ポーランド〜チェコなど東欧諸国で活躍中のジャズ・ピアニスト、マイケル(ミハル)・トカイ。前作『Bird Alone』以来11年ぶりとなるトリオ新作が登場。流麗で透明感溢れるピアノ・スタイルから、甘くメロディアスなフレーズ、ラインが魔法のように次々と繰り出される、欧州ピアノトリオ・ファンにはたまらない逸品。オススメです!

Michal Tokaj (p)
Michal Baranski (b)
Lukasz Zyta (ds)


Geo Progulakis 『Good Start』 

ニュースクール大在籍時にはケヴィン・ヘイズ、アーロン・ゴールドバーグらに師事。現在ニューヨークを拠点に活動する若手ピアニスト、ゲオルゴス・プログラキス率いるトリオによるデビュー盤。これまでダウンロード販売のみだった本作を日本のジャズファンのためにCD化!刺激的なハーモニーと冒険心のあるリズム。プログレッシヴな要素と伝統的なジャズ・マナーを織り交ぜた素晴らしい現代ピアノトリオ作品です。

Geo Progulakis (p)
Luca Rosenfeld (b)
Zan Tetickovic (ds)


Casey Golden 『Outliers』 

シドニーを拠点に活動する若手ピアニスト、ケイシー・ゴールデン3年ぶりのリーダー2作目。しなやかなリリシズムを携えながらもインパクトのある独自なフレージングは本作でも健在。さらに高みへと昇っていこうとする意欲がひしひしと伝わってくる逸品です。

Casey Golden (p)
Bill Williams (b)
Ed Rodrigues (ds, per)



Henrik Sorensen 『Key To Your Heart』(限定再プレス) 

ヘンリク・ソレンセンをリーダーとしたアイスランド産ピアノトリオが1999年に吹き込んだ中古市場でも高値を付ける激レア盤『The Key To Your Heart』。昨年12月の少量入荷分は即完売となりましたが、正式に限定再プレスが決定しました! もうひとつの人気盤『Triologic』同様、オリジナルを中心に美メロ・ナンバーが並ぶ傑作です!

Henrik Sorensen (p)
Peter Hansen (b)
Mikkel Find (ds)
Thomas Hass (ts)
1999年作品


Paul Grabowsky 『When Words Fail』(限定再プレス) 

先だってのデビュー盤『6X3』復刻も話題を呼んだオーストラリアのベテラン・ピアニスト、ポール・グラボウスキー。こちらもレア度では引けをとらない人気ピアノトリオ作品が限定再プレス決定! 粒立ちが良く薫り高いメロディ、決して埋もれないリズム隊と織りなす絶妙な駆引きはピアノトリオ・ファン必聴です!

Paul Grabowsky (p)
Gary Costello (b)
Allan Browne (ds)
1996年作品


Steve Czarnecki 『Sunnysideup』 (限定再プレス) 

寺島靖国・著「ジャズ・ピアノ名盤500」掲載の1stアルバム『When I Dream Of You』が爆発的なヒットを記録したスティーヴ・クザルネッキ。こちらも美メロ満載のレア人気盤『Sunnysideup』が限定再プレス。スタンダードで聴かせる衒いのない真っ直ぐなピアニズムとブルース・フィーリング溢れるハイセンスなソロ。またアーニー・ワッツ(sax)も2曲で参加。肩肘張らない王道ピアノトリオ盤。

Steve Czarnecki (p,g,synth)
Scott Steed (b)
Stan Poplin (b)
Dan Sabanovich (ds)
Ernie Watts (sax on M1,5)
Dan Sabanobich (perc on M7)
1995年作品


Kenny Drew 『Falling Leaves』 (限定再プレス) 

名手ケニー・ドリューが、ジョージ・ムラーツ(b)、ルイス・ナッシュ(ds)とのトリオにて1990年クロアチア・ザグレブで吹き込んだスタンダード集。長らく廃盤となっておりましたが遂に再プレスが決定!ドリュー十八番のスタンダード・プレイもさることながら、至芸とも言えるトリオの絶妙なダイアローグも素晴らしい。

Kenny Drew (p)
George Mraz (b)
Lewis Nash (ds)
1990年作品」



Marco Detto 『I Sogni Di Dick』 (限定再プレス) 

ピーター・アースキン(ds)を招いた『La Danza Dei Ricordi』や、エディ・ゴメス(b)、レニー・ホワイト(ds)とのトリオ盤『What A Wonderful World』などが寺島靖国氏のお眼鏡にもかなったイタリアの人気ピアニスト、マルコ・デットー。1992年に吹き込まれたレア・トリオ作品『I Sogni Di Dick』が限定再プレス決定。雑味を排したどこまでも美しいメロディに浸ることができる一枚です。

Marco Detto (p)
Marco Ricci (b)
Giorgio Di Tullio (ds)
1992年作品


Warren Bernhardt 『Amelia's Song』 (限定再プレス) 

70〜80年代にはフュージョン・シーンを中心にキーボード奏者として活躍し、その後は師ビル・エヴァンス直系のリリカルなピアニストとして良質トリオ録音を多数残したウォーレン・バーンハート。スタンダードを中心に、ジェイ・アンダーソン(b)、ピーター・アースキン(ds)とのトリオで吹き込んだ名盤が限定再プレス!

Warren Bernhardt (p)
Jay Anderson (b)
Peter Erskine (ds)
2005年作品



Johan Clement 『Trio』 (限定再入荷) 

オランダの名手ピアニスト、ヨハン・クレメントが1990年に吹き込んだ幻のピアノトリオ盤がお求めやすい価格で限定再入荷! ベニー・グッドマンやハンク・ジョーンズの名曲を採り上げ、軽快かつ歌心溢れるピアノが小気味よくスウィングする王道盤。最終入荷となりますのでお見逃しなく!

Johan Clement (p)
Koos Wiltenburg (b)
Fred Krens (ds)
1990年作品


Tigran Martikyan 『At Recital: Live』 (限定再入荷) 

2010年に自主制作のカルテット盤をリリースしているアルメニアのピアニスト、ティグラン・マルティキアン。2000年ニューヨーク録音のレアなトリオ盤が限定復刻。オリジナルに、スタンダード、マイルスやコルトレーン曲を織り交ぜて、オリエンタルなムードを随所に湛えながらもエネルギッシュにスウィング。トーマス・モーガン(b)、ジェフ・デイヴィス(ds)も好プレイ!近い将来お宝化すること必至です!

Tigran Martikyan (p)
Jeff Davis (ds)
Thomas Morgan (b)
2000年作品


Joyce Dicamillo 『Moment To Moment』 (限定再プレス) 

オーソドックスなフレーズの中に気品を感じさせる米コネチカットの女流ピアニスト、ジョイス・ディカミロのスタンダードを中心に吹き込んだ王道トリオ盤。丁寧にひとつひとつの音を紡いでいくピアノと、それを優しく支えるリズム陣の絶妙なコンビネーションにも思わず唸る逸品が限定再プレス。

Joyce DiCamillo (p)
Rick Petrone (b)
Joe Corsello (ds)
1998年作品


Hugh Ledigo 『Speaking For Ourselves』 (限定再入荷) 

1998年発売当時ほとんど流通に乗らなかったというマニア垂涎の英国産ピアノトリオ盤がレーベル・デッドストック最終入荷。クラシックの素養を十二分に持ちながらも、伝統的なスウィング・スタイルを身上とするピアニスト、ヒュー・レディゴ。フォーレの「Pavane」なども絶妙のアレンジで聴かせてくれます。

Hugh Ledigo (p)
Tucker Finlayson (b)
Eric Delaney (ds)
1998年作品


A Trio 『Where Do We Go From Here ?』 (限定再入荷) 

Splasc(h)やECMに数多くの素晴らしいリーダー作を残すイタリアのベテラン・ピアニスト、ステファノ・バターリアを中心としたトリオによる2003年のレア作品が限定再入荷。クラシック仕込みのエレガントで優しいピアノのタッチがとにかく秀逸。慈愛に満ちた、まさしく木漏れ日のような温かさが溢れる作品となっています。

Stefano Colpi (b)
Stefano Battaglia (p)
Carlo Alberto Carnevali (ds)
2003年作品


ESP Trio 『Reason To Believe』 (限定再プレス) 

米シアトルの同名トリオの復刻盤に続き、こちらはパオロ・フレス・グループのピアニストで有名なロベルト・シペリを中心としたイタリアのESPトリオ。「ジャズ批評」にも掲載された1999年録音の再プレス盤となる本作は、全体的にミディアム〜スローテンポのゆったりと心音に寄り添うような曲で構成。イタリアン・ジャズならではの哀愁と美しいメロディをたっぷりと堪能してください。

Roberto Cipelli (p)
Attilio Zanchi (b)
Gianni Cazzola (ds)
1999年作品


Stefano Calvano 『Art Life』 

イタリアのドラマー、ステファーノ・カルヴァーノ率いるピアノトリオ作品。自由度高めなフォルムのなかに、モーダルな疾走感やリリシズム、グルーブネス、エスノ感覚など様々な音楽テイストを詰め込んだアート感覚とユーロピアニズムが見事に共存したピアノトリオ作品となっています。

Stefano Calvano (ds,per)
Ivano Borgazzi (p)
Adriano Rugiardi (b)



Jon Davis 『Moving Right Along』

ジャコ・パストリアスやブライアン・ブレイドとの共演歴を誇るニューヨーク・ピアニスト、ジョン・デイヴィス。中村恭士(b)、高橋信之介(ds)という日本の若き才をリズム隊に迎えたピアノトリオ新録。オリジナル曲の他、コルトレーン、モンク、ジャコ、ビートルズなどの曲をコンテンポラリーなニュアンスも交えながら絶妙なアレンジで聴かせる好盤に。

Jon Davis (p)
Yasushi Nakamura (b)
Shinnosuke Takahashi (ds)
Kush Abadey (ds)


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