ガッド・ギャング・リズム隊とジョイント!スミス・ダブソン名トリオ盤が最終入荷!
Friday, June 5th 2015
スティーヴ・ガッド、エディ・ゴメス参加の80年代上質ピアノトリオ盤『Smithzonian』。ご好評にお応えして数量限定再入荷!これがラストになります!お早目にどうぞ!!
米カリフォルニアを拠点に活動するヴァーサタイルなピアニスト/シンガー、スミス・ダブソン。60年代半ば、合衆国の空軍バンドに在籍し、キャノンボール&ナット・アダレイ、ジョー・パス、クラーク・テリー、ジョー・ウィリアムス、ナンシー・ウィルソンといった大家たちと数々のレコーディングを経験。地元サウスベイに帰省後の70〜80年代にかけては、ウディ・ショウ、バド・シャンク、フレディ・ハバード、ファラオ・サンダース、アート・ペッパー、リッチー・コール、エディ・ジェファーソン、ボビー・ハッチャーソン、マーク・マーフィーなど、これまた数多くの巨匠たちとの共演を果たし、また81年からはサン・ホセ最大規模のジャズ・フェス「Jazz Series at Garden City」の立ち上げ〜ディレクションを行ない、80年代米西海岸ジャズ・シーンにこの人ありと呼ばれる存在となっていった。
さらに、その活動はジャズにとどまらず、古くは、リディア・ペンス擁するベイエリア・ファンクバンドの雄コールドブラッドのレコーディングにピアノ、またはバッキング・ヴォーカルで参加しているという、いかにも雑多でバリアフリーなベイ・エリア音楽シーンを物語るかのような素敵な経歴を持っている。ついで、ヴァン・モリソンのレッド・ベリー・カヴァー「Western Plains」(1998年の未発表曲集『The Philosopher's Stone』にて初出)をはじめ、ヴァンの1975年のカリフォルニア・セッションにピアノで参加するなど、その守備範囲の広さには驚かされる。
ちなみに、妻はジャズ・シンガーのゲイル・ダブソン。さらに娘は、昨今ノラ・ジョーンズ、キャサリン・ポッパーとのユニット、プス・ン・ブーツで“ジャズとその周辺+@”を焚き付けたあのサーシャ・ダブソン(彼女は現在NYブルックリン在住)というのだから、なかなかどうして血は争えないもの。彼女もジャズ・ヴォーカルに、フォーク、カントリー、ブラジル音楽など様々なエッセンスを取り込んだスタイルでジャンルレスに活動する異才なのだ。
『Smithzonian』 収録曲
- 01. Smithzonian
- 02. Lullaby For V
- 03. Getting Sentimental Over You
- 04. Tones For Joan's Bones
- 05. Warning
- 06. Where Or When
- 07. Ottawa On
- 08. Isotope
- 09. It's A Quiet Thing
Smith Dobson (p) / Eddie Gomez (b) / Steve Gadd (ds)
さて、そのスミス・ダブソン、リーダー・アルバムはキャリアの長さに比べると極端に少なく、死後(2001年交通事故によって死去)に発売された作品を含めてもわずか3枚。そして、こちらが初のリーダー作となる『Smithzonian』。1986年の録音ということだから、ジャズの世界に足を踏み入れておよそ20年目の大願成就となるわけだ。
本作のひとつの“売り”はそのバックアップ・メンバー。折りしもこの2年前に初のリーダー・アルバム『Gadd About』をリリースしたばかりの“今も昔も”ファーストコール・ドラマー、スティーヴ・ガッド。またこの時期自身初のリーダー・グループ、ガッド・ギャングを結成し、そのメンバーでもありステップス時代からの盟友エディ・ゴメスがベースで参加という、とどのつまりはダブソン+ガッド・ギャング・リズムによるピアノトリオ・レコーディングとなっている。ガッド・ギャングの1stアルバムは、同じ1986年6〜8月にかけて(今は無き)ニューヨークのレコード・プラント・スタジオで録音。一方、こちらの『Smithzonian』も同年のほぼ同月に同地クリントン・スタジオにて録音されている。それほど距離の離れていない両スタジオで、ほぼ同時に産声を上げた2枚のアルバム。ガッドやゴメス目線で言えば、星の数ほどのセッションを毎日せっせとこなす中のひとつにしか過ぎないのかもしれないが、ダブソンにとっては記念すべき檜舞台に、当代きってのリズム・マスターふたりを招くことができたのは、とてつもなく心強かったに違いない。
三者の馴れ初めはおよそ不明ではあるが、昇竜のガッドに、百戦錬磨のゴメス、さらに主役ピアノは、名前こそ全国区ではないものの、ジャズ大家のみならずファンク〜ロック畑の人間からも引手数多のやり手とくれば、そこにかつてない化学反応を期待せずにはいられないことだろう。
モーダルな展開を垣間見せる冒頭「Smithzonian」から、どこかオーソドックスなアコースティック・ピアノトリオのそれとは異なる音の佇まいを感じさせる。当時から「4ビートに難あり」という烙印を押されていたガッドのいわゆる“縦ノリ”スウィングも、あら不思議、ゴメスの闊達で小回りの利くランニングベースとシンクロすることで全てが丸く収まる。有名スタンダード「I'm Getting Sentimental Over You」や、チック・コリアの「Tones for Joan's Bones」にしても、ダブソンの表情豊かに転がるピアノと密なリズム陣とが共寝しながら実に心地よく耳に響く。・・・誤解を恐れずに言えば、ダブソンの溶々たるスウィングが、ガッドの“生硬なシンバル”を丸呑みしたといってもよいだろうか。また、フュージョン全盛期の4ビート作品として一世を風靡したチックの『Friends』と比べてしまうのも野暮ではあるが、あのヤマがあったからこそガッドは(あくまでゴメスとセットで?)本作のレコーディングに招かれたという穿った見方もできようか。とまれ、ガッドの独特な4ビート・フィールにはダブソンも魅了されたクチだったのかもしれない。
60年代新主流派的モードで迫る「Warning」、三者が気持ちよさげに空間を緩急自在に泳ぎ回る「Where Or When」、ガッドのリズム至芸がここ一番の冴えをみせたポップなラテン〜カリビアン・フレイヴァー溢れる「Ottawa On」(この曲は次作『Sasha Bossa』でも再演)、ジョー・ヘンダーソンの名ブルースであり、恐らく『Power To The People』での再演版を下敷きにしたであろう「Isotope」など、中盤から後半にかけては、あたかも一枚岩のレギュラートリオによって演奏されたかのような一体感や丁々発止の渡り合いをたっぷりと楽しむことができる。とどめ、幕引きのバラード「It's A Quiet Thing」では、ダブソンのソフィスティケイトされた歌声が聴けるというオマケも。
メンツの豪華さとは別に、これだけのクオリティを誇る面白いピアノトリオ盤が広く聴かれないのはちょっと勿体ないこと。この機会にスミス・ダブソンという隠れた名ジャズ・ピアニスト、その一世一代とも言える本トリオ・アルバムに是非耳を傾けてみてほしい。
最後に余談ではあるが、CD、レコードのデータベース・サイト「discog」における本盤の情報ページには、「Images show a copy from J Dillas personal record collection(J・ディラのレコード・コレクションからイメージ写真を拝借)」というかなり興味深い文言が掲載されている。ディラ・ファンならびにビートメイカー諸氏も、もし気になったらチェックのほどを。
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数量限定特価にて!80年代上質ピアノトリオ秘宝盤限定再プレス
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Smithzonian
Smith Dobson
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¥2,519
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(tax incl.):
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ガッドの古希祝う新作バースデイ・アルバム!
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Steve Gadd
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