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カメラータ・ケルン/ルクレール:ヴァイオリン協奏曲、ほか

2014年10月14日 (火)

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ルクレール:ヴァイオリン協奏曲、フルート協奏曲、トリオ・ソナタ
カメラータ・ケルン、クリスティーネ・ブッシュ


パリで何者かによって背後から刺し殺された話で有名なルクレールですが、その犯人は甥のギヨーム=フランソワ・ヴィアルとも別れた妻のルイーズ・ルーセルとも推測されており、いまだに真相は闇の中のようです。
 フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者として位置づけられるほどのヴァイオリンの名手でもあったジャン=マリー・ルクレール[1697-1964]は、フランス・バロック後期の作曲家で、その作風は音楽修行をしたイタリアの影響を受けながらも優雅なフランス趣味を感じさせるもので、名技的な要素と流麗な美しさ、そしてコレッリの弟子に師事したことから「フランスのコレッリ」とも呼ばれています。
 このアルバムは、ヴァイオリン協奏曲2曲と、フルート協奏曲1曲、そしてトリオ・ソナタ1曲で構成されていますが、協奏曲では人数が絞り込まれ、カメラータ・ケルンのいつものスタイルに近い形での演奏となっています。
 ヴァイオリン独奏は、ヘレヴェッヘが創設した古楽器オーケストラ「コレギウム・ヴォカーレ・ヘント」でコンサートミストレスを務めることも多いドイツのバロック・ヴァイオリン奏者、クリスティーネ・ブッシュ(上の写真右端の人)が担当。2013年にリリースしたバッハの無伴奏全曲録音では、バロック・ヴァイオリンならではの豊かな表現力を駆使して思慮深い演奏を展開していただけに、ここでの演奏にも期待できるところです。
 組み合わせのフルート協奏曲では、ムジカ・アルテ・リーパとのバッハのフルート・ソナタ・ソナタ全集でも抜群のテクニックを披露していたカール・カイザー(上の写真左から3人目)がソロを担当、こちらも巧みな演奏が楽しみなところです。(HMV)

【収録情報】
ジャン=マリー・ルクレール:
● ヴァイオリン協奏曲イ短調 Op.7-5
● フルート協奏曲ハ長調 Op.7-3
● トリオ・ソナタ ニ長調 Op.2-8
● ヴァイオリン協奏曲ヘ長調 Op.7-4

 クリスティーネ・ブッシュ(ヴァイオリン)
 カール・カイザー(フラウト=トラヴェルソ)
 カメラータ・ケルン

 録音時期:2014年2月
 録音場所:ドイツ、バーデン=バーデン、ハンス・ロスバウト・スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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協奏曲集、トリオ・ソナタ カメラータ・ケルン

CD 輸入盤

協奏曲集、トリオ・ソナタ カメラータ・ケルン

ルクレール(1697-1764)

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発売日:2014年11月11日
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