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【連載】クラムボンmito×MMMatsumoto 『MMM Radio Psychedelic』(37) MMM Radio Psychedelicへ戻る

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2014年8月11日 (月)



『MMM Radio Psychedelic』×「3.10MMM」× HMV

音楽雑誌「MARQUEE」で好評連載中のクラムボン・mitoさんと MARQUEE編集長・MMMatsumotoさんによる「3.10MMM」が、 WebDice上でネットラジオとして配信!その名も『MMM Radio Psychedelic』。今回は第37弾です。
2人による音楽談義がギュッと詰め込まれた、他では聴けない超レアな番組。 HMV ONLINEでは「3.10MMM」と『MMM Radio Psychedelic』で紹介したアイテムを合わせてご紹介!必聴必読です!



mito from clammbon

mito クラムボンのベーシスト。いくつかのソロプロジェクトや多方面のアーティストのプロデュース活動も活発に行うオールラウンド・プレーヤー。
  clammbon オフィシャルサイト

MMMatsumoto from「MARQUEE」

MMMatsumoto ポップカルチャーとマニアックな視点で独自な音楽を紹介する音楽雑誌「MARQUEE」の編集長。

  MARQUEE オフィシャルサイト




どもです、ミトです!!お待たせいたしました『MMM Radio Psychedelic』vol.37の配信開始です!

さて、今回はいつもの【MMM】とはひと味違います。きっかけはwebDICEのスタッフである大場さんより「実は今、ウチで“ホドロフスキーのDUNE”という映画をやっているのですが、もしよろしければMMMのお二人でこの映画を音楽的観点からトークをしていただくことはできませんか?」というオファーを受けたのです。それを聞き「じゃあせっかくなんで、そこでMMM Radioを一緒に録ってしまうのもいいですよね」、「あ!それいいですね!!」みたいな流れに。と、いうことは、、、なんと遂にMMM初の公開録音!!!MMMatsumotoさんも僕もちょっと緊張しながらでしたが、見事その念願を果たすことができました!!収録は先々月に行われた模様をそのままパッケージ、選曲も映画に合わせて4枚というセットでご紹介になります。

ちなみに“ホドロフスキーのDUNE”は引き続き全国にて順次公開中(詳しくはwebDICEのサイトにて!!)、ホドロフスキーが持つ、その有り余る才能と個性をぜひみなさんも体験してみてくださいませ!!

それでは、いってみましょうか!!



【MMMRadio Psychedelic Vol.37】
音楽雑誌「MARQUEE」とMMMRadio Psychedelicで紹介したPlay Listをご紹介

1st set  PINK FLOYD 『The Dark Side Of The Moon』


1973年に発売されて以来、数々の偉業、そしてセールスを打ち出したプログレッシヴ、いやロックの名盤中の名盤である。このアルバムで確立されたSEと楽器の混合、トータル(コンセプト)アルバムとしての完成度、電子楽器とアナログ楽器の融合性は、全てのロック・ミュージックに影響を与え、そして伝播されていった。そのあまりに影響力が大きいために、現在では音楽的なところより偉業ばかりが注目されやすいが、そのポピュラリティと革新性をどこまでもシンプルに聴かせてしまうこのアルバムは、やはりいち音楽家として避けて通ることはできない。“Time”の突然鳴り出す目覚ましの音や、“Money”のサンプリングミュージックの基礎とも言うべきサウンドスケープ、その明快ながらも人々に直接訴えかけるストレートな表現こそ、音楽の冥利なんだと確信させてくれる。ちなみに幼少の頃の僕にとってこのアルバムは“理想のサウンドトラック”でもあり、この音源を聴くたびに、勝手に自分でストーリーを作ってシーンを想像し、それに各トラックを当てはめて楽しんでいたりしていた。そんなイメージがあったからか、ホドロフスキーが自身の映画に彼らを選んだことも、何かとっても腑に落ちる。“The Great Gig In The Sky”のスキャットなんかは、まさに菅野よう子さんの劇伴とかに普通にありそうです。
解説 by mito



mito 「ロックバンドが1曲40何分のレコードを出すっていうのは、けったいな時代だったと思うんですね」
MMMatsumoto 「ホドロフスキーはやっぱり鋭いと思う。今でこそ2億枚以上売れてるレコードですけど、当時はワケ分からなかったわけですよ。この作品自体がDUNEみたいに作られてて。“月の裏側がどうなっているのか”っていうのは、“人間の精神の裏側”っていう比喩でそれがテーマになってる」
mito 「ホドロフスキーってパッとみる限りでは・・・、狂気は狂気なんですけど、なんかすごいユーモアがあるというか。ユーモアのセンスを潜在的に持ってた人なのかなぁと思って」
MMMatsumoto 「分かります。情熱とユーモアのセンスですね」

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2nd set  MAGMA 『Udu Wudu』


フランスが生んだ最強のプログレッシヴロックバンドと言われたら間違いなくこのMAGMAを挙げるであろう。ドラマーでバンドのソングライター、リーダーでもあるCHRISTIAN VANDERの描くゴシックでいて呪術的な世界観、“コバイヤ語”というオリジナルの言語を使って、その世界観をより不気味に彩る多重録音されたボーカル、永遠とうねりをあげて地の底から這い寄るようなベース、高速でくり返され、不協なパッセージを奏でる鍵盤楽器、そして超絶にして強靭、難解なドラムのリフと、もう何処を取ってもオリジナリティーにあふれ、それでいていつの時代もカッコいい!MAGMAがいつの時代にもフォロワーが多いのは、そのジャンルにしてはかなりリズム、グルーヴに対して意識的にあることのように思われる。リーダーのVANDERは、ベーシストとのセッションをくり返し行うことにことのほか尽力していたという。そしてあまりにそのセッションが厳しいことにより、何人ものベーシストがこのバンドを離れていったのだそう。今アルバムは、そのMAGMAの中でもひと際異彩を放っていたJANIK TOPとBERNARD PAGANOTTIという2人のベーシストが参加(そしてこのアルバムを期に二人とも脱退)し、特にグルーヴが強い作品に仕上がっている。MAGMAファンからは「MAGMAでも暗黒色の少ないアルバム」と言われるが、最後の「De Futura」の長尺妖術的トラックは圧巻の一言。ハルコネンのテーマに彼らを選ぼうとしたホドロフスキーの着眼は、流石という他無い。
解説 by mito



mito 「MAGMAって、当時から怖いと言われてた」
MMMatsumoto 「実際聴くと怖いんですよ。ギーガーも言ってるとおり暗黒な感じがするっていうのはあるんですけど、基本的にはジャズ、コルトレーンがすごく好きでスピリチュアルなんですね。だからホドロフスキーの作品を見てれば共感するモノがあると思うんですよ。“濃さ”というか」
mito 「MAGMAはどのアルバムも重厚。ただその中でもこの『Udu Wudu』とか『ATTAHK』はどっちかっていうとブラック・ミュージックに流れてて、これでも軽いんですよ。全盛と言われる『MDK』『Kohntarkosz』辺りを聴いていただくと、より極悪なモノを体感出来るんじゃないかなと思います」

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3rd set  ROLLING STONES 『GOATS HEAD SOUP』


ホドロフスキー監督が『DUNE』を制作しようとした時、キャストに選出された内の一人が、ストーンズのミック・ジャガーだった。映画の立案が1974年と言うから、オファーもその頃なんだろう。70年代前半〜中頃のストーンズと言えば、60'sのヒットメイカーの時代も過ぎて、ロックバンドとして最も脂が乗っていた時期。超絶ディープにブルース回帰した上で傲慢なまでやり散らかした72年作『メインストリームのならず者』、ロックフォーマットで最もメロディアスな73年作『山羊の頭のスープ』(本作)、ソリッドにロックンロールな74年作『It's Only Rock'n Roll』など傑作、名曲ぞろい。ミック・ジャガー自身も若さに風格を兼ね備え始めた時期で、その中性的な出で立ちも妖艶に。いわゆるスター感が最もフレッシュに出ている頃だ。そんなミック・ジャガーを中心に据えたストーンズの、音楽的にも非常に充実したアルバムが本作で、ホーンやキーボードも多用されるが、どれもが前作と打って変わり泥臭くない。とてもマイルドに洗練されているサウンドだ。そこに当時ストーンズ内で流行っていたと言われるヴゥードゥー教的ニュアンスや日本の和楽器も混ざる。洗練されているとは言え、その分エキゾチックでもある。『Satanic Majesties』を思いっきり現代風に洗練し、アーバンな雰囲気さえ漂わす。とにかくいい曲揃い!
解説 by MMMatsumoto



mito 「ストーンズとかクリムゾンとかフロイドとか、ホドロフスキーに目を付けた人達っていうのは、所謂すごくポピュラリティを得るモノとは相反した、背徳感みたいなモノを持ってる人が多いなと思って」
MMMatsumoto 「ホドロフスキーはたぶんそれが当たり前だと思ってると思うし、例えばミック・ジャガーを選んだ理由もすごくよく分かるんですよ。当時のミック・ジャガーって中性的で、そういうところの美意識っていうのはよく出てる気はする」
mito 「プログレと言われているモノって、ホドロフスキーのぐちゃっとしてる部分となんか似てるような」
MMMatsumoto 「一番の本質はホドロフスキーが言ってる精神の開放みたいなことで、すごく符合してる」
mito 「でもそれがポピュラリティに成り得たかっていうのは難しいところですよね」

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4th set  GENESIS 『The Lamb Lies Down On Broadway』


ホドロフスキーは、ピーター・ゲイブリエルにも音楽をオファーしていたと言う。1974〜1975年のゲイブリエルと言えば、ジェネシス在籍時。彼のグループ脱退の原因となった問題作にして賛否両論作、しかも当時2枚組という大作だったのが、この『幻惑のプロードウェイ』というアルバムだ。シュールな内面探索ストーリーの一大コンセプト・アルバムに仕上がっている。これ以前からジェネシスは、古いイギリスの童話などを題材に、曲もドラマチックに書き上げられた大曲が多かったが、ここに来て遂に爆発したと言うべき作品だ。プログレの異名を決定づけてもいる。後のポップス・グループとしてのジェネシスからすれば難解でおどろおどろしいかもしれない。超絶技巧のバンドアンサンブルとともに、ライヴも演劇仕立てで物語風の曲を視覚的にも広げていた。この大作を制作当時のゲイブリエルが、深層心理学者ユングに傾倒していたのは有名。そんなジェネシスの中核であるゲイブリエルにオファーをするホドロフスキーの感性の鋭さには、大いに納得させられる。映画ファン、もしくはホドロフスキー流に言えば、『ホーリーマウンテン』がそのまま音楽になったような作品だ。聴き応え、ズッシリ。初期ジェネシスの神髄作。
解説 by MMMatsumoto



MMMatsumoto 「すごい難解だっていう評価で、賛否両論分かれてしまったんですね」
mito 「ピーター・ガブリエルって、今だったらディズニー映画で主題歌書いてるぐらいの人ですよね」
MMMatsumoto 「そうですそうです」
mito 「アートと音楽って当時そんなに区別ないじゃないですか。今だったらビョークとか」
MMMatsumoto 「そうですね、ビョークとか分かりやすい例だと思いますね。ああいう表現の仕方がプログレッシヴだという。何か欲求があって、ペンを取れば作家、楽器を取ればミュージシャン、絵の具を取れば画家と呼ばれるっていうだけの話だから」
mito 「“雑多とユーモア”のところって、今日本のドラマとか音楽が消極化してる中で、アニメっていうのはそういうところを上手く使ってすごく面白い話に拡張出来てるんですよ。それがあるから今のアニメ文化は勢いがある、という気がする。極論を言ってしまえば“極端であるモノのかっこよさ”っていうのは受け継がれてるなぁと」

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【今月のMARQUEE】

MARQUEE Vol.104  [2014年8月10日 発売]

今回の表紙&第一特集は、本誌初の乃木坂46。詞曲クオリティと、MVに代表されるクリエイティヴの高さが、実は既存アイドル枠を悠々突破しながら、歴然と、いや純正にアイドルである乃木坂46を、25ページに渡って展開しました。歴代センターの生駒里奈さん、白石麻衣さん、堀未央奈さん、西野七瀬さんでの12P撮り下ろし&インタビュー&総文に始まり、演技派でもある彼女達の舞台『16人のプリンシパル』リポ&考察、MV監督の一人である柳沢翔氏への掘り下げインタビュー&コンテ掲載、アンダーライブのリポート、川後陽菜さんの単独撮り下ろし&乃木坂46ヒストリーインタビュー、全ディスク解説、の構成です。裏表紙&第二特集は、視聴覚ユニット・みみめめMIMI。初ライヴにして実体を明かすまでをリハーサルの段階からドキュメントに追った写真とリポートで。そして待望の1stアルバムについてロングインタビューも掲載。巻頭特集は11P拡大版で、新アイドルレーベル『Stand-Up! Records』を特集。その内訳は、撮り下ろし&インタビューでアフィリア・サーガ、そしてアイドルカレッジ、青SHUN学園、更には「アイドルの未来を初めて具体的に描いた」画期的な当レーベルの構想について、統括プロデューサーの志倉千代丸氏が語ります。巻末特集にはSuG。ニューシングルの撮り下ろし&グループインタビューに加え、SuG武瑠くんとアーバンギャルド松永天馬氏が“創作”についてのフリートークを掲載しています。その他、大充実アルバムのチームしゃちほこを撮り下ろし&インタビューで計6P。人気モデルで女子ファンも多い5人組・夢みるアドレセンスも計6P。こちらは個別インタビューです。そして東京パフォーマンスドールの世界レベルの表現「PLAY×LIVE『1×0』」(プレイライブ「ワンバイゼロ」)のリポート&考察。Dorothy Little Happyはまず「私のお気に入り、ドロシー」と題して、アイドル15人からのコメントを掲載。インタビューも掲載です。そのドロシーの高橋麻里さんの連載を経て、高橋と寺嶋由芙さんによる期間限定ユニット、ユフマリのインタビュー、続いてソロリリースした寺嶋由芙さん単独インタビューと、彼女の対談新連載もスタート! 一回目はコレオグラファー竹中夏海先生がゲストです。更にNegicco、ひめキュンフルーツ缶、palet、愛乙女★DOLL、Faint★Star、放課後プリンセス、READY TO KISS、バンドじゃないもん!、3776 も掲載。アイドル連載では、でんぱ組.inc・夢眠ねむ(今回のゲスト:妄想キャリブレーション)、GALETTe、Cheeky Parade、ひめキュンフルーツ缶、BELLRING少女ハート・TIRA、ゆるめるモ!、バンドじゃないもん!・恋汐りんご。バンドでは関西の新鋭、BURNOUT SYNDROMESを中とじBOOK IN BOOK形式で計10ページの特集。撮り下ろし&イラスト描き下ろしに、ロングインタビュー。メンバー3名の音楽ルーツも掲載しています。そしてニューアルバムとシングルを同発のPeople In The Box、過去曲をリアレンジ・セルフカバーしたThe brilliant green、黒木渚の渋谷公会堂リポも掲載です。大好評の髭・須藤寿の連載には、バンドじゃないもん!の鈴姫みさこさんと甘夏ゆずさんが登場!

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クラムボン結成20周年記念作品第1弾!初のBlu-rayも登場!

クラムボン 『clammbon music V 集』
 [2014年04月02日 発売]

[DVDはコチラ]
2015年に結成20周年を迎えるクラムボン。20周年企画の第1弾としてリリースされる今作は、ワーナー時代を含めて制作された全てのプロモーションビデオを収録した、クラムボンの魅力を目と耳で堪能できる必携のマストアイテム!
オリジナル・アルバム『2010』リリースの際に収録全13曲分のPVを作成し話題となりましたが、今作にはもちろん全曲収録。また『GO』『世界の中心で、愛をさけぶ』他で知られる行定勲監督が手掛け、公開されるやいなや多くの人々の涙を誘った「幸せ願う彼方から」(出演:安田顕、高橋かおり他)他、2011年両国国技館公演時に限定販売され即完売となった「ある鼓動」や、「Rough & Laugh」(アニメ「しろくまカフェ」OPテーマ)といった人気楽曲まで、メーカーの枠組みを超えて収録。そのうち今回初商品化されるのは19作品、さらに新たに撮りおろされた映像作品も追加収録となります。

この全MV映像作品集を皮切りに、ファンから熱望の声が絶えないバンドスコアの発売や、秋には初となるトリビュートアルバム、さらに来年初頭には実に約5年ぶりとなるオリジナルアルバムをリリースする予定のクラムボン。
そのほか20周年にまつわる様々な企画は、クラムボン20周年特設ページで更新されます。
  20th special site



クラムボン動画コメント!



結成20周年記念作品第2弾は待望のバンドスコア!

祝!結成20周年 愛蔵版 band score 『clammbon GUIDE BOOK』
 [2014年07月07日 発売]

結成20周年企画第2弾はメンバー監修によるバンドスコア『clammbon GUIDE BOOK』。要望の高かったスコアブックが15年ぶりに出版(バンド・スコア集としては初)!
■ デザイン:藤枝憲
■ 表紙写真:太田好治









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