トップ > 音楽CD・DVD > 商品情報 > ロック > UK/インディ > THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTスペシャル・インタビュー!

THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTスペシャル・インタビュー!

2014年5月13日 (火)

THE PAINS OF BEING PURE AT HEARTスペシャル・インタビュー



ご購入はこちら
新作『Days Of Abandon』が好評なTHE PAINS OF BEING PURE AT HEARTのメンバーのインタビューです。
主に、新作についての質問になりましたが、なかなか興味深い内容の回答がいただけました。

前作とは違うアルバムを作りたかったということですが、今回のア ルバムと前作との大きな違いはどのようなものですか?

「このアルバムはエモーションの幅もサウンドの幅もぐっと広がったと思う。前作『ビロング』は 一つのアイデアを10回やったようなレコードだった。それも素晴らしいことなんだよーーでもファ ーストやセカンドと同じことを繰り返すだけだったら、僕が考える「アーティストである意味」が なくなってしまう。これまでやってきたことが成功したから、数年ごとにできるだけうまくそれを 繰り返すべきだ、なんて考えたら、シニカルだし、うぬぼれっぽいしね。僕はこのアルバムの歌詞 とメロディに重みとパワーを持たせたかったし、曲に豊かさと美しさ、可能性を与えたかった。そ れがいいものでも悪いものでも、人間のエモーションの勢いをつかまえたかったんだーーギターは 明るくてクリーンなままに」

『デイズ・オブ・ア バンダン』が完成するまでにどれくらいの時間 がかかりましたか?

「レコーディングしたのは2013年8月の一か月間、場所はここブルックリンで。完成させるのには十 分だけど、考えすぎて、優柔不断のせいでダメにしないだけの時間をかけた。

今作はどういったコンセプトの作品なのでしょうか?

「アイデアとしては、新しい意味でパワフルなレコードを作ろうとしたんだ――単にもっとファズ ・ギターを重ねるんじゃなくて、でも活気があって、感情が爆発するようなポップ・ソングを作る 新しい方法を見つけ出そう、って。サウンドにはリッチな美しさみたいな感覚が欲しかったんだけ ど、曲の本質は歌詞やソングライティングから表れてくるような。ある意味アートワークに象徴さ れてるかもしれない。ぱっと見ると女性たちがうっとり夢見心地でいるような古典的ポーズで描か れてるんだけど、よく見ると第一印象を覆すような不穏で、奇妙な要素が混ざってる。でも全体的 には、表面的なものと底に流れているものがある結果、よりパワフルで深いものになってるんだ」

ちょっと変わったジャケット写真ですね。こちらのジャケットに決 まった経過を教えていただけますか?

「彼女の絵に出会ったときから大好きなんだ。あの作品をアートワークに使うのを許してくれて、 本当に感謝してる。彼女の作品は記憶と意識、夢の境界を探索してる??そして特に、自分では求め ていない記憶や思考、それがいかに人生でよみがえるかにフォーカスしてるんだよね。と同時に彼 女の絵には、表面的な美しさと、その裏にある不安の感覚がある??少なくとも僕が最初にあの絵に 向き合ったときの体験がそうだった。まず、二人の女性(もしくは同じ女性の二つの姿)の古典的 なポーズに惹かれたんだ。一人は学校の机の上でまどろんでいて、一人は音楽を奏でてる。でもも っとよく見ると、牧歌的という感覚を吹き飛ばすような要素がたくさんあるんだ。マスカラで黒く なった涙、割れた卵、こぼれた飲み物、汚れた生理ナプキン、ゴミ袋からは宗教像がのぞいている 。いろんな意味で、最初の美しいイメージと不穏にさせる要素の対立が、今回のアルバムの印象と テーマを写しだしてるんだ」

アルバム・タイトルはElena Ferranteの小説からとられたということですが、残念ながら彼女の事 は日本では殆ど知られておりません。よろしかったら、今回タイトルの由来になった作品がどのよ うな小説なのか教えていただけますでしょうか?

「タイトルはエレーナ・フェランテの小説のタイトル『ザ・デイズ・オブ・アバンドンメント(The Days of Abandonment)』からきてる。文法的には、Abandon(捨てる/放埒/自暴自棄)というの は、Abandonment(放棄)よりずっと幅広い言葉なんだ。うまく日本語に翻訳されるかどうかわから ないけど、英語のAbandonにはAbandonmentのネガティヴな含み??失ったり、置き去りにされたり、 奪われたり、孤立したりするような??も残ってる。でもAbandonは同時に、自由や解放感も意味する んだよね。誰かが何かをAbandonとともにやった、っていうときには、彼女/彼がそれをなんのため らいも抑制もなくやった、って感覚があるんだ。小説自体は高い教育を受けたコスモポリタンな女 性が夫にAbandon=捨てられた後の精神的崩壊を描いてる。彼女がいかに夫の行動を理解しようとし ても、さらに絶望に追い込まれていくだけなんだ。最後には彼女は平静を取り戻し、また人生を歩 み始めるんだけど??新しい恋人を見つけて、家や子どもの世話ができるようになって、友人に頼り っきりでもなくなる。でもその結末にも、彼女はやっぱり普通とされる役割を演じてるだけじゃな いか、っていう感覚が残るんだ」

最近気に入っているグループやアーティストがいましたら教えてく ださい。

「最近スウェーデンのヨーテボリ出身のバンド、Makthaverskanにハマったんだ。名前だけ聞くとハ ードコア・バンドみたいだけど、パワフルでカタルシスのあるポップをやってるんだよね。彼らは 超いい。あと、ザ・ウォー・オン・ドラッグズも好き。僕の母はああいうスタイルのファンだし、 彼らはほんとにいいから勧めようと思ってる。あと、春から夏にかけてアメリカとヨーロッパで Fear of Menとツアーするのにも興奮してる。彼らのデビュー作『Loom』がたぶん、今年聴いたなか ではお気に入りかな。友だちのドリュー・シトロン(元Frankie Rose)は彼女が書いた曲で新しい バンドを始めて、そのBeverlyも超いいよ。あとThe Manhattan Love Suicidesが再結成して、今年 新しいアルバムを出すんだよね。僕が聴いたシングル“ネヴァー・ストップ・ヘイティング・ユー ”はたぶん、彼らが書いたなかで最高の一つだと思う。2007年に彼らが初めてNYに来たとき、ペイ ンズが初めてライヴをやったこともあって、ものすごく興奮してる。元々僕がバンドを始めたいっ て思った大きな影響が彼らだったんだ」

今回のレコーディングについてなにかエピソードはありますか?

「ダニー・テイラー(ZaZa)はポートランドで同じ家で暮らしてたころから親友なんだ。いっしょ に音楽をやってきて、2009年には僕らのEP『ハイヤー・ザン・ザ・スターズ』をプロデュースして 、彼のアパートでレコーディングまでやってくれた。だからダニーがホームスタジオをもっと整備 されたロケーションに移して、いい機材を揃えたときに、それこそレコーディングするにはよりよ い場所だと思ったんだよね。自分たちが友だちとくつろげるような。アルバムからそれが聞こえる かどうかわからないけど、僕らがいっしょに過ごした時間と、そこにいて気まずさのない環境のお かげで、アルバム全体に楽しさ、可能性がある感触が生まれたと思う。音楽自体はときにメランコ リックだけれど、このアルバムを作る経験自体はたぶん、これまででベストだった。それに、スタ ジオに昔のゲーム機のGALAGAがあったから、僕はレコーディングしてないときにはそれで遊べたん だ??かなり上手なんだよ」

プロデューサー/エンジニアは、アンドリュー・サヴール(Andrew Savours )ということですが、 彼のプロデュースはどのようなものだったのでしょうか?

「アンディは素晴らしかった。特にマイ・ブラディ・ヴァレンタインの新作を作ったときのすごい 逸話をいっぱい持ってたからね。アンディとはびっくりするほど気楽にやれたし、彼のアイデアの おかげで僕らが求めていたサウンドを引き出せたと思う。フレッシュでポップなサウンドにしたか ったんだ。どの曲もギターがヘヴィになるのはイヤだったんだけど、ほかのやり方で曲からパワー とエモーションを引き出したかった」

彼(アンドリュー・サヴール)はマイ・ブラッディ・ヴァレンタイン『mbv』もプロデュースして おりますが、『mbv』はお聞きになりましたか?もしよかったら感想もお願いします。

「うん、グレイトだった! だって、ニルヴァーナが『イン・ユートロ』をリリースせずに、『ネ ヴァーマインド』に続くアルバムを出すのを想像してみてほしい。ファーストのファンをがっかり させずに、でも同じようなことはやっちゃダメなんだよ。僕が思うに、マイ・ブラディ・ヴァレン タインは彼らにしかない、伝説的なソングライティングとプロダクションという側面は失わないま ま、同時に新しいアイデアを押し出すっていう驚異的なことを成し遂げた。ファンを満足させなが ら革新性のあるものを作るって、ものすごく難しいからね??特に、史上もっとも人気を集めた、革 新的なレコードの一枚を作って、その20年以上あとにまたそれをやるんだから。でも彼らはそれを 成し遂げたと思う」

今後の予定について具体的に教えてください。

「『デイズ・オブ・アバンドン』がアメリカでは5月13日、UKとヨーロッパでは6月2日にリリースさ れる。だからツアーが木曜から始まるんだ(これを書いてるのは月曜)。いっしょに回るのは友だ ちのFear of MenとAblebody(ペインズでプレイしてるクリストフとアントン・ホーホハイム)がア メリカで1か月、ヨーロッパで1か月。その二つのツアーのあとでフジ・ロックに行くんだ。最高に 興奮してるし、あんなにすごいフェスティヴァルに参加できるなんて誇らしいよ」
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

国内盤

Days Of Abandon

CD

Days Of Abandon

The Pains Of Being Pure At Heart

価格(税込) : ¥2,376
会員価格(税込) : ¥2,186

発売日:2014年05月07日
在庫あり

  • ポイント 1 倍
    欲しい物リストに入れる

%%header%%閉じる

%%message%%

輸入盤

Days Of Abandon

CD 輸入盤

Days Of Abandon

The Pains Of Being Pure At Heart

価格(税込) : ¥2,268
会員価格(税込) : ¥1,760

発売日:2014年05月20日
通常ご注文後 8-15日 以内に入荷予定

  • ポイント 1 倍
    欲しい物リストに入れる

%%header%%閉じる

%%message%%

輸入盤LP

Days Of Abandon (180グラム重量盤レコード)

LPレコード 輸入盤

Days Of Abandon (180グラム重量盤レコード)

The Pains Of Being Pure At Heart

価格(税込) : ¥3,013
会員価格(税込) : ¥2,772
まとめ買い価格(税込) : ¥2,410

発売日:2014年05月20日
通常ご注文後 8-15日 以内に入荷予定

  • ポイント 1 倍
    欲しい物リストに入れる

%%header%%閉じる

%%message%%

フィーチャー商品