ローテンベルガー/ベルク『ルル』
2013年3月20日 (水)
ベルク:『ルル』(2幕版)ローテンベルガー、ブランケンハイム、マイアー、ボルイ、他
ルートヴィヒ&ハンブルク国立
『ルル』初期の名盤が「エレクトローラ・コレクション」から登場。この演奏は1968年にエレクトローラによりステレオ録音されたもので、指揮はワーグナーやマーラー作品でも活躍していたレオポルト・ルートヴィヒ[1908-1979]が担当。オーケストラのハンブルク国立フィルは、ハンブルク国立歌劇場のオーケストラで、ハンブルク国立歌劇場は、ドイツ初演後間もない1957年から長期に渡って『ルル』に取り組んできた進取の精神に富むオペラハウスでもありました。
そうした当時唯一の豊富な上演実績を背景にレコーディングされたのがこの演奏で、ルル役はアンネリーゼ・ローテンベルガー、画家役はエルヴィン・ヴォールファールト、シェーン博士役はトニ・ブランケンハイム、ゲシュヴィッツ伯爵令嬢役はケルスティン・マイアー、アルヴァ役はゲルハルト・ウンガー、猛獣使い役はベンノ・クッシェ、そしてシゴルヒ役はキム・ボルイという豪華なキャスティングも注目されるところです。
ちなみに同じ1968年2月には、カール・ベーム[1894-1981]がベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団を指揮してリアーやフィッシャー=ディースカウらとドイツ・グラモフォンにレコーディングをおこなっていました。両者は対照的ともいえる仕上がりをみせるもので、表現主義的とも言えるリアーの歌を気迫に満ちた音楽で支えるベーム盤に対し、このルートヴィヒ盤は、最高のルルと称えられた艶麗なローテンベルガーを中心に鮮烈な演奏を展開する面白さが聴きものとなっています。
ローテンベルガーは、若い頃には細身の軽やかな歌唱で知られ、リリック・ソプラノそのものといった感じでしたが、やがて声に重みが備わってくると、持ち前の愛らしい歌い回しを生かしながら、演技感覚の鋭さも示して、このルルのようなドラマティックな役柄もこなすようになります。
【ローテンベルガー・プロフィール】アンネリーゼ・ローテンベルガーは、1926年6月19日、マンハイムに生まれたドイツのリリック・ソプラノ歌手。マンハイムの音楽院でエリカ・ミュラーに声楽を師事した彼女は、1943年、コブレンツ市立劇場でデビューし、歌手と俳優として契約します。
戦後、1946年に演出家ギュンター・レンネルトによってハンブルク国立歌劇場に招かれ、1955年まで同劇場に所属、座付きアンサンブルの一員として、海外公演や放送などに活躍します。
その間、1953年にはウィーン国立歌劇場に出演し、以後定期的に呼ばれるようになり、さらに1954年にはザルツブルク音楽祭にも招待されています。
1956年になるとライン・ドイツ・オペラと契約しますが、2年後の1958年、ウィーン国立歌劇場と契約し、以後の華々しい活動に繋がって行きます。1960年には、ミラノ・スカラ座とメトロポリタン歌劇場の両方にデビューして成功を収め、その後各国の劇場に出演していますが、やがてオペレッタ映画やテレビでの活躍も増え、自身の番組を持って長年に渡って人気を博すなど、ドイツの国民的スターといえる存在になっていました。
その後、1980年代に癌を発症したため、舞台やテレビから引退していますが、癌はその後快方に向かい、20年ほどは通常の生活を送ったのち、2010年5月24日、スイス、ボーデン湖そばの自宅近く、ミュンスターリンゲンの病院で亡くなっています。(HMV)
【収録情報】
・ベルク:歌劇『ルル』2幕版全曲 [126:41]
アンネリーゼ・ローテンベルガー(ソプラノ:ルル)
トニ・ブランケンハイム(バリトン:シェーン博士)
ゲルハルト・ウンガー(テノール:アルヴァ)
ケルスティン・マイアー(メゾ・ソプラノ:ゲシュヴィッツ伯爵令嬢)
エルヴィン・ヴォールファールト(テノール:画家)
キム・ボルイ(バス:シゴルヒ)
ベンノ・クッシェ(バス:猛獣使い、ロドリーゴ)
エルンスト・ヴェント(医事顧問官)
マリア・フォン・イロスファイ(アルト:劇場の衣装係)
ユルゲン・フェルスター(テノール:公爵)
エリーザベト・シュタイナー(学生)
カール・オットー(バス:劇場支配人)
クルト・マルシュナー(バリトン:召使)
ロルフ・マメーロ(切り裂きジャック)
ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団
レオポルト・ルートヴィヒ(指揮)
録音時期:1968年2月16-19日、3月15日
録音場所:ハンブルク国立歌劇場
録音方式:ステレオ(アナログ)
オペラ最新商品・チケット情報
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
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輸入盤
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