【連載】Lyu:Lyu 「心的ジスキネジア解体新書」 第二回
Monday, March 4th 2013


どうもはじめまして。Lyu:Lyuのベース担当の純市です。
Lyu:Lyuとは2008年から結成して活動してきたバンドなのですが このたび3月20日に初のフルアルバム「君と僕と世界の心的ジスキネジア」 をリリースすることになりました。
CD発売にあたってコラムを書かせていただくことになりました。
自分はコラムってものをそんなに分かってないんですが 今回は楽曲についての解説をさせていただきました。
よろしくおねがいします。

この曲は前作の「プシュケの血の跡」に収録されていたものをレコーディングし直して収録しました。
もともとはゼロの状態からメンバー3人で音を出し合ってコード進行や展開を作っていきました。
完成にはそれほど時間はかかりませんでしたね。
曲最後のアウトロ部分ではちょっとベタすぎるんじゃないかと3人で笑って制作していたことをおぼえています。
前回にくらべてベースの音に少し歪みを足したりなど工夫をしました。
(Ba.純市)

過去の作品『太陽になろうとした鵺』からの再録です。楽器も歌も全て録音し直しています。
今だから言える事ですが、この曲は元々、ボツになりかけていた曲でした。
その当時、バンドの新曲としてこの曲のひな形をバンドへ持っていき、全員でアレンジを考えながら曲を仕上げていったのですが、自分を含めてその時の自分達の力では、この曲を上手くまとめる事が出来ず、 それでも無理矢理ライブで演奏しましたが、結果は散々。一度だけ演奏したのちに、この曲はずっとバンドの間で封印された曲になっていました。
その後もう一度ゼロからアレンジを煮詰め直し、この曲に対する三人の認識を一致させ、これならいける、という所まで持ってくる事ができたのですが、もしそれが出来なければ、この曲はバンドの楽曲としては永遠に日の目を浴びる事は無かったかも知れません。
前回のレコーディングでも、狙った表現にならなかった部分が多々有り、それも今回で全て解消してやろうという気合いで望んだ曲です。
出来上がったあと、メンバーと「これでやっと普通にこの曲を聴いて感動できる」と胸を撫で下ろしました。
自分がどこまで行っても結局「普通の人間」だった事の、絶望の歌です。
(Vo/Gt.コヤマヒデカズ)

この曲を最初にデモで聞いた時点からのイメージ通り、なるべくチープでビンテージ感のあるサウンドにしたいと話してました。 今までの、Lyu:Lyuとしてのサウンドからは大分差がある所でどう感じてもらえるかという不安もすごくありましたけど…
とにかくまずはストレートに曲が持っている暖かさをサウンド面からもしっかり出して行きたいと、その反面刺激的な歌詞がより前に出るようなシンプルな構成にしようという方向でバンド全体で決めて行きました。
このアルバム制作からバンドとしての思考も今までのバンドイメージにとらわれず、どんどん違うジャンルや曲調も三人で昇華していけるんじゃないかと思えるようになってきて、その上での良い叩き台になった曲なんじゃないかなと。そう思います。
(Dr.有田清幸)

この曲はかなり制作初期で出来た曲ですね。
バンドでベースラインを元にゼロから作りました。
楽器でのオケ部分だけ先に作って歌詞とメロをコヤマが考える Lyu:Lyuの曲作りのある種スタンダードというか、こういう勢いのある曲はバンドで一気に作り上げるパターンが多いんですよね。
だから最初のデモの構成自体は2時間くらいで出来ちゃったりするっていう…
後は歌を乗せてからの変更なんかもありますけど。
でもこれは殆ど変更なしだったかな?
1番は曲中盤でやってるリズムアレンジですね。
ギターがループフレーズを、ベースラインがテーマを、ドラムは二拍子のアクセントで決めて行くっていうのは俺のアイデアです(ドヤ顔)
たしか…(笑)
実はライブでも先にやってやろうと試みた唯一の曲でもあったりします。
結局やらなかったんだよな…
イントロからAメロまでのエフェクト部分はミックスからのアイデアでした 無難にイントロだけかける所をエンジニアさんのアイデアで現在のばしょになったっていう その分すごくドキッとするアレンジに仕上がったと思います。
(Dr.有田清幸)
Lyu:Lyu 過去作品
ナノウ 過去作品

new album

Lyu:Lyu 『君と僕と世界の心的ジスキネジア』 3月20日発売
収録楽曲
- 01. 神経町A10街
- 02. 黒煙
- 03. 回転
- 04. 梗塞
- 05. アノニマス
- 06. 文学少年の憂鬱
- 07. 君から電話が来たよ
- 08. Destrudo
- 09. Y
- 10. 暁
- 11. ヒビ
- 12. それは或る夜の出来事
商品レビュー
Lyu:Lyu 待望の1stフルアルバム「君と僕と世界の心的ジスキネジア」発売決定!! ストレイシープの代弁者、コヤマヒデカズが発する絶望的ともみられる言葉の連続の中に微かな希望をリアルに描き出したこれまで以上の作品。 アルバムの内容は新曲9曲に加え、これまでの彼らの代表曲である『暁』『文学少年の憂鬱』『アノニマス』を再レコーディングし収録。 CDジャケットには今話題の女性ライブ・ペインティング・アーティスト、フクザワ氏の書き下ろしイラストを採用。
2008年、Voのコヤマヒデカズが同じ学校の卒業生であるBaの純市とDrの有田清幸に声をかけバンド結成、2009年にLyu:Lyuとして本格的に活動開始。退廃的な世界と攻撃的な楽曲が試聴サイトやライブ会場で話題となり、2010年8月、1stミニアルバム「32:43」にてインディーズデビュー。このアルバムがオリコン主催による一般リスナーが選ぶネクストブレイクアーティストに選ばれる。 絶望的ともみられる言葉の連続の中に微かな希望をリアルに描写するVoコヤマの圧倒的な世界が貫かれたスリーピース・エモーショナル・ロックバンド。





