初登場!Mary's Blood / Saki!
Wednesday, December 26th 2012
最新コメントアップ(12/26)!

Mary's Blood と Re:MAKER でギターを弾いている Saki です!
チャッキーって呼んでね。
はじめてのコラムなので簡単に自己紹介をします。
好きなことはホラー、ミステリーなどの映画、ドラマを見ること、本を読むこと、プロレスを観ることなどです。最近はミーハーっぷりを発揮してジョジョとエヴァンゲリオンを見たり読んだり、といった感じです。最近は時間が無くて出来ていないけど油彩、水彩の絵を描いたりジグソーパズルを組んだりとか。興味にあることはとりあえずやってみるタイプの人間です。ギターは中学生からクラシックギター、エレキギターを始めました。きっかけは QUEEN と 聖飢魔II、といったところでしょうか。
さて、去る11月21日に Mary's Blood の 2nd ミニアルバム、「SCARLET」 が発売になりました!
ご購入して下さった皆様、誠にありがとうございます!
まだ買ってないぞという方は是非この機会に PV や、HP での全曲試聴も可能ですのでチェックしてみて頂いて、もしお気に召したら CD コレクションの中に収めてもらえると嬉しいです。自分のレコーディング時のモットーが「やりすぎぐらいが丁度いい」でして、今回も色々と盛り込んでみていますからそのあたりを聴き込んで頂けたらと思います。
前回の MARI さんコラムとは正反対ですけども(笑)
まぁまだ色々盛り込みたい時期なのでご容赦を。そんな風に自分の想いや演奏が詰まった曲達をライヴで演奏出来るということに日々喜びを感じています。聴いてくれた人やライヴを観てくれた人がそんな想いを少しでも共有してくれたら良いな、と思っています。
|
少し今回のミニアルバムに収録した曲について書いてみます。この 『SCARLET』 の中で私が作曲したのは2曲目の 「Burning Blaze」 と4曲目の 「Shout the Truth」 です。「Burning Blaze」 は思いっきりメタル!な曲にしたいと思って心の赴くままに弾いてみました。ライブでは皆で一緒に頭振りたい曲ですね。サビも是非覚えて歌って頂きたい曲です! PV も制作しましたので、そっちもチェックして頂ければと思います。こちらはヘヴィメタルで街興しなる企画を行っている神奈川県川崎市宮前区で撮影をさせて頂きました。この曲で個人的に弾いていて気持ちいいポイントは曲中のリフですかね…。まぁ全部楽しいんですが。全てが心の赴くままなので(笑) |
「Shout the Truth」 は Mary's Blood に入って初めて作った曲で、こういうリズムというかビート感の曲も EYE ちゃんの歌にハマるんじゃないかなと思って作ったんです。ライブではサビで手を振るのがこの曲の楽しいトコロの一つではないかなと思います。是非 EYE ちゃんと一緒に手を振って欲しいです!あとはメンバーのソロ回しコーナーもありますのでライブで楽しんで貰えると嬉しいなあ、と。基本的にここはアドリブで弾いていますので。曲を作る上で2曲ともに共通して大事にしたかったのはサビを盛り上げることなので、歌って貰えたり手を振って貰えたりしてるのをステージから見られると本当に幸せな気持ちになります。

まず最初に好きになったのは QUEEN のブライアン・メイです。父が元々70~80'sの洋楽が好きなこともあり、なんとなく家で聞いていたようですがハマったのは中学生の頃。学校のクラシックギター部に入部した頃です。そもそも私の通っていた中学校には軽音楽系の部活がなくて小学校の時からそのまま吹奏楽部に所属していたのですが、ある時ギター部に所属していた友達に同じ学年の女子がいないから合宿に来てよ、と誘われて合宿に参加したのがきっかけでした。その部活ではサザンオールスターズとかスピッツのような邦楽から BEATLES のような洋楽もレパートリーとして演奏していたので、その頃から洋楽ロックやポップスに興味を持って聴くようになっていきました。それで父が学生時代に録っていた「ベストヒットUSA」とかのテープを観たり聴いたりしていた中で DONNA SUMMER や CHARLENE、PROPAGANDA とかを好きになったんですが、同時に好きになったロックバンドが QUEEN や ASIA だったり RAINBOW であったり WHITESNAKE でありました。あ、DEEP PURPLE は父がテープを持っていなかったんです(笑)

QUEEN
QUEEN といえばちょっと語弊があるかもしれませんが、ゴテゴテしたロックといいますか、コーラスやギターワークの作り込まれたロックの先駆者というイメージの強いバンドではないでしょうか。勿論 BEATLES や PINK FLOYD、LED ZEPPELIN のようにロックに対してサイケ、クラシック、フォークのような沢山のジャンルの音楽を取り入れて曲を制作したバンドは QUEEN 以前にもいました。ですが個人的な見解としてオペラ、クラシックの要素を非常に上手く取り入れ、聴き易い短めのサイズの曲にポップセンスを持って完成させたのは QUEEN がその先駆けでなかったのではないかと思います。
例えばかの有名な 「Bohemian Rhapsody」 も当時としては長尺の6分ですが、美しいコーラスからの幕開け、そしてそのままバラード、叙情的なギターソロ、一風変わったオペラ風に多重録音されたパートからのストレートなロックンロール、ドラマティックな最後まで、落ちることのない全てのパートで増していく勢いによって長さを感じさせずに駆け抜けていきます。もちろんそうしたオペラ的な要素を持った曲だったり 「Killer Queen」 のような美しく、時には妖しげで耽美な雰囲気を持った少し変わったロックだけでなく、耳にする機会の多いだろう 「We will Rock You」、「Don't Stop Me Now」 や 「We Are The Champions」 のようにストレートなロックンロール、王道のバラードの有名曲も QUEEN にはたくさんあります。後から知るにつれてこの曲も QUEEN の曲だったんだ!という驚きが多いバンドではないでしょうか。少し前にもキムタク主演のドラマで 「I Was Born To Love You」 も主題歌になって、一時期ブームになりましたよね。この曲は厳密には QUEEN の曲ではなくボーカルのフレディ・マーキュリーのソロで発表された曲ですが、バンドアレンジを QUEEN のメンバーが行って再発表された曲です。
前置きが長くなりましたがその QUEEN で所謂分かり易いロック的な部分を担ったのがギターのブライアン・メイです。分かり易いと言っても彼は計算された多重録音、ギターオーケストレーションの天才です。幾重にも重ねられ、凝っていながらも聞き辛さの一切無いギターメロディの美しいハモり、歌や曲を邪魔しないフレーズ………その一つ一つが完璧なバランスで作り上げられています。本当に全てが素晴らしいの一言です!
そして何より特筆すべきは自作のギターであるレッド・スペシャルの美しいトーンとブライアンのチョーキング、ビブラートでしょう。あの嫌味がない大きさの音幅で揺れ、繊細でいてきちんと耳に残るビブラート。あんなビブラートとチョーキングが私の理想です。というか全てのギタリストの理想であるべき、と断言します。偉そうに!(笑)
あの独特なトーンをもたらしているのはそもそものレッド・スペシャルの出自が関係しているでしょう。レッド・スペシャルはブライアンとお父様の共作のギターです。お家の暖炉の木から切り出して制作されたんですよ。これって有名なエピソードだと思っていたら、ご存知ない方もいるそうでビックリ!ぜひこの機会に覚えておいて下さい(笑)
そしてもう一つブライアンといえば忘れてはいけないのはその「ピック」。ギターはピックで弾くもの、って実に当たり前のことだと思いますがブライアンは演奏にピックを使いません。6ペンス硬貨を使っているのです。そんなギタリスト、他には聞いたことありません。それがあの独特な硬質的な音を作り出しているのでしょう。
私のお気に入りは間奏からの流れです。フラメンコギターのパートからエレキギターのパートへの流れていく展開が最高すぎて毎回興奮しますね。勢いあるギターソロ、ギターのハモりに入っていくあの瞬間。レッド・スペシャルのあの独特のトーンは唯一無二の存在感を放っています。 "We'll keep on trying, till the end of time (我々は最後まで挑戦し続けるだろう)" と繰り返される歌詞もグッときますよね。このアルバムを完成させた数ヶ月後にフレディはこの世を去るのですから。
このアルバムの最後に収録されている 「The Show Must Go On」 なんてもうタイトルからして想いが伝わって来ます。フレディの絶唱もさることながら、この曲のギターもまさに完璧と言うほか無いでしょう。2番の歌の裏で流れるギターフレーズの美しさたるや。ブライアンはプレイのルーツをブルーズに持っていますのでペンタトニックのフレーズに溢れるブルージーさがかっこいい!チョーキングやビブラートの上手さもそこから来ているのでしょう。
余談ですが QUEEN 、そしてブライアンのギターは実に様々なバンドに影響を与えています。最近だと My Chemical Romance の 『ザ・ブラック・パレード(The Black Parade)』(2006) の 「Welcome to The Black Parade」 は QUEEN への愛を感じられる曲で、オーケストレーションに非常に QUEEN っぽさ、ブライアンへの敬意を感じますので是非聴いてみて下さい。
日本ですと間違いなくすかんちは最も QUEEN への愛を表現しているバンドではないかと思います。 ROLLY さんのギターや曲は随所に QUEEN 愛や LED ZEPPELIN 愛を感じますから。フレディのようにダイヤ柄のタイツでライブに登場したこともありますし、確か 『恋の薔薇薔薇殺人事件』(1992) のライナーノーツにはフレディの家を訪れた様子も書かれていたような。 QUEEN 好きな方は 『OPERA』(1993) を聴いてみてはどうでしょう。で、オススメといえば……って、すかんちについて始めると、恐らくこのコラムは1万字を軽く超える大作になってしまいますので割愛します…。ていうか既に物凄い字数だけど…担当者様本当にごめんなさい。愛が止まりません。
そうそう、高校生の時の話ですが。 ROLLY さんのアコースティックギターセミナーでたまたま壇上に上がる機会があった時、 QUEEN の 「Hammer To Fall」 を弾いたんですが、 ROLLY さんがフレディの真似をしながら横で歌ってくれたんです!あれはとっても嬉しかったなぁ。 QUEEN を好きでいて本当に良かったなぁ、と心から思った瞬間です。渋いですねぇ!と声をかけて頂いたんです。それからずっと ROLLY さんのことは特別大好きです(笑)
私が人生で初めてライヴを見たアーティストは QUEEN で、そのライブは QUEEN + Paul Rodgers の来日公演の横浜アリーナでした。厳密には QUEEN ではありませんが、初めて生で聴く QUEEN の曲、ブライアンのギターはそれはそれは感動するものでした。 「Crazy Little Thing Called Love」 での “Hey!Freddie!” という掛け声。今でもあの感動をついさっきのことのように思い出します。確かあのライブでブライアンは泣いたんじゃなかったかな。あの時からもう QUEEN は来日してませんが、現在もアダム・ランバートと一緒にライブを行っていますから是非来日して欲しいです。もちろんあれは QUEEN じゃない!という方のご意見も分かりますが、リアルタイムで観ることの出来なかった自分として一回でも多く生でロジャーとブライアンの演奏を観たいです。ロンドンオリンピックの閉会式も Jessie J とコラボレーションでライブを披露していましたね。あれもとっても嬉しかった!
あぁ、全然語り足りない!(笑)
・・ですがひとまずここまでで。
どれだけ QUEEN を、ブライアン・メイのギターを愛しているか伝わりましたでしょうか。もうやめてくれって感じでしょうかね…。そういえば今年のフレディの誕生日に新橋の駅前で誕生日イベントがあったんですが、そちらの模様がその当時にちらっとテレビで流れてました。私を見つけた方はいたかなあ?(笑)
そんな私の参加している Mary's Blood の 『SCARLET』、 Re:MAKER の 『neo-invasion』 ともにチェックしてみて下さいね、という話で書き出したのにどうしてこんなに長くなってしまったのか(笑)
また機会があったらお会いしましょう、次は悪魔のお話でも。
ではサラバダ〜♪
Saki
●2012/12/14(金)
「ASRA / e:cho 共同企画 "神空〜第二幕〜"」
会場 : 吉祥寺 CRESCENDO
●2012/12/18(火)
『WOMEN'S POWER SPECIAL 2012』
会場 : 渋谷 O-WEST
●2013/01/13(日)
『nonLinear Metal DynamiX Vol.11』
会場 : 静岡 Sunash

こちらにメンバー全員のサインが入ります!
【HMV オリジナル特典:メンバー直筆サイン入り短冊ポスター】(折らずに発送!)
11月21日発売の Mary's Blood 「SCARLET」 をお買い上げのお客様に HMV オリジナル特典『メンバー直筆サイン入り短冊ポスター』(182mm×515mm)を先着でお付けします!
※こちらのポスターは発送の際に折らずに巻いた状態で発送します。
※※特典は無くなり次第終了となります。予めご了承下さい。
※※
※HMVストア(店舗)でも初回入荷分にお付け出来る事になりました(先着ですので無くなり次第終了です)。
Mary's Blood 関連 Links
|
Heavy Rock & MetalLatest Items / Tickets Information
for Bronze / Gold / Platinum Stage.
待望の2ndミニ・アルバム!HMV オリ特は直筆サイン入り短冊形ポスター!
%%header%%![]()
%%message%%

ライヴDVD(2011年12月のライヴ)
my LASTGAME -2011/12/11 SHIBUYA TAKE OFF 7
Mary's Blood
Price (tax incl.):
¥2,619
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥2,122
%%header%%![]()
%%message%%

%%header%%![]()
%%message%%

2011年発表、1stミニアルバム
%%header%%![]()
%%message%%

SAKI 参加作品
neo-invasion
Re: MAKER
Price (tax incl.):
¥1,572
Member Price
(tax incl.):
¥1,447
Multi Buy Price
(tax incl.):
¥1,337
%%header%%![]()
%%message%%


